UKロック・バンドblurのドキュメンタリー・フィルム『blur:To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド』と、コンサート・フィルム『blur:Live At Wembley Stadium/ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』が2025年1月より公開されることが決定した。
【写真を見る】海辺で談笑するデーモン・アルバーンとアレックス・ジェームス
イギリスで最も大きく、最も愛されているバンドの1つであるblur。1991年に「Leisureデビューし、1993年の「Modern Life Is Rubbish」を経て、7作連続で全英1位を獲得した1994年の「Parklife」、1995年の「The Great Escape」、1997年の「Blur」、1999年の「13」、2003年の「Think Tank」、2015年の「The Magic Whip」、2023年の「The Ballad of Darren」など9枚のスタジオ・アルバムをリリースし、「Country House」、「Beetlebum」の2作の1位を含むトップ10シングルの数々で、イギリスのポピュラー音楽のサウンドに革命を起こし、バンドを国内外で大衆的な人気へと押し上げた。また、NME Awardsを10回、Q Awardsを6回、BRIT Awardsを5回、Ivor Novello Awardを受賞し、世界中の何万人ものファンの前でライヴを開催してきた。
『blur:To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド』では、そんなblurが、昨年2023年7月に8年ぶりのとなるニュー・アルバム「The Ballad of Darren」で復活を遂げ、1位を獲得した時期における、バンドの物語の最新章を描く。新曲をレコーディングするため、2023年初頭に集まった4人の友人であり、30年来のバンド仲間である彼らのユニークな関係を捉えた映画となっている。一方、彼らが2023年7月に15万人のファンを前に、バンド史上初となるロンドンのウェンブリー・スタジアムにて楽曲を披露した、バンドの歴史的なライヴを描く『blur:Live At Wembley Stadium/ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』。一世一代のパフォーマンスで、批評家から5つ星の評価で絶賛された、2時間の映画となる。
今回解禁された場面写真には、『blur:To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド』から、レコーディング中に海辺で談笑する、ヴォーカルのデーモン・アルバーンとベースのアレックス・ジェームスの2人と、『blur:Live At Wembley Stadium/ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』から、ライヴ中に客を鼓舞するアルバーンの姿と、バンドの両面を感じることのできるシーンが写されている。
日本ではSummer Sonic 2023でのヘッドライナーの記憶も新しいblur。UKロックの伝説はスクリーンでどのように映しだされるのか?続報に期待したい。
文/サンクレイオ翼
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