「結婚はゴールではない」とはよく言ったもので、夫婦関係を維持することの難しさに、結婚してから気づく人も多いのではないでしょうか。しかしなかには、何年経ってもラブラブな夫婦は存在します。円満な夫婦に話を聞くと、ずっと仲良しでいるためにお互いにルールを決めている人たちもいるようです。今回は「ラブラブな夫婦が実践しているルール」を聞いてきました。
定期的に外食デートをする
「どんなにお互い忙しくても、2週間に一回は外食デートをしようと夫婦で約束しています。やっぱり外で食事すると、家のなかでご飯を食べるのとは全然雰囲気が違って、新鮮な気持ちになれます。それに家のなかでは手を繋ぐことはありませんが、外でデートするときは手を繋いで歩くようにしているので、少しだけ結婚前のような気持ちに戻れるんです。
結婚するとお互いに当たり前の存在になってしまい、男女の感覚ではなくなってしまいがち。だからこそ定期的に外でデートをすることが大切だと思っています」(愛梨/34歳/化粧品メーカー)
「恋愛感情は3年で冷める」という定説がありますが、夫婦がいつまでも恋人同士のようなときめきを維持し続けるのには、それなりの努力が必要。定期的に外でデートするルールを設けるのは得策かもしれません。
何年経ってもラブラブなカップルを見ていると、たまに飲みに行ったり、休日に買い物に出かけたりと、家以外の場所でも時間を共有している人たちが多いです。
喧嘩を持ち越さない
「結婚するときにいくつかのルールを決めたんですが、そのなかに『喧嘩を翌日に持ち越さない』という約束があります。お互いに意見が食い違ってぶつかることはたびたびありますが、納得するまでとことん話し合って、自分が悪いと思ったら素直に謝る。早めに仲直りをして、翌日まで持ち越さない…というルールをお互いにちゃんと守っているので、夫婦仲は良いと思います。
周りの離婚した夫婦を見ていると、『喧嘩の原因を放置していたら、どちらかの不満が溜まって爆発したケース』がけっこう多いんです。喧嘩をしたら、問題から目を背けずにとことん話し合うことをおすすめします」(雪乃/33歳/PR)
夫婦として毎日一緒にいれば、当然喧嘩をすることもあるでしょう。しかし長続きカップルの多くが「喧嘩を持ち越さない」というルールを実践しています。
ただ仲直りをするだけではなく、喧嘩の原因となった問題を放置せずに話し合うことが大事。なかには、本音を口にせず不満をぐっと飲み込んでしまうタイプの人もいるので、気づいたら小さな不満が恨みになって、取り返しがつかない状態になっていた…というケースもありえます。
お互いにどうしても意見を変えられないこともあるかもしれませんが、思いやりさえあれば歩み寄ったり、冷静になって考え直すことができるはず。夫婦円満を維持するために何より大切なのは、相手への思いやりなのかもしれません。
スキンシップをとって甘え合う
「夫婦がずっとラブラブでいるために一番重要なのは、スキンシップだと思っています。ずっと恋人感覚でいられるし、喧嘩をしたり、イライラすることがあってもスキンシップで大体解決します(笑)。
結婚してからもベタベタしてお互いに甘え合うことが多いですね。おかげでうちは、レスとも無縁です」(里香/34歳/出版社)
レスに悩む夫婦も多いですが、ちょっとしたスキンシップを日常的に心がけるだけでも、レスの防止につながるのかもしれません。気づけばもうしばらく手も触れていない…という人は、さりげないスキンシップから始めてみるといいのかも。
一緒にいる時間が長くなるにつれてドライな空気感になりがちですが、たまに可愛く甘えてみるのも良さそうです。
以上、「ラブラブな夫婦が実践しているルール」を紹介しました。
最初はどんなに燃え上がっていた男女でも、夫婦として過ごす時間が長くなると結婚当初の情熱は失われていくもの。仕方ない…と割り切ることもできますが、お互いにほんの少しの努力をするだけで、ずっとラブラブでいることも可能なようです。
夫婦で話し合い、二人だけのルールを決めてみるというのもいいかもしれません。
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文・小澤サチエ
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