1954年に記念すべきシリーズ第1作目の映画が公開されてから今年でちょうど70周年を迎えた ”怪獣王” ゴジラ。そのゴジラが観光特使を務める新宿区と、ふるさと納税とのコラボレーションが決定、ゴジラを題材としたコラボ商品や体験などの受け付けが2024年10月1日(火)に開始された。
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ゴジラが新宿区の観光特使を務めることになったのは、2015年4月17日(金)にオープンした新宿東宝ビルの8階テラスに高さ12メートルの「ゴジラヘッド」が登場し、歌舞伎町の新たなシンボルとして注目を集めたことがきっかけだ。そのオープンに先駆けた同年4月9日(木)に新宿区はゴジラに特別住民票を交付、国際観光都市・新宿の魅力を内外に発信するため、ゴジラを新宿観光特使に任命したのだ。
それから8年の月日が経つうちに、ゴジラシリーズにも様々な動きがあった。2016年7月には庵野秀明総監督による『シン・ゴジラ』が公開されシリーズ最高の大ヒットとなったのを皮切りに、2023年11月に公開された山崎貴監督による『ゴジラ-1.0』は、日本国内のみならず北米でも大ヒットを記録、第96回アカデミー賞では邦画として史上初の視覚効果賞を受賞するなど高い評価を得た。さらに、今年4月に公開となったハリウッド版第5作目にあたる『ゴジラ×コング 新たなる帝国』は、全世界興行収入845億円を突破するなど、ゴジラの勢いはとどまるところを知らない。
そんなゴジラが、観光特使を務める新宿区で今回ふるさと納税とのコラボレーションを行うことが決定、本日2024年10月1日(火)より受け付けを開始している。そして気になるその内容だが、新宿区の二大地場産業である「染め」「印刷・製本」をフィーチャーしたものとなっている。
日本の伝統的工芸品に指定されている「東京染小紋」などを作る染め職人が腕を振るった着高級反物や手ぬぐいなど、印刷・製本の技術を生かしたポスターや集印帳などのオリジナル商品などに加え、現地での手描き友禅体験など、新宿区ならではのラインナップだ。中でも注目のアイテムはやはり、江戸小紋(江戸時代に武士が礼装に採用したことから誕生した小紋柄)の技術で染め付けされた着物(反物)だろう。伝統工芸士・金田朝政の手によるもので、「みずいろ」と「あか」の2色各限定1反のみ、寄附金額はなんと100万円というゴージャスな逸品だ(仕立ては別途着物専門店に依頼する必要あり)。
そのほか、もちろんリーズナブルかつ各種多様な返礼品も取り揃えられているので、ぜひ特設サイトで確認してみてほしい。また、コラボ限定リーフレットも新宿観光案内所などで配付している。
TM & (C) TOHO CO., LTD.
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