捨て猫だった猫さまに愛情が伝わった! 飼い主が感動した猫さまが心を開いた瞬間とは

捨て猫だった猫さまに愛情が伝わった! 飼い主が感動した猫さまが心を開いた瞬間とは

9月22日(日) 20:20

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フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第271回目はのモナ(Mona)さまの登場です。
リスのぬいぐるみが大好きな猫さまの物語

【フレンチ猫さま】vol.271
猫さまの話をもっと聞かせて!
トラ猫のモナさまは生後14か月の女性猫さま。
<モナさまが語ります>
私たちはテラスと庭がある家に住んでいます。屋外にも自由にアクセスできますが、本質的に安全で暖かな屋内が好きです。毎日、ダイニングルームやソファにあるお気に入りの椅子で快適に過ごすことから始めます。
リスの形をした忠実なぬいぐるみであるZigui(ジギ)と遊んだり、長い昼寝をしたり、特に好きなカリカリやパテ(主にペットショップからから厳選したもの)、時には飼い主の自家製料理の食事を楽しみます。この料理は特別感いっぱいです。ささやかな楽しみの中でも、サラダ、ベビーほうれん草、アスパラガスが大好きです。猫にとっては珍しい好みらしいですが、私にとっては大切なものです。
家の中のお気に入りの場所はダイニングルームの椅子で、よく休むソファと同じように、私を安心させてくれるのです。お気に入りのおもちゃは、一緒に遊んだり寄り添ったりするのが大好きなリスのぬいぐるみ、Ziguiです。 <飼い主から見たモナさまとは>
モナは予期せず私たちの生活にやって来ました。生後わずか2か月の彼女を窓の下で見つけたのですが、おそらく捨てられていたのでしょう。その瞬間から、彼女は私たちの家の不可欠なものになりました。すぐに家族の中で自分の居場所を見つけました。モナは生命力と神秘に満ちています。 モナは独立心があり、愛情深い性格です。彼女は決して侵入することなく存在する方法を知っており、私たちの日常生活に貴重なバランスをもたらしてくれます。モナの特徴は、自立心があり、一定の距離を保ちながら、控えめで深い愛情表現をする能力です。モナは私にとって単なるペット以上のものです。彼女は彼女自身のニーズ、感情、そして私の人生の毎日を豊かにしてくれる穏やかで完全な存在です。 モナの魅力は、その深く表情豊かな視線にあり、それは時折、若い年齢をはるかに超えた知恵を反映しているように見えます。
モナと私は独立を愛する気持ちと、控えめな愛情を共有しています。もしそれが場所であるとしたら、平和の安息の地、相互の敬意と静けさに満ちた場所となるでしょう。 モナは私が彼女に示した敬意に深く感謝していると思います。モナが独自の欲望や感情をもち、時には私たちの欲望や感情とはかけ離れたユニークな存在だと私は感じています。モナは私が初めて飼った猫で、彼女の物語は、困難にもかかわらず、愛され尊敬される環境で自分自身を再構築することができた小さな魂の物語です。 最も思い出に残る瞬間のひとつは、最初は怖がっていたモナが、徐々に心を開いてぬいぐるみのZiguiと遊ぶ姿を見たことです。これは、モナがようやく我が家で安全に過ごし、愛されていると感じた証拠です。
モナは私に静けさと日常の幸せの間の貴重なバランスをもたらしてくれます。他人を尊重し、周りの人に気を配り、今この瞬間を最大限に生きることの大切さを思い出させてくれます。ーーモナさまがやってきて、初めて飼う猫さまの存在で生活様式やものごとの考えかたも変わってきたと飼い主は言います。今まで猫をなんで飼わなかったのかと。モナさまの魅力にゾッコンの飼い主の名前はオーロール、この名前が示す意味は、夜明けの後、日の出に先立ち、露のように明るく輝くこと、夜明け、いちにちの始まり。インタビューの答えを聞いていると彼女は名前負けなんかしていませんね。 著者情報
松永学
猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!
取材、文・Manabu Matsunaga

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