婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載の最終回となる第180回は、筆者が体験し、さらに見聞きした“運命の出会いを見極める”方法をお届けします!
1.“たこ焼きパーティ”で見極める
【結婚引き寄せ隊】vol. 180
結婚しても、しなくても、いまは自分で納得できるマイライフを選択する女性が増えています。どの生き方を選んでも、いきいきと過ごせるのならばそれに越したことはありませんよね。結婚したいという女性の場合、現在は20代前半から婚活する女性も多く、30代、40代…そしてシニア婚活と呼ばれるものまで登場。それぞれの年代においての生涯のパートナー探しは盛んになっているといっていいでしょう。
そんななかで、個人の性格や状況にもよりますが、「おいしい・楽しい・笑顔になる」出会いの場としてオススメのひとつが“たこ焼きパーティ”です。みなさんご存知のように、大阪の粉もん代表名物であるたこ焼きは、屋台やスーパーでも購入できるほか、たこ焼き器を持っていればだしなどで溶いた小麦粉とタコなどを入れて、とろっと柔らかい本場・大阪の味が気軽に楽しめます。東京は外側をカリッと焼くスタイルが多いですが、自分で焼けるなら、好みによって調整できるし、具をアレンジしてもおいしくて手軽にできるのが魅力の万能フードです。
このたこ焼きを作りながら出会いもある“たこパ”は、実は相手を見極められる可能性のある場所。たこ焼きはカンタンに作ることができるとはいえ、そこで相手は手際良く支度をしているか、協力して材料を切ってくれるか、ただ見ているだけなのか。たとえば横でビールを飲みながら、なんの労いの言葉もかけずに出てきたたこ焼きを食べるだけの人は、付き合っても俺様気質だったり、甘えたがりだったり。意外と、たこパをしている短時間でも、性格は出てしまうものなんですよね。
そうして相手の人となりが確認できるうえ、その場の雰囲気を自分も含めて楽しめるかどうかで、相性のよしあしがなんとなくでもわかるものです。それに出会いが恋につながらないとしても、たこパで交流も広がって、純粋においしいんですからソンはありません。筆者は結婚相談所のガチお見合いもしていましたが、ふらりと参加した、たこパで夫が見つかりました。
2.自分の中の違和感を確かめる
「この人いいな!」と、ピンとくる男性に出会ったとしたら、それだけでもうあなたはラッキーな女性です。山のように婚活をしても、ピンの「ピ」さえもくることがない場合もありますから…。でもそこからが勝負! 相手と一緒にいて、自分のなかに違和感はないでしょうか?
なぜなら、いい感じでふたりの仲が進展しても、つまずいてしまう原因のひとつに、条件で相手を見てしまうことがあります。経済力がないよりはあるほうがいいですが、もしもちょっと相手が横暴だったり、忙しすぎて月イチぐらいしか会えなくても、「高収入だしこの人を逃したらあとがないかも…」なんて焦ってそのまま結婚しても、実はとんでもないモラハラ夫や浮気夫にならないとは限りません。
相手と一緒にいて、その場では雰囲気もあって楽しい(気がする)と思っても、帰宅したらドッと疲れる、どこか無理をしている自分に気づくといった自分のなかの違和感があったら、やめておいたほうが無難。ただ、「疲弊しても贅沢な暮らしができればOK」などのある意味、覚悟があるなら、それはそれで人生で何を一番とするのかはその人次第。後悔しないほうをチョイスするのみです。
3.未来を想像してみる
出会った頃だと、相手の性格をまだ把握しきれていないので、未来というよりも「こんな性格かな?」「どういうことをしたら喜んでくれるだろう」と、まだおたがいに探っている段階。ですが、もう少し関係性が進んでくると、「ずっと一緒にいたらあんな感じかも」と、なんとなくイメージしやすくなりますよね。さらにお付き合いが進んだら、より具体的に彼がどんな人なのか、家庭環境のことなどまで話すようになっているはず。
そのときに想像した未来にいるあなたは、楽しそうでしょうか、笑顔になっているでしょうか?「いまと変わらず笑ってる!」と思ったら、その恋はきっと正解。将来をともに歩いていくパートナーなのかもしれません。でも、少しでも「うーん。ちょっとふたりがどうなっているか想像しづらいなあ」となったら、いまの段階でどうするか考えたいところです。
幸せな未来が想像できない相手だと、今後、ほんの少しのすれ違いが大きな溝になってしまう危険もはらんでいるため、どちらかが我慢しなくてはならない場面が出てくるなど、何かと労力を要すことも…。ただし、「先行き心配だけど乗り越えてみせる」というぐらいの気合と愛情を持っているなら、とりあえず様子を見てみるのもいいでしょう。
未来を考えたときの自分の気持ちがどう揺れるのか、どう動くのか。そういったことも相手との関係を進めていくにあたって、判断材料にしていいと思います。もっとも、現実的なことではなくともポジティブな未来をイメージし続けていれば、本当に良いように変化していくこともありますから、どんな状況でも前を向いて歩いていきたいものですね。
2019年4月にスタートしたこの【結婚引き寄せ隊】連載コラムは、今回が最終回です。2024年9月までのこの5年半ものながきにわたり、第180回まで続けることができました。婚活で1000人と会い、なんとか生きていまに至ります。そんな私のコラムをこれまで読んでくださったすべてのみなさまに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!みなさんの恋が叶いますように!
©buritora/Adobe Stock
文・かわむらあみり
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