出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、友人関係を冷静に考えられる女性、「“合流”できることを教えてくれる女」になりきり。
一度離れても大丈夫だと思えることが大事。
『アラサーリアル~わたしたちの現在地』というラジオ番組に、ジェラシーくるみさんと一緒にゲストとして呼んでいただきました。結婚や子育ての悩み、独身であることに対するプレッシャー、仕事での立ち位置など、結構、ずしっとくるようなテーマを扱う番組で、楽屋で聴いていたマネージャーさんは、「思わず叫んでいました」と言っていました(笑)。その一つとして、友だちのことが取り上げられ、30代になると友人関係がガラリと変わる時があるよね、みたいな話になったんです。進む道がそれぞれ分かれることで、話が合わなくなったり、同じように楽しめなくなったりと、いろいろあるじゃないですか。そんな時に、ジェラシーくるみさんが、「離れちゃった友だちって、いずれ合流できるんですよ」とおっしゃっていて、“合流”という言葉のチョイスがすごくいいな、好きだなと思ったんです。価値観が合わなくなった時に仲が悪くなるんじゃなく、後で合流するために、ちょっと別の場所で活動しようという感覚というか。すごく気持ちが穏やかになり、落ち着きました。いつか合流できる世界線があるんだと思うと、少し距離ができたとしても、“今は無理をしなくていいか”“今はタイミングが違うんだ”と考えられるようにもなりました!
こうした考えに辿り着ける人は、きっと、過去に、友だちとの衝突とか、いろいろな経験と向き合ってきたと思うんです。見て見ぬふりはせず、真摯に対応してくぐり抜けてきたからこそそう考えられると思うので、人間関係でつまずいた時に一生懸命、努力することが大事だと思います。また、自分のことだけでなく、周りの人の友人関係の悩みを聞いた時も、自分ごとのように考えるのもいいのではないでしょうか。
よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。2023年6月に第三子を出産。
※『anan』2024年10月9日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾
(by anan編集部)
【関連記事】
横澤夏子が「素敵だな」と思った、「最近、どうですか?」に対する返答とは?
横澤夏子、大谷翔平のユニフォームTシャツを仕事着にする吉本社員に「現場が一気に明るくなった」
横澤夏子「ただ褒めればいいわけじゃないんだな」 子どもに対する、良い“褒め方”とは?