10月7日(月) 9:48
<エプソン・ツアー選手権最終日◇6日◇インディアンウェルズ・ゴルフ・リゾート(米カリフォルニア州)◇6457ヤード・パー71>
米国女子ツアーの下部にあたるエプソン・ツアーのシーズン最終戦は、全日程が終了した。これで来季の米国女子ツアー出場権などがかかるポイントランキング争いも終結。3人が出場しいずれも決勝ラウンドに進んだ日本勢も、それぞれの目標へ向けプレーしてきた。
最終戦会場から届きました!馬場咲希&谷田侑里香の“仲良し2ショット”【写真】
首位と1打差の2位からスタートした馬場咲希は、11番を終え2ボギーと苦しい展開が続いたが、13番での初バーディを機に、15番、17番と終盤にバーディを固め、「70」でラウンドを終えた。しかしトータル12アンダーの8位タイに終わり、プロ初優勝には届かなかった。
さらに今大会を終えポイントランク15位以内に入ると、来季の米国女子ツアーメンバーカードが得られたが、馬場のランクは開幕前の18位から推移はなし。多くの出場権を確保できる『カテゴリー9』入りができるランク10位以内だけでなく、限定的な出場になる『カテゴリー15』入りのランク11~15位に入ることもできなかった。来季も米国で戦うには、12月5日からアラバマ州で行われ、昨年も参加した最終予選会に出場する必要がある。
3日目終了時点で53位だった長野未祈は、最終日に6バーディでボギーなしの「65」を記録。トータルスコアを7アンダーまで伸ばし、28位タイまで順位を上げた。ただこの結果、ポイントは1ランクアップの38位にとどまり、来季出場権を争う予選会で最終から出場できるランク35位以内をクリアすることはできなかった。なお日本では10月29日から茨城県の大洗GCで開かれる最終プロテストまで進んでおり、今後は日米で来季の主戦場を確保する動きになっていきそうだ。
谷田侑里香は、3バーディ・1ボギーの「69」でプレーし、トータル6アンダー・37位タイで今季最終戦を終えた。今大会開幕前のポイントランク47位から、同35位以内への滑り込みを目指したが、同52位で1年目のシーズンを終えることになる。