Netflix映画『範馬刃牙VSケンガンアシュラ』のED主題歌に「Don’t Stay」が起用されたことでも話題のダンスボーカルユニット・Leadの4年半ぶりのアルバム『XTLIKE』が発売中。
僕らの「好き」を詰め込んだアルバムです。
左から、鍵本輝さん、古屋敬多さん、谷内伸也さん。
「僕たちはカメレオンというか、どんな音楽や踊りにも挑んで魅せることができるグループです」(古屋)
「そうだね。今回のアルバムもロックやヒップホップ、ハウスといったいろいろな角度からの『好き』を詰め込んで色彩豊かに遊んだアルバムになったと思っています」(谷内)
「あと全曲にちゃんと自分たちで関わっていこうっていう“セルフプロデュース”も裏テーマにあって。制作に2年かかった分、一曲一曲にそれぞれの思いがこもっているし。より自分の言葉に重みを持って歌えそうだなと感じていますね」(古屋)
なかでも「Don’t Stay」は古屋さんが作詞、鍵本さんが作曲。
「作品とのタイアップ案件には声をかけていただくパターンとエントリーをしたアーティストの中から選んでもらうパターンがあると思うんですけど、自分たちはエントリーでの形だったんです。僕は前々から敬多が『刃牙』シリーズを好きなことを知っていたので、『書いてみたら?』と提案をして」(鍵本)
「本当に作品が大好きだったので、『あの名場面やキャラクターを匂わせるような要素を入れたい』というファン代表みたいな気持ちで書きましたね。だから決まったと聞いたときは本当にうれしくて!」(古屋)
「『しゃ~っ!!』みたいな」(鍵本)
「喜びすぎてヤバかった!」(谷内)
一方、もう一つのリード曲「GRAVITY」の作曲はw-inds.の橘慶太さんに依頼をした。
「僕らのデビューのきっかけはw-inds.さんのファーストライブの前座を務めたことですから。その慶太さんに曲をもらえるというのは言葉にできない重みがあるし、エモさもすごく感じるというか」(古屋)
「今までは一緒にゲームをしてくれる優しいお兄ちゃんって感じもあったんですけど(笑)、今回の作曲ではしっかりLeadのサウンド感に寄せてくれつつ、ちゃんと慶太くんらしい色も残してくれたものに仕上げてくださって」(鍵本)
「レコーディングでのディレクションも的確だったよね」(古屋)
「うん。ラップ詞は僕が書いているんですけど、慶太くんが『ここ、もうちょっとこういうリズムにしようか』って実演しながらやってくれたので本当にわかりやすかったですし、めっちゃ勉強になりました。10月にはこのアルバムを引っ提げてのライブもあるので、そこでも今までにない一面を見せつつ楽しんでもらえたらなと考えています」(谷内)
10th Album『XTLIKE』。Netflix映画『範馬刃牙VSケンガンアシュラ』ED主題歌「Don’t Stay」、w-inds.の橘慶太から初の楽曲提供となった「GRAVITY」を含む全14曲を収録。【初回限定盤(CD+DVD)】¥4,950【通常盤(CD)】¥3,520(ポニーキャニオン)
リード左から、鍵本輝、古屋敬多、谷内伸也。2002年7月31日に平均年齢14.5歳の若さでデビュー。’04年から単独ライブを毎年開催し、現在はアーティスト活動と並行して舞台、ミュージカル出演など幅広く活動。
鍵本さん・フーディー¥30,800(CULLNI/Sian PR TEL:03・6662・5525)腰に巻いたシャツ¥21,780パンツ¥54,780(共にAyne doppio/Ayne@ayne_doppio)古屋さん・トップス¥43,780(Ayne 下北沢店/Ayne@ayne_tokyo)パンツ¥54,780(Ayne doppio/Ayne@ayne_doppio)谷内さん・インナーのロンT¥4,400(remer/Sian PR)
※『anan』2024年9月25日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・横田勝広(YKP)取材、文・松木智恵
(by anan編集部)
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