『リビングルームのメタモルフォーシス』開幕舞台写真&岡田利規・藤倉大のコメント到着

チェルフィッチュ×藤倉大 with アンサンブル・ノマド『リビングルームのメタモルフォーシス』(撮影:前澤秀登)

『リビングルームのメタモルフォーシス』開幕舞台写真&岡田利規・藤倉大のコメント到着

9月21日(土) 12:50

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現在開催中の「東京芸術祭 2024」より、9月20日に初日を迎えた芸劇オータムセレクション チェルフィッチュ×藤倉大 with アンサンブル・ノマド『リビングルームのメタモルフォーシス』の舞台写真と岡田利規(作・演出)&藤倉大(作曲)からの初日コメントが到着した。

東京芸術祭は、東京の多彩で奥深い芸術文化を通して世界とつながることを目指し、毎年秋に豊島区池袋エリアを中心に開催している都市型総合芸術祭。東京の文化の魅力を分かりやすく見せると同時に、東京における芸術文化の創造力を高めることを目標とし、今年で9年目を迎える。

芸劇オータムセレクション
チェルフィッチュ×藤倉大 with アンサンブル・ノマド
『リビングルームのメタモルフォーシス』

コメント(岡田利規/作・演出)
作品と、シアターイーストの空間とが、いい感じの関係を結べています。
俳優のパフォーマンスと、アンサンブル・ノマドの演奏との、混ざり具合が気持ちいい感じです。
『リビングルームのメタモルフォーシス』という作品を上演する機会、この演目の感覚的な力を、昨年の世界初演時よりも先のフェーズへと育てていく機会を持てて、とても楽しいです。
その楽しい気持ちで、観客のみなさんをお待ちしています。

コメント(藤倉大/作曲)
2年をかけて東京とロンドンを繋いで、岡田利規さんとチェルフィッチュの役者たちと共に創り上げたこの音楽劇。最初から最後まで妥協なく挑み続け、新しい表現に挑戦しました。僕がアーティスティック・ディレクターを務めるボンクリ・フェスには岡田さんも訪れ、この経験が作品にも反映されています。
また、僕の作品を一番多く演奏、録音しているアンサンブル・ノマドが加わることにより、東京公演は更に新たな魅力を持つものとなります。

〈公演情報〉
芸劇オータムセレクション
チェルフィッチュ×藤倉大 with アンサンブル・ノマド
『リビングルームのメタモルフォーシス』
2024年9月20日(金)〜9月29日(日)
会場:東京芸術劇場 シアターイースト

作・演出:岡田利規
作曲:藤倉大
出演:青柳いづみ、朝倉千恵子、川﨑麻里子、椎橋綾那、矢澤誠、渡邊まな実
演奏:アンサンブル・ノマド

ウィーン芸術週間(Wiener Festwochen)からの委嘱により昨年5月に世界初演を迎えた本作が、ついに日本初演!日本初演となる東京公演では、東京芸術劇場「ボンクリ・フェス」の常連で藤倉からの信頼も厚いアンサンブル・ノマドが出演する。俳優と演奏家が舞台空間を共有し、演劇と音楽のパフォーマンスを舞台上に並置することにより、双方が溶け合った先にあるフィクショナルな空間を生み出すことを目指した作品。

賃貸契約の一方的な破棄により、住む家をいきなり追い出されそうになる家族の物語。しかし人智の及ばない強大な力が見え隠れし始め、その問題自体が舞台上から消え去り──人間の世界を圧倒する存在が上演を支配し、まったく新しい世界が舞台上に立ち現れる。

俳優たちはナラティブとは別の基準によって作られた振付を遂行し、次第に変態していく。音楽家もまた、楽譜に書き込まれた多彩な技法を用いて音楽を変容させる。6名の俳優の発する言葉と7名からなるアンサンブルの演奏とが響き合い、物語と音が溶け合っていくとき、計13のサウンドが互いに影響し合いながら、どのような変化を生むのか。

プログラムページ(東京芸術祭 2024 特設サイト内)
https://tokyo-festival.jp/2024/program/chelfitsch-dai-fujikura/

ぴあ

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