【写真】ゲーム企画の“答え”を隠すためにジャケットでデコルテ付近を隠す田中樹
間宮祥太朗と田中樹(SixTONES)が、10月1日に都内で開催された「劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵」開幕宣言イベント及び完成披露舞台あいさつに登場。共演の竜星涼、嵐莉菜、金子ノブアキ、志田未来、小澤征悦、メガホンをとった佐藤東弥監督と撮影エピソードを語ったほか、作品にちなんだゲーム企画を行った。
■「ACMA:GAME アクマゲーム」とは
同作は、2013年から2017年に「週刊少年マガジン」で連載された同名漫画を映像化したもので、99本集めるとこの世のすべてを手にすることができる“悪魔の鍵”を巡り、主人公の織田照朝(間宮)らが異形の悪魔たちが執り行う究極の頭脳×心理デスゲーム「アクマゲーム」に挑むサバイバル・エンターテインメント。2024年4月期に連続ドラマとして放送され、10月25日(金)に公開される劇場版では世界を賭けた壮絶なラストバトルが繰り広げられる。
キャスト一同で“開幕宣言イベント”と題したレッドカーペットイベントを行った後、あらためてステージに登壇した間宮は「約1年前にドラマの撮影が始まり、1年たってようやくこのスケールの大きい作品の集大成となる劇場版の公開を控えておりまして。スクリーンに見合うようにスケールアップしておりますので、ぜひ楽しんでいただければと思います」とあいさつ。
また、ドラマ版も併せるとかなり長期間に及んだ撮影だったそうだが「過酷な瞬間もありましたけど、すごくチームワーク良くいろんな撮影を乗り切って。ずっといろんな言葉が飛び交って笑いの絶えない現場でしたね」と振り返り、「ここにいるキャストだけじゃなくてスタッフの方々ともすごく長い付き合いになったので、いろんな現場のノリも生まれて、チームとして一緒に乗り越えたなっていう感触はあります」と話した。
一方、田中は「ドラマ版からそうでしたけど、ゲームのシーンとかがワンシーン百何十カット(撮った)。百何十アングルからワンシーンを撮るみたいな感じで、1日かけて2シーン撮る過酷な状況で何回も同じシチュエーション、同じセリフを言う。そういった精神的にもちょっとやられてしまうようなゲームシーンが映画でもあったりしたので…。映画はそこに加えて海外に行ったりとかいろいろありましたので、体力的にもしんどかったんじゃないかなと」と、かなり過酷な撮影だったことをうかがわせた。
その海外でのシーンは、まさかの撮り忘れがあったそうで「カンボジアで初の“撮りこぼし”を経験しました。このカットを撮りたかったのに撮り忘れた、というのがあって…。カンボジアでとある建物を見てそこに入っていくシーンがあって。1人ずつ、間宮くん、(古川)琴音ちゃん、僕、ってソロを撮りたいと。確かに2回やったんですけど、3回目(田中)がなかったんです。どこかで僕のカットは撮っているんだろうなと思って終わったら、後から『撮り忘れていたので明日撮らせてください』って。また同じ建物に行って、建物を見ているだけの1日があったんです。そんな話をしていたら、監督がそこカットしたんですよ!」と、せっかく撮り直したのにカットされてしまったことを明かす。
■佐藤監督「グループショットで見せたほうがいいかなって」
それを受け、佐藤監督は「本当に申し訳なかった…。どうしても欲しいカットではあったんですけど、編集のときにどうしても必要になるかどうかというのはまた違う問題で。グループショットで見せたほうがいいかなって」と謝罪するとともに、本来はあったほうがいいと思って撮ったものの、編集のタイミングではやっぱり違う気持ちになったことを報告していた。
ほか、イベントでは作品にちなんでゲーム企画「真偽心眼(トゥルーオアフォールス)」を実施。それぞれキャストが1問ずつ出題し、それが「トゥルー(真実)」か「フォールス(うそ)」かを他のキャストが判断していき3問不正解になると退場(降壇)というルールだったのが、最後の問題で間宮と田中も“退場”となり、志田と金子のみが舞台に残るという異例の展開となった。
「劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵」は、10月25日(金)より劇場公開。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT)
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