【写真】大谷翔平選手の前人未踏の大記録に拍手を送った川崎宗則
“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」(毎週日曜夜10:00~10:30ABEMA SPORTSチャンネル)#51が9月1日に生放送され、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、日本時間で9月1日にメジャーリーグベースボール史上初となる1シーズンで43本塁打、43盗塁を記録する“43-43”を達成したことを伝えた。
本番組は、現在、ABEMAでレギュラーシーズン公式戦324試合を生中継しているメジャーリーグベースボール(以下、MLB)や、サッカー日本代表選手がプレーする欧州サッカーなど注目スポーツの最新情報を毎週日曜に生放送で公開している。
本放送回では、野球のメインコメンテーターとして、元メジャーリーグ選手の川崎宗則、サッカーのメインコメンテーターとして、元サッカー日本代表の槙野智章、コメンテーターとして、タレントの塚本恋乃葉が出演した。
■9月1日の放送では
番組では、ロサンゼルス・ドジャースの大谷選手の、MLB史上初となる“43-43”の達成という前人未踏の大記録に、川崎は拍手を送るとともに、「大谷選手が健康であれば、“50-50”達成すると思う。可能性はかなり高い」と期待をふくらませた。
その一方で、川崎は「直近の試合でデッドボールがふたつあったように、投手の攻め方がどんどんきびしくなっている。その点だけすごく心配」と指摘した。
また、槙野は「この記録は、デコピンの力もある?」と8月29日に始球式を務めた大谷選手の愛犬のデコピンの名前をあげると、川崎は「あるよ!これはとてもMLBらしいことだと思う。MLBでは、『ペットから“幸せパワー”を得て、グラウンドで発散しようぜ!』と自分のペットをロッカーまで連れていける日がある。だから、またデコピンが来る日があるかもよ!」と説明し、「“デコさん”、毎日、来てください!」とデコピンに呼びかけて、笑いを誘った。
■MLB挑戦2年目
また、MLB挑戦2年目となるボストン・レッドソックスの吉田正尚選手に、元プロ野球選手の糸井嘉男がインタビューした。
オリックス・バファローズでともにプレーし、オフの自主トレ仲間でもあった糸井に、吉田選手が「MLB挑戦2年目の課題」を吐露する。吉田選手は「日本球界だと左右に振って、最後はフォークで落とす投手が多いが、MLBはとにかくパワーピッチングで、初球はポンっとストライクを取られて、次は高めをファールにさせられて追いこまれてしまい、手も足も出ない打席がすごく多い。日本球界と攻め方がぜんぜん違うから、なかなか出塁率が伸びない」と苦悩を告白する。
この課題のなかでの“復活への秘策”について、吉田選手は「100マイル(約160キロ)超えた球をなるべく打つようにしている。球速が速いほど、ゴロがぬけていくから、これを意識している」と明かした。
さらに、吉田選手は「MLBの球場は、得点板の下に打球速度やアングルが表示されるようになっている。だから、選手は『打てて良かった』じゃなくて、それを見て『今の打球はこのくらいの角度か』と考えている」と日米の球場の違いを語ると、糸井は「マジで!?」と驚きの声をあげていた。
このVTRを見た川崎は「吉田選手は、バッティングコーチやデータを分析するアナリストと良い関係を築けているからこそ、打撃のアプローチを変えることができて、後半戦は結果が出ているんだと思う」と推測していた。
※川崎宗則の“崎”は立つ「崎」が正式表記
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