【写真】“鳥人間”たちの挑戦に感動するMC・矢部浩之
9月4日に「Iwataniスペシャル鳥人間コンテスト2024」(夜7:00-9:00、日本テレビ系)が放送される。「鳥人間コンテスト」は、「空を飛びたい」という夢を持った“バードマン”たちが自ら作り上げた飛行機を操縦し、その飛行距離や飛行時間を競い合う大会。第46回となる今回は、ナインティナイン・矢部浩之がMC、羽鳥慎一が実況を務め、パンサー・向井慧、マーシュ彩、Snow Man・阿部亮平、コットン、スザンヌ、八木莉可子が見守る中、7月27日、28日に滋賀・琵琶湖の松原湖岸で開催された。
■「人力プロペラ機」「滑空機」部門で32チームが王座をかけて戦う
今大会には、「人力プロペラ機」と「滑空機」の2部門合わせて32チームがエントリー。ペダルを漕いでプロペラを回し、飛行距離を争う「人力プロペラ機部門」では、2023年、70km完全制覇直前で着水となった「BIRDMAN HOUSE 伊賀」が引退し、空席となった王座をかけて16チームが争う。
2021年に優勝した強豪チーム「東京都立大学 鳥人間部T-MIT」の今回のパイロットは、幼い頃から鳥人間コンテストに憧れていたという荒川景さん。日々過酷な自転車でのトレーニングを重ねるが、その自転車は、2年前に亡くなった父が最後に買ってくれたものだった。
生前、一緒に鳥人間コンテストを見ていた父は、パイロットとして飛ぶことを楽しみにしていた。「父に飛ぶ姿を見せたい。僕が飛んでいる姿を見てほしい」、その思いで練習を積み重ねてきた荒川さんに、Snow Man阿部は「絶対今見てますよ、お父さん。すごい応援してくれてると思う。どこまでも行ってほしい!」とエールを送る。
■「東京工業大学」「早稲田大学」などのチームがしのぎを削る
過去5回の優勝を誇る強豪校「東京工業大学 Meister」は、2013年の優勝が最後と、近年は優勝から遠ざかっている。「強豪としてのリバイバル、飛んでやるぜ!」とパイロットの鈴木涼介さんは意気込む。
ほか、「早稲田大学宇宙航空研究会 WASA」「東北大学 Windnauts」などが王座を狙う。
■ティモンディ・高岸宏行も琵琶湖の空に飛び立つ
また、16チームがエントリーした「滑空機部門」では、プロペラなどの動力を持たない機体で行い、飛び出した勢いと風の力を操り飛行距離を争う。
歴代最高記録は「チームあざみ野」が過去に打ち立てた、533.58mだったが、レジェンド・大木祥資さんが所属する優勝候補「Team 三鷹茂原下横田」、2021年に学生&女性記録を叩き出した「東京都立大学 MaPPL」、ティモンディ・高岸宏行をパイロットに擁した強豪チーム「愛知総合工科高校専攻科 with T」といった強豪チームが大会新記録を狙い続々とプラットホームから飛び立つ。
そんな今大会では、前人未踏の新記録が誕生。会場が騒然とする中、実況の羽鳥は「まさか人間がここまで飛べると誰が思ったでしょうか‼」と叫ぶ。
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