9月13日(金) 19:07
ホラーマンガ家・日野日出志による傑作選集が『日野日出志ベストワークス』に続いて連続刊行!第2弾となる『日野日出志グレイトワークス』(日野日出志・著、寺井広樹・編)が、このたび9月25日(水)より発売されます。
352ページもの大ボリュームの本書には、「赤い花」「泥人形」「ウロコのない魚」「幻色の孤島」「赤い蛇」のほか、平成初期まぼろしの作品群「あしたの地獄―2020年地球発―」より「水の怪物」が単行本初収録!
また、ミュージシャン・石野卓球が本書を推薦。コメントを寄せています。
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子供の頃、無意識に “恐怖” “悲哀” “妖艶” を同時に体験し学んだのがこの作品群だった。
そして大人になった今でもその衝撃は変わらない。
まごうことなきマスターピース!
巻末には、書評家・朝宮運河によるエッセイ「いつか見た怖い夢」と、編者・寺井による解説が収録。多くの人を魅了してやまない、日野作品の魅力を分析します。
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夢想の世界を描いているからこそ、いっそう怖くて美しい。多くの人を魅了してやまない日野作品の魅力も、まさにこれなのではないか。われわれ日野ファンは作品のページを捲るたび、いつか見た悪夢の光景に出会う。そしてその恐ろしさに打ち震えながら、思い出した!と叫ぶのだ。失われていた記憶をついに取り戻した「ウロコのない魚」の少年のように。
── 朝宮運河/本書巻末エッセイより】『日野日出志グレイトワークス』は、2024年9月25日(水)より発売。352ページ、四六判、2,200円(本体2,000円+税)。
なお、前作『日野日出志ベストワークス』の刊行を記念して発売されたオリジナルグッズ(アクリルスタンド、コミックス風ミニキャンバス)も、QJストア限定で若干数発売中。この機会に本書と一緒にチェックしておこう。
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