【写真】松重豊“五郎”が中華料理を頬張る松重豊が主演を務め、テレビ東京開局60周年連続ドラマ「孤独のグルメ」特別編「それぞれの孤独のグルメ」(毎週金曜深夜0時12分-0時52分、テレ東系)の第1話が10月4日に放送。民放公式テレビ配信サービス「TVer」では第1話の配信に加え、予告映像も配信されている。
■それぞれの環境で“孤独のグルメ”を自由に楽しむオムニバスドラマ
深夜ドラマとしてシーズン10作にわたり放送された松重主演の「孤独のグルメ」は、輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いた人気グルメドキュメンタリードラマ。放送開始から12年目を迎え、11作目となる今回は井之頭五郎としてドラマ「孤独のグルメ」と向き合ってきた主役の松重自身が構想、企画発案した「それぞれの孤独のグルメ」。
誰にも邪魔されず、気を使わずにものを食べるという幸福な孤高の行為は、誰しもに平等に与えられる至福の時間。そんな時間を性別、年齢、職業、それぞれの環境でそれぞれが、自由に“孤独のグルメ”を楽しむ多彩なゲストを迎え、それぞれの物語として描くオムニバスグルメドラマとなっている。
■新たな構成に「新鮮」の声
第1話では、それぞれの主人公たちが“心の声”とともに自由気ままに腹を満たす「それぞれの孤独のグルメ」と、登場する多種多様な職業、世代のゲスト主演たちにも注目が集まった。
これまでと違う構成に、放送後のSNS上では「新鮮」「ゲストと五郎さんの心の声がクロスして、いい味出してる」という声が上がった。さらには、相変わらず美味しそうに食べる五郎に「相変わらず腹が減る番組だ」というコメントも寄せられた。
■「それぞれの孤独のグルメ」第1話みどころ
荒川区町屋を訪れた井之頭五郎(松重)。午前で仕事が片付き、河原で小石を拾って久しぶりに水切りをしたり、気になった店を眺めるうちに、腹が減ったことに気付く。店構えに惹かれて入った店は、こじんまりとした中華料理店。その店を営むのは、先ほど五郎が河原で水切りをしているのを見て、隣で対抗してきた大将(太田光)だった。
カニソバ、ザーサイメンなど店構えに反して攻めたメニューがあり、“ラーチャン餃子”の気分で入った五郎を悩ませる。しかし海鮮メニューが豊富で、卓上に「海鮮春巻用花椒塩」が置かれていることで“攻略の糸口”を見つけた五郎は、海鮮春巻と海老チャーハンを注文。厨房でチャーハンを炒める音を「チャーハンワルツ」と名付け、料理が出てくるのを待つ。
提供されると、最初に箸をつけたのは海鮮春巻。肉の餡ではなく、ダイレクトに感じる海鮮の味に「美味い!」と舌鼓を打つ。そして海老チャーハンは、米1粒1粒に味が染みており「毎日食べられる!」と絶賛。付け合わせのスープにも「店主のハッタリのない誠実さが伝わってくるようだ」と、大満足ですべて平らげる。
スープを飲んだことで、麺への欲も刺激されてしまった五郎。鶏ソバ(麺半盛)に加え、チマキも追加注文。その食べっぷりに喜んだ大将はわざわざ五郎のお会計時に顔を出し、「今度決着つけましょうよ」と水切り再戦を望むのだった。
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