今回、ご紹介するのは、特別先行劇場版『神様のサイコロ』。数多くのヒットコンテンツを生み出してきた飯田譲治氏が仕掛ける、新感覚サバイバル・マーダー・ミステリーです。物語のカギを握る、大人気料理系配信者・白石を演じた、曽野舜太(その・しゅんた)さんにお話をうかがいました。
「引き込まれる、独特な雰囲気がある作品です」
【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 206
特別先行劇場版『神様のサイコロ』は、10月のドラマ放送に先駆けて、9月27日(金)より東京、愛知、大阪の劇場にて限定公開される作品です。
『神様のサイコロ』は、飯田譲治氏による、命がけの脱出ゲームに翻弄される5人の動画配信者を描いた、予測不能の完全オリジナルストーリー。あの名曲「世にも奇妙な物語」のテーマソングを手掛けた蓜島邦明(はいしま・くにあき)氏が音楽を担当し、盟友・飯田譲治監督とのタッグにより、作品の世界をさらに広げています。
キャストには、テレビ・舞台・ミュージカル、アーティストとして活躍中の俳優陣が集結。主人公・赤城勇太役で、ドラマ単独初主演を飾るのは、舞台・映像・ミュージカルなど多彩な作品で魅了する和田雅成(わだ・まさなり)さん。和田さんは主題歌も担当し、ロックナンバー「Dice」(ダイス)で、エモーショナルな歌声を披露しています。
そして、主人公の友人で人気動画配信者役に、大人気のダンスボーカルユニット「M!LK」のメンバーとしても活躍中の俳優・曽野舜太さん。さらに、『仮面ライダーアマゾンズSeason2』主人公の前嶋曜(まえじま・よう)さん、舞台『刀剣乱舞』や『ワールドトリガー』などで知られる櫻井圭登(さくらい・けいと)さん、『ウルトラマントリガー』主人公の寺坂頼我(てらさか・らいが)さんが出演。
この5人を中心に物語が進行し、アイドルユニット・Task have Fun(タスク・ハブ・ファン)の熊澤風花(くまざわ・ふうか)さん、白岡今日花(しらおか・きょうか)さん、里仲菜月(さとなか・なつき)さんや謎のドキュメンタリーディレクター役の兵頭祐香さん、教授役の渡辺哲さんが、謎めいた物語に彩りを与えています。
ーー本作に出演が決まったときのお気持ちを教えてください。
曽野さん一度、舞台『NIGHT HEAD 2041-THE STAGE-』で飯田監督が脚本を担当された作品に出演させていただいたことがありました。監督とお話させていただいた時に、僕の演技を「良かったよ」と褒めてくださって。今回、またご一緒させていただけることになり、頑張ろうという気持ちとワクワク感がありました。
今回オファーをいただいた役・白石は、作品のなかでもっともギャップがある、物語をかきみだすようなキャラです。幾多の伏線が貼られたミステリアスな役ですから、演じるのが楽しみになりました。名作『NIGHT HEAD』に続き、再び伝説が生まれる瞬間に立ち会うことができるんだなと思いました。
ーー飯田監督とはご縁というか、運命的なものを感じますね。
曽野さん運命を感じています(笑)。
ーー飯田監督はどのような方ですか?
曽野さん飯田監督はレコードがお好きなんです。僕もレコードが好きで。大先輩で、とても尊敬している方なのですが、共通点が多く、気さくに楽しくお話をしてくださるんです。いつの日か飯田監督の自宅へ遊びに行かせていただき、レコードを拝見したいです。
ーーお若い曽野さんが、レコードがお好きだとは意外です。
曽野さんアメリカのヴィンテージの家具を集めることも好きで、間接照明をたくさんつけて、レコードを聴いています。
ーーどのようなジャンルがお好きですか?
曽野さんジャズのライヴを聴くことが多いです。
ーーご自身と白石が似ているところは?
曽野さん撮影現場で、演じる際に素の自分を混ぜて行こうというお話があったほど、似ているところが多いです。白石は物語の中心となる配信グループ『ファイブ・カラーズ』の元メンバーたちのなかで、守りたくなるような、弟キャラなんです。僕も「M!LK」メンバーの中での最年少ですから、共通点を感じました。
撮影現場のスタッフさんたちは、僕らが演じやすい環境を作ってくださったので、飯田監督にたくさん質問をしながら、のびのびとした気持ちで白石を作ることができました。
ーー白石は何でも食べてしまう、大人気料理系配信者ですが、ご自身はいかがですか?
曽野さん僕は好奇心旺盛なので、いろんなお店に行って、いろんな味を試すのは好きです。でも、彼のように、ゲテモノは無理です。食べません(笑)。
ーー現場の雰囲気はいかがでしたか?
曽野さん和気あいあいとした楽しい雰囲気でした。和田さんは演じた役である赤城のような兄貴分で、みんなを引っ張っていくようなところがありました。お話も面白いうえに、感謝と謙虚を忘れない方なんです。
こういう方になりたいなと思うほど、尊敬している先輩です。こういうことを直接言うのは恥ずかしいですが、本当にそう思っています。
ーー最後に見どころを教えてください。
曽野さん白石が「願いを叶える人形」とされる、不気味な魔術の人形「ブアウ」の話をもちかけて、物語のきっかけを作ります。彼が何を考えているのか。注目していただきたいです。
全体的な見どころとしては、飯田監督の素晴らしい脚本、5人の関係性や個性を感じて、その場に一緒にいるような気持ちになって楽しんで欲しいです。
単純なミステリーやホラーではなく、引き込まれる、独特な雰囲気がある作品です。観る方も『神様のサイコロ』にぐっと惹かれて気持ちをいただきたいです。
インタビューのこぼれ話
本作には「願いを叶える人形」とされる、不気味な魔術の人形「ブアウ」が登場します。ご自身は、「ブアウ」のような、科学で証明できない現象を信じるタイプですか?「僕は論理的なタイプなので、全く信じません(笑)。ただ、そういう世界は存在するかもしれませんし、幽霊を怖いと思う気持ちはあります」
もし、何でも願いが叶うとしたら?「M!LKのメンバーと一緒に富士山へ登ってみたいです。僕らはアーティストとしてトップを目指しているので、てっぺんの景色を観てみたいです」(曽野さん)。
Information
特別先行劇場版『神様のサイコロ』
9月27日(金)より、限定公開
【公開劇場】東京:池袋HUMAXシネマ、愛知:名古屋センチュリーシネマ、大阪:シネマート心斎橋
ドラマ『神様のサイコロ』
10月9日(水)より、毎週水曜日23:30~24:00
BS日テレ、テレビ神奈川、テレビ埼玉、千葉テレビ放送
※10月2日(水)は、「神様のサイコロ放送直前スペシャル番組」を放送予定。
監督・脚本・原作:飯田譲治
出演:和田雅成、曽野舜太、前嶋曜、櫻井圭登、寺坂頼我、兵頭祐香、渡辺哲
主題歌:和田雅成「Dice」
音楽:蓜島邦明
話数:30分×8話
制作プロダクション:ヒューマックスエンタテインメント
©飯田譲治/キングレコード株式会社
写真・鳥羽田幹太文・田嶋真理
写真・鳥羽田幹太 文・田嶋真理
【関連記事】
結成7周年・M!LK「願ってもないタイミング!」ついにメジャーデビュー
TikTokキッカケで大バズり中の森愁斗、兄のもーりーと「同じ人を好きになることは絶対にありません」
佐野勇斗「増量と減量の両方をやってみて、増量のほうが大変でした」 肉体改造秘話