既婚者の男性たちによると、「妻と初めて会ったときにビビッときた」という場合があるようです。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、男性たちに聞いた“出会いのシーンで直感が働いた瞬間”についてお届けします。
目が合ったときに知り合いかと錯覚した
「今の妻との出会いは、よくある飲み会です。特に気合を入れて参加している人もいなかったし、ゆるい雰囲気で時間がある人が友人を集めて飲むようなカジュアルな会でした。
その日初めて妻と会っているはずなのに、目が合った瞬間に“あれ?この人のこと知っているかも?”って錯覚したんですよね。でもどんなに考えても誰だか思い出せないし、変だなぁ…って。
連絡先を交換して、その話を妻にしたら、なんと妻も同じように思っていたことが判明して、さらにびっくり。ふたりで散々考えたけれど、どう考えてもその日が初対面だし、“ひょっとして前世で恋人同士だったりして!?”なんて盛り上がっているうちに付き合うことになり、そこから1年で結婚しました。今思い返しても、不思議な体験でした」(42歳男性/輸入業)
深い関わりになる異性とは、出会った瞬間に「初めて会った気がしなかった」という話は稀に耳にします。相性がいいのか、前世で深い縁があったのか…。真相はわかりませんが、印象に残る直感的な出来事になりますよね。
些細な共通点が多かった
「婚活をしていて、なかなかビビッとくる相手と出会えていなかったんですが、妻との出会いでは初対面からいい雰囲気で進みました。いわゆるビビッときた瞬間は、話していると些細な共通点が多かったことです。
実は僕たちは婚活アプリで出会っているので、大まかな相手の情報は事前にわかっていたんですけど、実際に会って話してみたら、“幼少期に北海道で暮らしていた”とか“実は人参が苦手”とか“小学生のときに泳げなかった”とかの、本当に小さなことに共通点が多くて。こういうのが相性に関係してくるのかなって思って、共通点を見つけるにつれて急速に惹かれたんですよね」(36歳男性/自由業)
些細な共通点が多い相手とは会話が弾みやすいうえに、背景が似ていることから価値観も近い可能性が高いでしょう。話しているうちにビビッと直感が働けば、ふたりの距離も早く縮まりそうです。
共通の知り合いが多かった
「アプリで知り合った女性とスピード結婚をしました!今の妻と出会ったその日に、やたら共通の知り合いが多いことがわかって、驚くと同時に親近感が湧いてきました。
それまでアプリで出会った女性たちとは、2回目や3回目のデートで“なんか違うな”って思ってばかりだったんですけど、妻とは共通の知り合いが多かったせいか、話題もあったし価値観も似ている感じがしましたね。今思えば、初対面であそこまで安心できたことはなかったので、あれが僕的にはビビっときた瞬間だったような気がします」(35歳男性/サービス)
ビビッと直感が働くタイミングは、電流が走るような衝撃的なものとは限りませんよね。初対面でこれまでに感じたことのない感情が湧くようであれば、それも“ビビッときている状態”といえるでしょう。
ゴールインをするカップルたちに話を聞くと、初対面から好印象だったケースも多いです。相手のことをまだよくわからないうちに何かを感じ取るのは、ふたりが高相性であることを本能的に示しているサインなのかもしれません。
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文・並木まき
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