2024年9月30日~10月6日(集計期間)の「映画.comアクセスランキング」を紹介します。これは総合映画情報サイト「映画.com」において、すべての作品ページの中で、この1週間のアクセス数が多かった順の人気ランキングです。
脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲ、監督・水田伸生のトリオによる2013年公開のオリジナルコメディ「謝罪の王様」が首位に浮上しました。驚異的名ジャンプアップをみせた前週と同様に、同作レビューへのアクセス集中が継続したためのようです。
2位には、10月4日公開の新作「シビル・ウォーアメリカ最後の日」が前週の51位からジャンプアップ。「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランドが監督・脚本を手がけ、内戦の勃発により戦場と化した近未来のアメリカを舞台に、最前線を取材するジャーナリストたちを主人公に圧倒的没入感で描いたアクションスリラーです。
3位には「Cloud クラウド」がアップし、「ラストマイル」は4位をキープ。「スオミの話をしよう」が5位で、「侍タイムスリッパー」も6位に順位を上げています。
7位には、9月27日公開の「傲慢と善良」がアップ。直木賞作家・辻村深月氏が現代に生きる人々のリアルな恋愛観と価値観を描いた同名ベストセラー小説を原作に、藤ヶ谷太輔と奈緒の共演、「ブルーピリオド」の萩原健太郎監督のメガホンで映画化した恋愛ミステリーです。
8位には、12月7日公開予定の「どうすればよかったか?」が前週の184位から大きく順位を上げました。統合失調症の姉を家に閉じ込めた両親を、弟である藤野知明監督自身が20年に及び記録したドキュメンタリーです。山形国際ドキュメンタリー映画祭2023などで上映されるやいなや大きな話題となり、劇場公開を待ち望む声が高まっていました。10月5日に劇場公開決定のニュースを配信しています。
新作「ふれる。」も前週の57位から9位にジャンプアップ。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「空の青さを知る人よ」の青春3部作を手がけた監督・長井龍雪、脚本家・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀が再結集し、不思議な生き物「ふれる」の力で心がつながっている3人の青年の友情を描いたオリジナル長編アニメです。永瀬廉、坂東龍汰、前田拳太郎が3人の声をそれぞれ演じ、人気音楽ユニット「YOASOBI」が主題歌を担当しています。入場特典として、「ボイスドラマ『ふれる。の、前夜。』視聴QRコード付スペシャルメッセージリーフレット」が45万部限定で配布されました。
そして、9月27日公開の「憐れみの3章」が10位。「哀れなるものたち」に続いてヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンがタッグを組み、愛と支配をめぐる3つの物語で構成したアンソロジーです。共演のジェシー・プレモンスが第77回カンヌ国際映画祭男優賞を受賞しました。
【作品情報】
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どうすればよかったか?
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