不倫関係になってしまうのには、何かしら原因があるといえます。もしかしたら、自分のとった行動が引き金になっている場合も…。思い当たる節がある方もいるかもしれませんね。そこで今回は、“妻が後悔している不倫につながった軽率行動”について、経験者に意見を聞いてみました。
社交辞令で言ったつもりが…
「仕事の取引先の男性と打ち合わせをしていたとき、“今度食事でも…”と言われて、“ぜひ!”と答えてしまったことがありました。社交辞令だろうと思っていたんですが、実際に誘われてしまい。返事をした手前、断ることができずお受けしたんですね。
すると、行ったお店がめちゃくちゃ高級店で。高いワインを飲ませてもらい、だいぶ気分が良くなってしまったんです。
そこで向こうから“今日は妻がいない日なんだ。ホテルの部屋を取っておいたよ”と誘われて…。かなり酔っていたこともあり、そのままついて行って関係を持ってしまいました」カエデ(仮名)/28歳
社交辞令から始まった不倫ですね。軽率に返事さえしなければ、関係を持つことはなかったのかもしれません。
同窓会の流れで家に行き…
「高校の同窓会で、地元に帰ったときのことです。そこで、かつての友人たちと再会してカラオケに行ったんですが、かなり盛り上がってしまい、気付けば夜中の2時を回っていました。
すると、男友だちが“うちで始発まで待ったら?”と声をかけてきたんです。私は結婚しているし、ちょっと警戒もしましたが、そんなに酔ってもいなかったので伺わせてもらうことに。
朝まで待たせてもらい、その日は何もなかったんです。でも、それから数か月後に実家に帰る用事があり、その彼に連絡をしたら二人で飲みに行くことになって…。
前回が何もなかっただけに、警戒心が薄れていました。軽い気持ちで家に行ってしまい、今度は流されて関係を持ってしまいました」ユカ(仮名)/32歳
一度家に行ったことによって、安心感が生まれてしまったようです。その最初の1回がなければ…と後悔したのでしょう。
フラれたのを慰めているうちに…
「以前、親しくしている男友だちがいました。当時は夫公認の友だち関係。その男友だちから“彼女にフラれた”と連絡を受け、話を聞いてあげようと飲みに行ったんですね。
お酒が入ったこともあり、男友だちが泣き始めたんです。私は、肩とか背中をポンポンと叩きながら慰めてあげました。
そして、話を聞いているうちに、あまりにかわいそうに感じてしまって…。気付いたら二人でホテルに入っていました」サユキ(仮名)/30歳
カラダに触れて慰めてあげていた行為が、友だち以上の雰囲気を作ってしまったのでしょうか。異性の友人との距離感は難しいものですね。
あえて冷たい態度をとっていたら…
「職場に、10歳下の男性が入ってきたんですね。ちょっとチャラくて苦手なタイプだったので、冷たい態度をとっていました。仕事でも厳しくすることが多かったんですが、あるとき“言いすぎてしまった”と感じた出来事があり、さすがに申し訳ないと思って食事に誘いました。
私が謝ると、彼は“嬉しい”と言うんです。“厳しくしてもらってありがたい”とまで…。その言葉が胸に刺さり、一気に好きになってしまって。そこから不倫に発展してしまいました」セナ(仮名)/34歳
冷たくしていたことに後ろめたさがあったんでしょう。むしろ感謝され、救われた気分になったのかも。彼のチャラさからのギャップも良かったのでしょうね。
妻が後悔している“不倫につながった軽率な行動”をご紹介しました。
当時は軽率な行動だと思っていなくても、振り返るとそうだったと思うこともあるようです。既婚者が異性と接する際には、自分に“その気”がなくても、しっかりと気を引き締めておいた方が良いのかもしれません。
©︎kapinon/metamorworks/PIXTA(ピクスタ)
※ 2023年3月21日作成
文・塚田牧夫
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