10月1日(火) 17:00
国立西洋美術館で、2025年10月25日(土)から2026年2月15日(日)まで、『オルセー美術館所蔵印象派―室内をめぐる物語』が開催されることが発表された。
印象派といえば、戸外の風景を移ろう光とともにとらえた絵画がまず最初に思い浮かぶが、同展では、彼らが多く描いたテーマのひとつである室内の表現に注目。「印象派の殿堂」ともいわれるパリ・オルセー美術館所蔵の作品68点を中心に、国内の重要作品も加えた約100点で、室内をめぐる印象派の画家たちの関心のありかや表現上の挑戦をたどっていく。
なお、オルセー美術館の印象派コレクションがこの規模で来日するのは、およそ10年ぶりのこと。また今回は、若きドガの才気みなぎる代表作《家族の肖像(ベレッリ家)》が日本で初めて展示される。さらに、マネ、モネ、ルノワール、セザンヌらの名品も一堂に会し、室内というテーマを通して印象派のもうひとつの魅力を堪能できる機会となりそうだ。
<開催情報>
『オルセー美術館所蔵印象派―室内をめぐる物語』
2025年10月25日(土)~2026年2月15日(日)、国立西洋美術館にて開催
公式サイト:
https://www.orsay2025.jp