【写真】笑顔でバスケをする裕ちゃん(柄本時生)
俳優の柄本時生と今井隆文によるドラマ初プロデュース作品「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(毎週金曜深夜0:12-0:42※第11話は深夜0:22-0:52、テレ東系/Leminoにて配信)の第11話が、9月20日(金)に放送される。
■錦糸町を舞台にした過去の「汚れ」を掃除する掃除屋3人の人間ドラマ
東京・墨田区錦糸町を舞台に、過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、様々な人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく。登場人物それぞれの心理や感情の動きを丁寧に描いた人間模様を、ドラマのために書き下ろしたオリジナル脚本で展開する。人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる人間ドラマだ。
■登場人物の役どころは…
掃除屋の三人には、柄本、賀来賢人、落合モトキが出演し、ルポライターには岡田将生が出演する。
賀来が演じる掃除屋「整理整頓」の社長・大助は、かつて、海外でのプロバスケ選手の夢を持つが家業の跡継ぎとしての責任を放棄することへの罪悪感などを持っていた。裕ちゃんの事故により、家業の掃除屋を継ぐ理由付けができたことに安堵している。
一方、柄本が演じる掃除屋「整理整頓」の社員で、大助の幼馴染・裕ちゃんは、大助についていく形で不向きなバスケをしていたが、周囲のメンバーから浮き、より無意識に大助に依存していく。事故により車椅子生活になるも、不自由となった生活への抵抗がないことを不思議に思っている。
さらに、落合が演じる除屋「整理整頓」の社員で、大助と裕ちゃんの後輩・一平は、裕ちゃんの事故後から常に大助と裕ちゃんの仲を心配し、間を取り持とうとするがいつも少し空回りする。また、岡田が演じる一匹狼のルポライター・蒼は、表向きは地元住民や再開発が進み増えた観光客向けのフリーペーパーのライターだが、実は世の悪事を暴くために証拠の動画や画像を二次元コードで町中にばらまいている。
■第11話のあらすじ
第11話は――
裕ちゃん(柄本時生)は、「掃除屋辞めようと思ってる」と大助(賀来賢人)と一平(落合モトキ)に退職を宣言し、二人は突然の宣言に固まる。
翌日、三人は母校からの依頼で、体育館の倉庫を清掃することに。しかし、母校へ向かう最中も、教師になった金子先輩(鈴木杏)との再会も、大助と裕ちゃんは無言のまま。さらに、作業も息が合わずうまく進まないでいた。
そんな中、大助との関係が引っ掛かっている心音(さとうほなみ)は、ある決意を心に秘めていた。
――という物語が描かれる。
■「自分は、大助さんの答えに従います」
公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、屋上で車椅子にのる裕ちゃんと、裕ちゃんの車椅子をおす大助の過去のシーンからスタートする。
その後、一平が「自分は、大助さんの答えに従います」と、真剣な表情をした大助に話をするシーンや、金子先輩に「てか、なに、一平しか喋んないじゃん」と言われた三人が気まずそうな表情をし、一平が「まあまあまあ」と答える様子が。
また、場面が変わると、裕ちゃんが「なんか、進んでる感じがしなくて」と心音に話し、心音が「お互い、大助の荷物軽くしてあげないとだね」と答える姿が流れ、続けて、「困るよね、待つのはやめることにする」というせりふと一緒に、自転車に乗る大助と心音の姿が。さらに、女将(MEGUMI)が「大事なものって、意外と目の前にあったりするもんなのよ」と一平に伝える様子や、大助が心音を抱きしめる場面も。
そして、体育館にいる裕ちゃんと大助の姿が映し出されると、裕ちゃんが「実はさ…」と話し始め、大助が「まじか…」と答える様子が流れ、最後に、「おせっかいなんだよ」という声と一緒に、荷物を運ぶ蒼の姿が切り取られ、動画は幕を閉じる。
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