8年関係を持っていた元不倫相手の子を妊娠しました… ひとりで抱え込んだ「30代後半女性の末路」

8年関係を持っていた元不倫相手の子を妊娠しました… ひとりで抱え込んだ「30代後半女性の末路」

9月4日(水) 21:15

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40歳を目前にした淳子さん(仮名)は、長年の不倫関係を清算し、新たな人生を始める決意をしました。ところが、最後のデートで別れを告げた2か月後、不倫相手の子どもを妊娠していることが判明。パニックに陥った淳子さんは、どの後どうなったのでしょうか…。不倫相手との子どもを妊娠したことにより、人生計画が大きく狂った女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。
妊娠発覚も元不倫相手に連絡はできず…

仕事の関係で知り合った浜田さん(仮名)と、8年間にもわたり不倫をしてきた淳子さんは、不倫を終えて2か月が経とうとする頃に妊娠が判明しました。

「もう別れて時間が経っていたので、浜田さんに今更連絡をするわけにもいかないと思って、すごく悩みました。浜田さんに連絡をして、大ごとになるのも避けたかったから…。
でも、考えているうちにお腹の子どもは大きくなります。早く決断をしなくてはいけないとわかっていたのですが、自分がどうしたいのか、答えが出てこないまま時間ばかり過ぎてしまって。
私の計画では、不倫を終えてから婚活を始めて、人並みの結婚をしたいと考えていたので、不倫相手の子どもを妊娠したのは、予想外すぎる展開でした」

年齢的にも、今回諦めてしまうと次がないかもしれないという焦りを抱いたと話す淳子さん。しかしどうしても「産む」という決断ができないまま時間が過ぎていくなか、最終的には諦める結論を出したと話します。

誰にも言えずに自分だけで解決したものの…

淳子さんは、不倫のことも妊娠のことも誰にも相談をしないまま、子どもを諦めたとのこと…。しかし今でも、そのときの自分の判断が正しかったのかどうか自信がもてず、心が晴れない日々を送っているそうです。

「不倫相手の子どもを妊娠することもあると、理屈ではわかっていたのですが、まさか自分がそうなるとは思ってもいませんでした。8年も不倫をして、それまで一度も妊娠したことがなかったから油断していたのかもしれません。
諦める決断をしたことに対して、今でも罪悪感や後悔があり、やっぱりシングルでも覚悟を決めるべきだったのかな…と毎日考えています。周りから変なレッテルを貼られるのがいやで、不倫のことも妊娠のことも最後まで誰にも話さないままでしたが、相談できる人がいなかったのも、よくなかったのかなと思っています。
今はもう婚活をする気力もなく、ただただ後悔ばかりが残っています。不倫を終えたら全てが好転する、もっと幸せな人生が待っていると思っていましたが、現実は甘くありませんでした」

不倫相手との関係を終えたあとに、ひとりで抱えなくてはならない事情が出てくる場合もあるでしょう。不倫関係によるものでなければ周囲に相談ができても、不倫だったゆえに誰にも言えないケースもあるのです。「自分は大丈夫」と自信があったとしても、不倫を始めるべきではないのは言うまでもありません。
©kei907/Adobe Stock ©beeboys/Adobe Stock

文・並木まき

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