【写真】「モンスター」第1話シーン写真(左から)美波、萩原利久、櫻坂46・藤吉夏鈴
10月14日(月)にスタートする趣里が主演を務めるドラマ「モンスター」(毎週月曜夜10:00-10:54※初回は夜10:00-11:09、フジテレビ系)の初回ゲストに、萩原利久、美波、櫻坂46・藤吉夏鈴の出演が決定。3人からのコメントが到着した。
■異色のリーガル・エンターテインメント
本作は、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子(かんなみりょうこ/趣里)が、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメント。
物事の本質を見抜き、独自の解釈のもと裁判を掻き回す型破りな“モンスター”だからこそ、人間が訳もなく悪意に満ちてしまう、“モンスター”になる瞬間を見逃さず、冷静に事件を解決に導き、周囲の価値観を覆しながら影響を与えていく。
萩原が演じる塩屋遼は、突如弁護士として働くことを決めた亮子が初めて弁護を担当する人物。塩屋は交際相手の川野紗江(藤吉)を自殺に追いやったとして、自殺教唆の罪で起訴される。自己肯定感が低く、恋人に対して自殺の引き金になるような心ない言葉をぶつけたり、感情が高ぶると暴言を吐くなど荒っぽい一面を持ち合わせた人物で、同情の余地など全くない被告人。そんな塩屋の言葉が引き金となり、自ら命を絶ったとされる塩屋の恋人・紗江を藤吉が演じる。紗江は、実は恋人にも秘密でカウンセリングを受けており、その担当カウンセラーを美波が演じる。
■「モンスター」第1話あらすじ
神波亮子は突然、大草圭子(YOU)が所長を務める「大草圭子法律事務所」に現れ、「弁護士をやってみることにした」と言い出す。装いに弁護士らしさもなく、素性もわからない、ただただ弁護士バッジを見せつけてくる亮子に東大法学部卒の若手弁護士・杉浦義弘(ジェシー)は戸惑いを隠せない中、大草は亮子が来ることを知っていたようであっさりと受け入れてしまう。
さらに亮子は杉浦が断るつもりであった自殺教唆の罪で起訴された塩屋遼(萩原)の弁護に立候補。彼は交際相手の川野紗江(藤吉)に自殺未遂の過去があることを知りながら、「死ね」とメッセージを送ったという。しかも彼女はカウンセラーの梅本ますみ(美波)の元に通うほど日常的に精神を病んでいた。自殺教唆は前例が少ない事件とあって、杉浦は新人には無理だと進言するが、反対に大草から命じられ、亮子をサポートすることに。
接見した塩屋は、憔悴しきった様子で自殺した紗江への謝罪を口にし、決して彼女の死を願ったわけではなく、むしろ自分が死にたいと思っていたと話す。実際、死の直前の2人のやりとりは、塩屋の「消えたい」というメッセージから始まっていた。亮子は紗江の上司である上岡(戸田昌宏)や紗江の実家に話を聞きに行くが、当然、彼らが被告の弁護人である亮子の言葉に耳を傾けるはずもなく、八方ふさがりになった亮子は思いもよらぬ行動に出る。
■萩原利久コメント
――台本を読んだ際の感想をお願いします。
登場するキャラクターが面白いなと台本を読んで率直に思いました。弁護士視点のリーガルものは世の中に多数あると思いますが、決して、正義をまっすぐ描くわけじゃない。正面からはいかないドラマです。僕の役柄に関しても、白と黒の様にはっきりしてはいない、そういった部分が多数あって、演じる上でも面白いなと思いました。
――萩原さんは、演じる塩屋をどういう人物ととらえていますか?また演じてみての感想、意識された部分などお教えください。
塩屋は、どこか少し子供っぽい、大人になり切れてない人物だなと思いますね。ふとした瞬間に、突発的に口が悪くなって抑えがきかなくなる。危うさ・不安定さを感じます。そういう、グレーたるところを表現できればなと思っています。人に対して言わないようなセリフや激しいシーンもあって、自分のテンションよりは、少し高めに出す意識はしました。
――共演する趣里さんや、ジェシ―さんの印象は?
趣里さんに関しては、お互い「僕らは、ほぼ同期」と呼び合っていて、昔から知っている存在です。共演は久しぶりだったのでうれしかったです。僕が撮影に入ったときは、趣里さん、ジェシ―さん含め、すでに楽しい現場の雰囲気があって、明るい現場作りをしてくださってるなと、居心地がいいのは、お二人のおかげだなと感じました。
――ドラマタイトルにちなみ、ご自身が“モンスター”になる瞬間は?
バスケやサッカーの試合を見ている瞬間ですね。趣味を生活の中でも優先してます。あとは、びっくりするぐらい寝ます(笑)。睡眠に関しては、モンスター級かもしれないです。
――第1話のみどころ、視聴者へのメッセージをお願い出来れば幸いです。
ドラマで描かれる視点や言葉のチョイスがとても面白いと思います。裁判ものとして、真相を解き明かしていく面白さももちろんありますが、僕自身としてはそれだけはない新しいリーガルドラマだなと感じました。ストレートには描かない、そういった部分もあるので、楽しんでいただけるのではないかと思います。
■美波コメント
――オファーを受けた際のお気持ち、台本を読んだ感想をお教えください。
紗江のカウンセラーである梅本ますみはどういう人物なのか、すぐにはわからず難解でした。
――現在、パリと日本の2拠点を行き来しながら活動されているかと思いますが、今回の撮影はいかがでしたか?
日本のおいしいお米を久しぶりに食べられたので、うれしかったです。
――美波さんは、演じるカウンセラー・梅本ますみをどういう人物ととらえていますか?
掴みどころのない人物なので、皆さんがどのようにご覧になるか楽しみです。
――共演する趣里さんや、ジェシ―さんの印象、撮影中のエピソードがあればお願いします。
趣里さんとは昔、新幹線乗り場で偶然お会いし、共通の知り合いを通じてお話ししました。現場では、その時の話に花が咲きました。
――第1話のみどころ、視聴者へのメッセージをお願い出来れば幸いです。
1話からハードな内容になると思いますが、それぞれの内面に潜む“モンスター”を垣間見られる興味深いドラマです。
■櫻坂46・藤吉夏鈴コメント
――オファーを受けた際のお気持ち、台本を読んだ感想をお教えください。
台本を読んだ時に、改めて言葉の重みを感じました。人に簡単に言葉をかけてはいけないのではないかと思わされます。言葉は人を救うこともできるし、傷つけることもできるからこそ、大切に扱わなきゃいけないなと感じました。この気持ちを大切にしながら演じました。
――櫻坂46として活動しながら、今年は映画初出演にして、初主演をかざるなど、幅広い活動をされていますが、俳優としてのお仕事はいかがですか?また、今回のドラマに参加してみて感じたことなどがあれば。
今はとにかく俳優として、多くの経験を積みたいと思っています。まだまだわからないことだらけで、経験を早く積まないとと、焦っている気持ちもあります。成長できるよう努力します。
―― 藤吉さんは、演じる川野紗江をどういう人物ととらえていますか?また演じてみての感想、注意した点、意識された部分などお教えください。
紗江ちゃんは人の温もりをちゃんと感じられる人だと思います。そんな紗江ちゃんを演じさせていただくことうれしいです。一歩一歩踏み締めるイメージで演じました。
――第1話のみどころ、視聴者へのメッセージをお願い出来れば幸いです。
今回1話ゲストとして出演させていただきうれしく思っています!命、言葉について考えさせられる話となっております。私自身も2話以降のお話を知らないので、放送が楽しみです。まずは1話を楽しんでいただけるとうれしく思います。
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