【写真】小さい女の子にニコッと笑顔を見せる蒼(岡田将生)の姿
俳優の柄本時生と今井隆文によるドラマ初プロデュース作品「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(毎週金曜深夜0:12-0:42、テレ東系/Leminoにて配信)の最終話が、9月27日に放送。掃除屋メンバーや蒼(岡田将生)が新たな道を歩み始める姿が描かれ、X(旧Twitter)では「本当に面白かったです」と反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)
■錦糸町を舞台にした過去の「汚れ」を掃除する掃除屋3人の人間ドラマ
東京・墨田区錦糸町を舞台に、過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、さまざまな人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく。
登場人物それぞれの心理や感情の動きを丁寧に描いた人間模様を、ドラマのために書き下ろしたオリジナル脚本で展開する。人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる人間ドラマだ。
■登場人物の役どころは…
掃除屋「整理整頓」の社長・大助を賀来が、社員で大助の幼なじみの裕ちゃんを柄本、同じく社員で、大助と裕ちゃんの後輩となる一平は落合モトキが演じ、ルポライター役で岡田が出演する。
■まっさんが突然刺されてしまい…
いよいよ錦糸町音楽フェス当日。そこには、まっさん(星田英利)や美里の父(板尾創路)と母(菜葉菜)、能光順(浅香航大)など、これまで整理整頓メンバーが関わってきた面々が訪れていた。蒼が暴露したいじめの加害者・町田麻衣(山下リオ)の姿もあった。
フェスに参加していたラジオ番組「星降る錦糸町」のパーソナリティーを務めるなみえ(濱田マリ)とかおる(光石研)。なみえを見つけたまっさんは「子どもほったらかして何してたんだよ」「あいつはな、ずっと独りぼっちだったんだぞ」と訴える。なみえは蒼の母だった。
つらい過去を持つ蒼が、同じくつらい思いを抱える人たちのために闇を暴いてきたことを明かし、これまでの二次元コードが記載された紙をばらまくまっさん。そんなまっさんのもとに蒼が駆け付け、「何やってんだよ!余計なことしなくていいよ」と抱きかかえる。まっさんは死ぬ前に蒼のことを見てもらおうと、なみえに訴えかけたのだった。
すると突然、背後から包丁で刺されるまっさん。犯人は二次元コードにより暴露された麻衣の母(美保純)だった。虫の息になっていくまっさんを抱きかかえ、「死ぬなよまっさん!」と叫び続ける蒼。
■掃除屋メンバーのその後は
場面は変わり、錦糸町フェスから時間が経った整理整頓メンバーはそれぞれの拠点で活動していた。錦糸町に残り、掃除屋を引き継いだ一平。大助は心音(さとうほなみ)とともに渋谷でカフェを運営している。
そして、裕ちゃんは、大助と心音が営むカフェの商品を運ぶ配達員に。リハビリのおかげで、足は回復していた。一方、蒼は駄菓子屋を継いで、子どもたちと戯れていた。そんな蒼の隣にはまっさんの姿が。
「あなたにとって錦糸町とは何ですか?」と、おのおのが錦糸町への思いを胸に、前を向いて新たな道を歩み進める姿が描かれ幕を閉じた最終話に視聴者からは「めっちゃ良かったー」「ありがとう錦糸町パラダイス」「とてもとても胸にくる」「次に次に観たくなるドラマでした」「素敵なドラマをありがとうございました」「本当に面白かったです」といった投稿が相次ぎ、反響を呼んでいる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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