【動画】最新作「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」特報
銀河が舞台のエンターテインメントである「スター・ウォーズ」。その「スター・ウォーズ」シリーズにおいて欠かすことのできない伝説のキャラクター・ルーク・スカイウォーカーを演じるマーク・ハミルが9月25日(水)に73歳の誕生日を迎える。そこで、時にはダース・ベイダーとの死闘を繰り広げ、時には弟子との反発を起こしたルークの活躍を登場作品の公開順に振り返る。(以下、作品のネタバレを含みます)
■「スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)」
「スター・ウォーズ」の物語が幕を開けた劇場公開一作目。両親と共に平穏な農夫として働いていたルーク・スカイウォーカーはドロイドのR2-D2、C-3PO、そしてジェダイのオビ=ワン・ケノービと出会ったことで運命が動き始める。オビ=ワンから自身の本当の父親であるアナキン・スカイウォーカーが偉大なジェダイであったことや自身にもジェダイの素質があることを教えられ、ライトセーバーを託されたルークは“悪の帝王”ダース・ベイダーの銀河支配を止めるため反乱軍の戦いに身を投じていく。
戦いの途中で反乱軍のリーダーであるレイアや、アウトローな密輸業者のハン・ソロと出会ったルークは、帝国軍の兵器デス・スターを破壊する任務を任されることに。類まれなる戦闘機の操縦技術を持ち、ジェダイとしての才能を開花させたルークが自身のフォースを信じ帝国軍の総攻撃を掻い潜りながら不可能と思われていたこの任務を成功させる姿は本作の注目シーンの一つである。
■「スター・ウォーズ/帝国の逆襲(エピソード5)」
前作から3年後を舞台にした劇場公開二作目。デス・スター破壊後も反乱軍の一員として戦闘に参加していたルークはより洗練された戦闘技術と培ったリーダーシップで帝国軍と死闘を繰り広げていた。力を増す帝国軍に対抗するべくジェダイとしての修業を積むことを決意したルークは惑星ダゴバに住む伝説のジェダイ・マスターヨーダの師事を仰ぐことになる。
ヨーダによって怒りや不安を制御できない自身の未熟さを見抜かれたルークだったが、ハン・ソロとレイアのピンチを聞きつけ修業を中断し救出に駆け付ける。宿敵であるダース・ベイダーとのライトセーバーを交えた激戦を繰り広げるが、修行半ばのルークは圧倒され右手を切り落とされ惨敗。さらにダース・ベイダーが自身の父であることを明かされ絶望の淵に落とされてしまう。
■「スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)」
ダース・ベイダーに敗れてから半年後を舞台にした劇場公開3作目。失った右手に義手を装着したルークは犯罪王ジャバ・ザ・ハットに捕らわれた戦友ハン・ソロを救うために敵の拠点に潜入する。救出のさなかに勃発した戦闘ではこれまでの青色のライトセーバーから緑色のライトセーバーに変え、巧みな剣さばきで圧倒。その後は惑星ダゴバに戻り、中断していたヨーダとの特訓を再開しダース・ベイダーとの最終決戦に向け着実に準備を進めていたルークだったが、反乱軍で共に過ごしてきたレイアが双子の妹だという衝撃の事実も明らかになる。
クライマックスではダース・ベイダーとの戦いに打ち勝つがベイダーの師であるパルパティーン皇帝が登場し、ルークを暗黒面に引き込むべくダース・ベイダーにとどめを刺すようそそのかすが「僕はジェダイだ」と宣言しルークは抵抗。パルパティーンの攻撃によりルークも瀕死となるが息子への愛に目覚めたダース・ベイダーがパルパティーンを倒し、父であるアナキンも暗黒面から解放されルークは銀河の平和を守り抜く。
■「スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)」
新たな劇場三部作の一作目で、「スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)」から約30年後が舞台となる本作。ダース・ベイダーに打ち勝った後にルークはジェダイ・オーダーを再興しようと奮闘するが、弟子の1人であるカイロ・レンが暗黒面に堕ちたことを機に自らを責め、姿を消すことを決意する。
そして、かつてルークやアナキン・スカイウォーカーが使ったライトセーバーを手にした主人公レイがその秘めたフォースの力を覚醒させたことによって、最大の敵カイロ・レンとの銀河の運命を懸けた戦いの始まりの物語を描く。祖父であるダース・ベイダーの遺志を継ぎ、暗黒面の力を極めることを企むカイロ・レンが所属するファースト・オーダーの暴走を止めるべく、ルークの妹レイアが率いるレジスタンスは銀河の平和の象徴であるルークを連れ戻し、新たなジェダイを育てることを画策する。
■「スター・ウォーズ/最後のジェダイ(エピソード8)」
続三部作の二作目で、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)」でルークとレイが出会った直後から描かれる本作。弟子であるカイロ・レンを暗黒面に墜としてしまった過去が明らかになったルークは、レイが求める救いの手を一度は断るが戦友であるハン・ソロの訃報を知り、しぶしぶレイに修業をつけることに。レイをジェダイとして育てることに消極的だったルークの前には、かつての師であるヨーダの霊体が現れ、未来を恐れることなくレイや次の世代に希望を託すよう言われたことでルークはレンと決着をつけることを決意する。
レイやレイアらレジタンスを追い詰めたカイロ・レンの前に現れたルークはライトセーバーを手に立ちはだかりカイロ・レンが仕掛ける猛攻を巧みにかわし続けるが、実はルークの実体はこの場にはおらず、レンと戦っていたのはルークのフォースが生み出した幻影だった。レンを欺き、レジスタンスが逃げる時間を確保したがフォースの幻影を生み出したことでその強大な力ゆえに肉体に大きな負担をかけたルークは命を落としてしまう。
■「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(エピソード9)」
続三部作の三作目で、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ(エピソード8)」でルークが命を落とした後の物語で、レジスタンスとファースト・オーダーの決着が描かれる本作。命を落としたルークは、かつての師ヨーダと同様に霊体としてレイの前に現れ、レンとの決着に向け修業をつけていた。
自身がパルパティーンの孫であるという衝撃の事実を知ったレイは、ジェダイの道を諦めようともするが、ルークは彼女をジェダイへと導き自身のライトセーバーとかつて幾度となく激戦をともにくぐり抜けてきた戦闘機をレイに託す。ルークに支えられ、ファースト・オーダーの黒幕であるパルパティーンを打ち倒したレイは自らを“レイ・スカイウォーカー”と名乗り銀河に再び平和をもたらす。
■オリジナルドラマシリーズ「マンダロリアン」シーズン2
ルークがダース・ベイダーに打ち勝った「スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)」のその後を舞台に、強力なフォースの力を秘めた子供グローグーと孤高の賞金稼ぎマンダロリアンによる銀河の危険な冒険の物語を描く人気シリーズ「マンダロリアン」。同シリーズは2026年に「マンダロリアン&グローグー(原題)」という最新映画も控えている。
そんな本作のシーズン2最終話では帝国軍の残党に攫われたグローグーを救うためにマンダロリアンとその仲間たちは帝国の軍艦へと乗り込み超高難易度の救出作戦に挑む。しかし敵陣の猛攻撃により絶体絶命のピンチに陥る中、彼らの前に緑色に光るライトセーバーを振るルーク・スカイウォーカーとその相棒R2-D2が現れる。
「新たな希望」「帝国の逆襲」「ジェダイの帰還」の旧三部作では、何者でもなかったルークが偉大な師オビ=ワン・ケノービとヨーダに導かれ銀河を救うジェダイへと成長する姿が描かれている。そして、「フォースの覚醒」「最後のジェダイ」「スカイウォーカーの夜明け」の続三部作では主人公レイを導く師となったルークの姿が描かれ、様々な時代で描かれるルークの活躍を楽しむことができる。
各「スター・ウォーズ」シリーズ作品はディズニープラスにて配信中。
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