【写真】大人の色気とかわいらしさのマリアージュ…!パク・シネ全身ショット
9月21日に配信開始した韓国ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」の制作発表会見が9月19日に韓国・ソウルで開かれ、主演のパク・シネと共演のキム・ジェヨン、キム・イングォン、キム・アヨン、パク・ジンピョ監督が登場。それぞれの役柄について語った。
■パク・シネ「人を振り回したり、状況をぐちゃぐちゃに…」
「悪魔なカノジョは裁判官」は、悪魔が憑依した裁判官と人間味あふれる熱血刑事が繰り広げる熱血ファンタジー。“水と油”な2人が罪人を追い詰めていく過程や、個性豊かな“悪魔3人組”のテンポのいいやりとりがコミカルに描かれる。
「美男<イケメン>ですね」(2009年)などで知られ、結婚・出産を経て2024年に「ドクタースランプ」で活動再開したシネは、悪魔“ジャスティティア”が憑依した裁判官カン・ビンナを演じる。
シネは役柄について「もともと先輩に何も言えないような性格だったビンナが、“悪魔”が憑依したことで、図々しく向こう見ずに言いたいことはハッキリ言うスカッとする性格に変わります」と説明。
一見悪役のようでもあるが、「ビンナは悪役というよりは“小悪魔”。ちゃめっ気があって、人を振り回したり、状況をぐちゃぐちゃにして人間を困らせたり、空気を読まない言動をしたり、ビンナはそんな悪魔だと考えました。演技をするときは、悪魔だけど愛らしく見せるにはどうしたらいいか悩みました。これまで演じてきたのが“静かに一人で涙する役”だったとすれば、今回は“涙が枯れるまで泣かせる役”です」と、役作りについて振り返った。
■キム・ジェヨン、パク・シネは「頼りになりました」
そんなビンナと“水と油”のような関係ながら共に事件を解決していく熱血刑事・ダオンを演じるのは、ドラマ「月水金火木土」のキム・ジェヨン。被害者や遺族に寄り添い戦うダオンのキャラクターについて「とても人間的で感受性が豊かな刑事で、被害者や遺族に感情移入もするし、責任を取ろうとする。犯罪者たちを最後まで追い詰める根性もある」と紹介した。
シネとは今回が初共演。実年齢ではジェヨンのほうが上だが、演技者としては子役から活動するシネのほうが先輩という間柄で、そんな彼女の印象を聞かれ「頼りになりましたし、僕が感情をあらわにするシーンなど、集中できないときには声をかけてくれたりもしました。僕が年上ですが、学ぶ点がとても多かったです」と称えた。
すると、これにシネが「私が気分のアップダウンがなかったのは、いいパートナーに出会えたからですよ」と返し、息の合ったコンビネーションの一端をのぞかせた。
■「キム・イングォンのオーラを出すなと言われて」…
ビンナと共に“悪魔3人組”を結成するのが、ソウル中央裁判所の中年実務官マンドに憑依した“子ども悪魔”。演じたのは「美男<イケメン>ですね」でシネと共演したキム・イングォンだ。
登壇した4人の中で最も演技歴の長いイングォンだが、劇中では“末っ子悪魔”役。「現場で(先輩悪魔役の)シネさんやキム・アヨンさんに会うのが怖かったです(笑)。監督からも“キム・イングォン”のオーラを出すなと言われて。唯一“人間”であるジェヨンが癒やしでした」とちゃめっ気たっぷりに撮影を振り返った。
昨今、女性キャラクター同士のケミにも注目が集まっている韓国ドラマ界。ビンナの助手の悪魔が憑依したコンビニバイトの女の子アロンを演じたアヨンは、今作でのシネとのケミに自信をのぞかせる。「冬の寒い日に初めての撮影があったんですが、私が防寒肌着を着ていなかったんです。そしたらシネ先輩が、車にあった予備の防寒肌着を貸してくださって。その記憶が鮮やかに残っていて、シネ先輩に憧れる気持ちがアロンのビンナに対する目に現れているのではないかと思います」とエピソードを交えて語った。
■パク監督「演出をしなければいけないのに見入ってしまった」
悪魔を主人公にしたファンタジーだが、パク・ジンピョ監督が「“人間であることを諦めた殺人者に教化の機会を与える前に、命を奪われた被害者と遺族たちをまずフォローしなければいけない”という言葉を常に念頭に置いて、ドラマを作りました」と語った通り、作品の根底には、犯罪被害者やその家族に寄り添うまなざしがある。
パク監督は「ここにいる俳優さん、特にシネさんが演技をすると、演出をしなければいけないのに、モニターに見入ってしまうことが多々ありました。視聴者の皆さんもその演技に見入ることと確信しています」と俳優陣を称え、作品の仕上がりにも自信をのぞかせていた。
パク・シネが主演を務める「悪魔なカノジョは裁判官」は、ディズニープラスのスターにて毎週金・土曜に1話ずつ配信中(全14話)。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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