日々、宿主の健康のため、体内で“はたらき”回る細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ同名コミックを実写化した映画『はたらく細胞』(12月13日公開)。永野芽郁に佐藤健、芦田愛菜、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、阿部サダヲら豪華キャストが集結した本作より、主題歌がOfficial髭男dismの書き下ろし楽曲であることが明らかに。本予告映像も解禁となった。
【写真を見る】全国21都市31箇所、総勢7500人ものエキストラが参加してワンダーランドのような体内世界を映像化した『はたらく細胞』
次々と発表されるキャスト情報に、SNSでは公開を待ちわびるファンの声があふれ返った本作。今回の本予告映像は、そんな全員主役級のキャストが集結した超豪華な内容に。体の中で擦り傷ができる過程や、赤血球と白血球が重なり合って“かさぶた”を生成する様子、細菌に侵入された体内での闘い、最強の敵に立ち向かうキラーT細胞やNK細胞、マクロファージなど、はたらく細胞たちの勇ましい姿や、本作ならではの“人間の世界”で繰り広げられる笑いあり、涙ありのストーリーの行方にも目が離せない。
まるでワンダーランドのような体内世界を映し出すため、全国21都市31箇所、総勢7500人ものエキストラが参加するなど最大規模のロケ撮影で行った圧巻の群衆シーンや、武内英樹監督の作品に欠かせない白組によるVFXで作り上げられた独創的細胞ワールドも登場。また、佐藤健自ら声をかけ実現した、「るろうに剣心」シリーズなどのアクション監督、大内貴仁との再タッグによる華麗なアクションシーンも確認できるなど、見どころが詰まった仕上がりとなった。
壮大なスケールで描かれる本作をさらに彩る主題歌を手掛けたのは、幅広い世代から絶大な支持を集め、紅白歌合戦は常連、いまやJ-POPの金字塔と言っても過言ではない日本を代表する4人組バンド、Official髭男dism。「作品を理解して、その魅力を楽曲として表現してくれるアーティスト」としてオファーしたところ、ボーカルの藤原聡が原作のファンでもあるといううれしい出来事も重なって実現。
本作のために書き下ろした楽曲のタイトルは「50%」。その制作過程についてOfficial髭男dismは、「昨年、身体に無理をさせ過ぎて、しばらくライブが出来なくなりました。いまはなんともないですが、健康第一、そんな聞き飽きたはずの言葉がやけに刺さった所で今回のオファーを頂き、アイデアがあふれ出て来ました。50%くらいの力加減で自分を労りながら日々生きて、譲れない瞬間や、大切な瞬間、そんな時だけ本気で頑張ったり、楽しんだりする。そんな塩梅で生きたいという願いを、100%の熱量を込めて作りました」と明かし、「この楽曲が映画に寄り添い、合わさって、沢山の方々と、細胞たちにユーモアや感動など、素敵な彩りを届けてくれる事を願っています」と熱い想いをつづっている。
新情報が解禁されるたび、バズリが止まらない映画『はたらく細胞』。映画館だからこそ楽しめる唯一無二の映画体験が堪能でき、笑って泣けて、タメになる“はたらく細胞ワンダーランド”の開幕を楽しみに待ちたい。
文/平尾嘉浩
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