6~7月に初の全国ツアーを成功させた、8人組ダンス&ボーカルグループのMAZZEL。初のアリーナ追加公演も決定するなど、新たな挑戦に向けて切磋琢磨する日々に迫りました。
写真上段左から、HAYATO、SEITO、EIKI、RYUKI
写真下段左から、KAIRYU、NAOYA、RAN、TAKUTO
――全国ツアーはどうでしたか?
TAKUTO:みんなで話し合いながら試行錯誤を重ねたツアーでした。みんなで作り上げることでチームとしてすごく成長できた期間だったと思います。
NAOYA:今回のツアーを通してMUZEの人生を背負っていることが実感できたので、その気持ちを忘れずに追加のアリーナ公演に向かいたいです。
HAYATO:ファイナルの東京ガーデンシアターのたっくんのMCを聞いて、たっくんがダンサー時代にあの場所に立っていたことを知りました。そんな思い出深い場所で8人でライブができたことがすごく嬉しかったです。
SEITO:今回のツアー前にたっくんがリーダーになったんですが、ファイナルで8人の思いを代表して堂々とMCをしている姿を見て背中がすごく大きく見えました。
EIKI:僕たちが感情的に意見を言っても、最終的にたっくんが冷静にまとめてくれて。チームがより良い方向に変わりましたね。
KAIRYU:ツアー時に追加公演でアリーナに立てることは決まっていたので、僕は自分たち自身がより納得できるグループになりたいと思ってMCでその気持ちを伝えました。口にすると思いが強くなるってことを実感しましたね。
NAOYA:EIKIが地元の愛知公演のMCで「愛知には辛い思い出が多いけど、これからは最高の思い出しか作りたくない」って言っていて。辛い思い出がある場所だったとしても、8人で幸せな思い出を上書き保存していきたいと思いました。
HAYATO:それぞれが過去のことを含めて思いを話していて、オーディションなどを思い出して少し涙が出てしまいました。
SEITO:少しじゃなくて結構泣いてたよな(笑)。
RAN:号泣だった(笑)
SEITO:間違いなくチーム力が上がったツアーでした。ライブハウスやホールでのライブを経験して、ステージの大きさによって臨機応変にクオリティの高いパフォーマンスをする力が付いたと思います。
RAN:ライブ会場の大きさに関係なく、お客さん一人ひとり全員に届けるという気持ちはライブの回数を重ねる度にどんどん強くなっていますね。
EIKI:単にライブをするだけでなくMUZEに何かを与えられるようなものにしようと全員が心がけています。今回はMCにかなり感情移入してもらえたツアーだと思っていて。MAZZELの強みを実感しました。
HAYATO:KAIRYUのようなちゃんと喋れるメンバーがいることで、自分のあまり得意ではない喋りもちゃんと拾ってもらえて。すごく助かってます。
RYUKI:僕は一番自由だと思うんですが(笑)、好きなように話してもみんなが笑いに持っていってくれたり真剣な話にまとめてくれるので安心感がありますね。
――ツアー後、HAYATOさんの家に8人だけで集まっていろいろな話をしたそうですね。
SEITO:これまで8人で目標を明確に意見交換する機会があまりなかったんですが、アリーナに向かう大事な時期にそれぞれが感じていることを共有できてよかったです。
TAKUTO:みんなからポンポン意見が出てきて会話が止まらなかった。僕はメンバーが集まる時だいたい先に帰る派なんですけど。
全員:確かに(笑)。
TAKUTO:でもその日はずっと居座っちゃいました。SEITOはよく意見を出してくれるんだけどこれまで通らないことが多くて。
RYUKI:それ言っちゃう?(笑)
TAKUTO:でも最近はいい案をどんどん出してくれるので、そこから話が広がったリして。
SEITO:「みんなとこういうことしたいな」って思うと自然にいい案が出てくるようになりました。
RAN:SEITOのメンバーへの愛ゆえだと思います。
SEITO:間違いないです!
RYUKI:セイちゃんに相談すると「一人ひとりのことをちゃんと見てくれてるんだな」って思うアンサーをくれるんです。
EIKI:「MAZZELでこういうことがやりたい」っていう話をする時が一番盛り上がるよね。スタッフの方がいると恥ずかしくてなかなか言えないことでもその日はメンバーだけだったから好きに意見が言えて。そういう時間をこれからも作っていきたいです。
RAN:ツアー前に社長(SKY-HI)から「もっと仲良くなろう」っていう話があったんですが、僕はみんなと違って積極的にコミュニケーションをとるタイプではないので、よりみんなが話してくれるようになったのは大きかった。だいぶ甘えられるようになりました。
HAYATO&RYUKI:それはめっちゃ感じる。
HAYATO:RANはやっぱり年下組だなって。
RYUKI:寂しがり屋だし。
HAYATO:素を出して一緒にふざけたりするようになったのでめっちゃかわいい!
RYUKI:うちら年少チームです。
RAN:そこには別に入らなくていい(笑)。
RYUKI:僕はどんどんメンバーに心を開くようになって、今では年上のメンバーにも噛みつくようになりました(笑)。マンネ二人はそうだよね。
KAIRYU:心開きすぎちゃってるのでちょっと閉じてほしいぐらいです(笑)。
全員:(笑)
KAIRYU:人と人って頑張ってコミュニケーションをとったとしても、絶対に合う、合わないがあると思うんです。MAZZELは合う8人が集まったとしか言いようがないところがある。その事実に感謝をしながらも、やっぱりそれぞれへのリスペクトがあるのが大きいと思うんですよね。
カイリュウ2000年10月22日生まれ。音楽を志し始めた時にハマったブラックミュージックに影響を受ける。「MAZZELの中で関西弁を喋っているのが僕です!」
ニット¥40,700(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760)パーカ 参考価格¥146,300(エムエスジーエム/アオイ TEL:03・3239・0341)
セイト2001年12月26日生まれ。幼少期からダンスを学び、中学時代にブレイクダンスで日本一に。爆発力のあるパフォーマンスとラップが得意。
ブルゾン¥71,500タンクトップ¥49,500パンツ¥71,500(以上メゾン ミハラヤスヒロ/メゾン ミハラヤスヒロ トウキョウ TEL:03・5770・3291)フード¥19,800(シンヤコヅカ/ザ・ウォール ショールーム TEL:050・3802・5577)
ハヤト2005年1月1日生まれ。グループ最年少。長い手足を活かしたダイナミックなダンスと特徴的なボーカルが魅力。「不思議な歌声と笑顔には自信があります!」
ジャケット¥93,500パンツ¥39,600(共にディーゼル/ディーゼル ジャパン TEL:0120・55・1978)パーカ¥35,200(カミヤ/ファーサイド TEL:070・6660・0692)
ナオヤ2003年4月28日生まれ。子役やモデルとして活躍した後、『MISSIONx2』に参加し、MAZZELに。見る者の目を奪う圧倒的なビジュアルと表現力の持ち主。
ジャケット¥206,800Tシャツ¥20,900パンツ¥93,500(以上ディーゼル/ディーゼル ジャパン)その他は本人私物
ラン2002年8月23日生まれ。幼少の頃からダンスを始め、大会での優勝経験もある実力者。「得意なポッピンダンスがMAZZELのアクセントになっていたら嬉しいです」
レザーシャツ 参考価格¥92,400中に着たシャツ¥126,500(共にエムエスジーエム/アオイ)
タクト1998年10月28日生まれ。8歳からダンスを始め、数々のアーティストのバックダンサーを務める。歌とラップは未経験ながら、努力家で成長が著しく存在感が光る。
ジャケット¥99,000(シンヤコヅカ/ザ・ウォール ショールーム)カットソー¥8,800(オークリー/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス TEL:0120・990・307)パンツ¥51,700(サブレーションズsublations.cs@one-five.jp)その他は本人私物
リュウキ2004年10月4日生まれ。幼少期よりダンスやラップを習得。数々のダンスバトルで優勝経験を持つ。なんでも巧みにこなすマルチプレイヤー。
ジャケット¥96,800(ランディー/ダフオフィス TEL:03・6303・2591)カットソー¥18,700(パラノイドkeihokubasuke0505@gmail.com)その他は本人私物
エイキ2001年12月6日生まれ。高校時代は野球部副キャプテンとしてチームを県ベスト4まで導く。ダンス未経験ながらMAZZELのメンバーに選出。情熱を持った努力家。
ブルゾン¥74,800ドレスカットソー¥45,100(共にキディル/サカス ピーアール TEL:03・6447・2762)右手人差し指リング¥27,500(ミラ/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)左手人差し指リング¥25,300(ガルニ/ガルニトウキョウ TEL:03・3770・4554)その他は本人私物
マーゼル2023年5月にデビューした8人組のダンス&ボーカルグループ。’24年3月発売の1stアルバム『Parade』がオリコン週間デジタルアルバムランキングで1位を獲得。10月に初のアリーナ追加公演を開催。
※『anan』2024年9月18日号より。写真・SASU TEI(RETUNE Rep)スタイリスト・井田正明井田信之ヘア&メイク・時田ユースケ(ECLAT)yuiamaneruna取材、文・小松香里鈴木恵美尹 秀姫
(by anan編集部)
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