婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、彼氏に深夜に飲み歩くのをやめさせたい28歳女性のお悩み。
彼氏に、深夜に飲み歩くのをやめさせたい!
『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。
みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!
さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。
お悩み:付き合って1年、同棲して4か月ほどです。最近、彼氏が2〜3週間に1回のペースで5時頃まで飲みに行っています。浮気などはしないタイプなので信じていますが、私が会社の飲み会で深夜にタクシー帰宅すると「夜中まで飲み歩く感覚がわからない」と怒っていたのにモヤモヤします。
私も今は夜中まで飲み歩きたいわけでもないし、彼にも飲み歩くのをやめてもらいたい、そして私が飲みに行く時も不機嫌にならずにいてほしいです。なるべく穏便に話し合いをしたいのですが、どのように伝えるのが良いでしょうか。(28歳・会社員)
束縛し合うと互いの首を絞める
同棲を始めると互いの日常が丸裸になり、いろいろと目に余る・気になることが出てくるものです。
しかしながら「私も夜中まで飲み歩きたいと思っていない」だから「彼にも飲み歩くのをやめてもらいたい」という方向性で束縛をすると、互いの首を絞めます。
相談者さんが会社の飲み会に参加しただけで「夜中まで飲み歩く感覚がわからない」と嫌味を言ってきたくせに、自分は午前様!?と言いたくもなりますが、そこはグッと堪えて冷静に対応しましょう。
「二人のために」が合言葉
束縛し合うのはやめて「二人のために」を合言葉にすることをお勧めします。
穏便に話し合いたいのなら「お互いに心配をかけないようにしよう」という方向性で話し合った方がベターです。
「あなたのことは信頼しているけど、さすがに明け方まで飲み歩くのは心配」
「日付が変わるまでに帰るし、こまめに連絡するから、たまの飲み会は気持ちよく行かせて」
――このように伝えてみるのが良さそうです。
束縛し合うよりもよっぽど納得感がありますし、建設的ではないでしょうか。
筆者紹介
安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営
慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。
©Keitma/Adobe Stock
文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
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