LE SSERAFIMが4th miniアルバム『CRAZY』リリース記念として韓国にてメディアショーケースを開催。新曲「CRAZY」のパフォーマンスとともに、アルバムについて語ってくれた。
LE SSERAFIMがCRAZYになっていることとは!?
【ペンになってもいいですか!?】vol. 217
新曲「CRAZY」はEDMメインのハウスジャンル。LE SSERAFIMにとっては初めてトライするジャンルだそう。さらに、「この曲を通じて自分を狂わせる何かに出会った時のスカッとする快感、そして心が躍る感情を表現したのですが、曲のメッセージとジャンルが本当によく合っていると思います」とSAKURA。
HUH YUNJINも、「初めて聞いた時からすごく盛り上がって、とてもいい曲だなと思いました。LE SSERAFIMの明るいエネルギーをお見せできる曲だと思いましたし、ビートのノリもよくて、まるでフェスティバルのようなところはすごくテンションが上がります」と曲のアップテンションさをアピール。
KIM CHAEWONはこの曲は前作と一緒に準備したことを明かしつつ、前作の「EASY」と比較すると2曲ともまったく感じが違う曲に仕上がったと語った。「私たちって毎回毎回新しい姿をお見せできるんだなと思いました」と自信を覗かせた。
「CRAZY」の特徴はLE SSERAFIMにとって初挑戦となったヴォーギング。これについてはHUH YUNJINが「ヴォーギングには表現力が大切だと痛感しました」と振り返り、「動き自体はシンプルだけどユニークで、洗練かつおしゃれなニュアンスを生かすのが難しかったです。でも私たちのチームにはヴォーギングを専門にされているかたがいらっしゃって、基本から学ぶことができました」と語った。
SAKURAは「KAZUHAさんがコアの力がすごく必要なんだと言っていたんですけど、そのとおりなんです。私たちは“筋”セラフィムと呼ばれるくらい本気で鍛えているグループですが、それでも簡単ではなかったです」としみじみ。
HONG EUNCHAEが片足を立ち上げたり手を顔の周りで手を広げたり実際にヴォーギングをしてみせると、SAKURAが続けて「最初はバランスをとることすらできませんでした」とシンプルな動きの中にある難しさについて解説。HONG EUNCHAEが実際にやってみせたパートについて、「今の箇所はすごく集中してやっとうまく踊れるという感じなんです」とその難しさを語った。HONG EUNCHAEはパフォーマンス・ディレクターのアドバイスに従って、ヴォーギングならではの魅力を活かそうとしたと笑顔を見せた。
KIM CHAEWON
SAKURA
MVにはアメリカで著名なダンサーが撮影に参加。「撮影のためにわざわざ韓国まで来てくださって、本当に感謝しています。ダンサーの方々と一緒に即興で息を合わせたシーンもあったんですけど、そのシーンではご一緒して楽しかったエネルギーがMVにも映し出されているようでよかったです」とKAZUHAは撮影を振り返った。
4th miniアルバム『CRAZY』については、「LE SSERAFIMと一緒に、一度CRAZYになろうという簡単で明瞭なメッセージを込めたアルバムです。誰もが一度経験しているはずの心躍るものに出会った瞬間の感情を込めました」とHONG EUNCHAE。さらにKAZUHAは、「今回のアルバムを聴いてくださると、LE SSERAFIMは心躍ることにすべてを捧げられる情熱的なグループなんだな、と感じていただけると思います」とにっこり。
そのLE SSERAFIMが夢中になっていることといえば、「このアルバムを準備しながら、私たちって何に夢中になっているのかなという話をしたんですけど、みんな答えが似ていて不思議でした。私たちはLE SSERAFIMに、そして自分たちの仕事に夢中で、CRAZYになっているのが共通しています」とKIM CHAEWON。
HONG EUNCHAEも、「私たちは幼い時から歌ったり踊ったりしていて、ステージに立つことが大好きでした。やりたいことを続けていたら、ありがたいことに今ここに立つことができたと思います」とこれまでの進んできた道を振り返りつつ、自分たちがCRAZYになっていることを明かした。
HUH YUNJIN
KAZUHA
HONG EUNCHAE
そして今回の4th miniアルバムは壮大なトレーラーも話題に。
「今までと同様、今回のトレーラーも新しいイントロ曲をBGMとして使用しました。ビートが強烈で映像がかっこよくできたと思います」とにっこり。ヴォーギングのシーンについては「当初はなかなか慣れなくてぎこちなかったんですが、LE SSERAFIMのカラーやアイデンティティをお見せできる一つの要素になったと思います」と明るく語ると、KIM CHAEWONは「トレーラーを撮影した時、とても不思議なことがありました」と語りだした。「トレーラーに稲妻が鳴るシーンが出てきます。撮影現場はとても晴れていたんですが、実際急に稲妻が光って雨が降り出したんですよ。今回のアルバムを代表する要素の一つがまさに稲妻なんですが、今回のアルバムが稲妻にあやかってたくさんのかたに愛されたと思います」とエピソードを明かした。
レコーディングではHUH YUNJINがラストトラック「Crazier」のメインプロデューサーを担当したそう。
「今回のアルバムを準備しながら、私が考えるCRAZYを見せてほしいという提案をしていただき、“夢中になれる人生も、夢中になれない人生もすべて美しい”というメッセージを込めた曲を作りました」と曲のテーマを解説。さらに、「私の考えだけでなく、メンバーたちとたくさん話し合いながら、私たちの物語、そして同じ世代を生きる人たちが共感できる物語を曲に込めようと思いました。なのでより一層思い入れのある曲になりました。面白い挑戦でしたし、私にとってはメンバーについて、そして私自身についてより知ることができたと思います」と制作過程を振り返った。
KAZUHAはHUH YUNJINからディレクションを受けたことについて、「正直、何でも知り尽くしている間柄なので、ディレクションしてもらうのはぎこちなくて緊張するんじゃないかなとほんのちょっと心配な面もありました。でも、メンバーであることを忘れてしまったくらい、プロフェッショナルなプロデューサーのかたと作業するかのようにスムーズにレコーディングすることができました」と感謝を伝えた。
SAKURAも「YUNJINさんはもともとやさしいですが、ディレクションする時はもっとやさしかったです」と告白。「メンバーのことを知り尽くしているだけにフィードバックも具体的で理解しやすかったですし、なんでも親切に言ってくれて、とても楽しくレコーディングすることができました」と明かすと、KIM CHAEWONは「むしろ私たちよりYUNJINさんの方がもっと緊張して恥ずかしがっていて、とてもかわいかったです」と暴露し、HUH YUNJINを照れ笑いさせていた。
最後に、今回のアルバムの活動目標が発表された。「今回の活動を通じて、LE SSERAFIMは自分たちが愛することを本当に楽しくやっているんだな、幸せに見えると言っていただければ」とHONG EUNCHAEが言えば、KAZUHAは「今回のアルバムは“LE SSERAFIMと一緒にCRAZYになろう”がテーマなので、このメッセージにふさわしく、この夏をみんなで楽しめるステージをお届けしたいと思います」と抱負を語った。
(P)&(C) SOURCE MUSIC
写真・(P)&(C) SOURCE MUSIC 文・尹 秀姫
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