沖縄を舞台にした感動のダンスストーリー『STEP OUTにーにーのニライカナイ』堤幸彦監督×仲間由紀恵が再タッグ!

Soul演じる踊を、まるで太陽の如く仲間由紀恵演じる朱音が見守るポスタービジュアル/2025年3月 新宿ピカデリーほか全国ロードショー

沖縄を舞台にした感動のダンスストーリー『STEP OUTにーにーのニライカナイ』堤幸彦監督×仲間由紀恵が再タッグ!

9月12日(木) 8:00

「TRICK」シリーズ、『天空の蜂』(15)、舞台「テンペスト」など、多くの作品でタッグを組んできた堤幸彦監督と仲間由紀恵による映画『STEP OUTにーにーのニライカナイ』の公開が2025年3月に決定。あわせて、ポスタービジュアルが解禁となった。
【写真を見る】『夏目アラタの結婚』初日舞台挨拶に登壇した堤幸彦監督

音楽やダンスが生活に溶け込む沖縄を舞台にした本作。母親の朱音、妹の舞と3人暮らしの照屋踊は、ダンススクールのリサに憧れ、ダンスを始める。朱音は家計を支えるためスナックで働き、人との関わりが苦手な舞はスクールの前でいつも兄の姿を一心に見つめていた。やがて踊はリサとペアを組み、その才能を開花させていく。そんななか、朱音のもとに一本の電話があり、ある男が訪ねてくる。偶然、家の前でその男を目撃する踊。後日、テレビでダンスオーディションを開催すると発表した音楽プロデューサーのHIROKIが、その男だった。動き出す運命。憧れだったダンスパートナー、友人や地元の人々、大切な母、そして妹とのつながりのなかで、踊の思いが描かれていく。

今回初解禁された正式タイトル「STEP OUT」は「一歩踏み出す」、「殻を破る」という意味になっている。沖縄に暮らす踊が、ダンスをきっかけに現状から抜け出し、挑戦していくという物語にちなんだネーミングとなっている。

仲間が演じるのは、シングルマザーの朱音。その子ども役の踊と舞の役を、2023年に再始動した沖縄アクターズスクール出身のSoulと又吉伶音、そしてストーリーのカギを握る音楽プロデューサーをEXILEの橘ケンチが演じる。自らの出身地である沖縄での撮影について仲間は、昨年12月の撮影中に行われた制作発表会見で「沖縄の地で仕事をさせてもらえるというありがたい気持ちでいっぱい。かわいい子供たちのお母さん役になることができて、島の空気に助けられたと感じました」と話していた。また、仲間と20年以上の付き合いである堤監督は「今回の作品では、仲間さんらしくないシーンもたくさんあるが、それも沖縄の空気感があるからこそ、にこやかに演じていただけた。僕自身が撮影しながら感動している」とコメントした。

さらに、初めてお披露目となるティザーポスターのビジュアルは、沖縄の海と空を背景に躍動する踊と、まるで太陽の如く見守る朱音の笑顔をまぶしく写したもの。沖縄の豊かな自然を背景に、彼がどのように成長し、どんな未来を掴むのか、本編が待ち遠しくなるビジュアルとなっている。また、サブタイトル「にーにーのニライカナイ」は舞役の又吉が書いた直筆のタイトル。かわいらしい文字の中にも、兄を慕い、静かに兄の背中を見守る妹の強さを感じることもできる字体になっている。なお、今回解禁となるティザービジュアルは沖縄の全劇場や新宿ピカデリーをはじめとした映画館で掲出される予定だ。

夢を追いかけてきた踊の運命が動き出すとき、彼が下した決断とは?母親や妹、周りの人たちとの絆を描いた普遍的な物語に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ


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