【写真】前田拳太郎“弘樹”が、内田理央“美智留”をやさしく抱きしめる
内田理央が主演を務めるドラマ「嗤う淑女」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系/FODにて配信)の第7話が、9月7日(土)に放送される。この度、第7話から松井玲奈演じる野々宮恭子の弟役で出演する前田拳太郎のコメントが到着した。
■稀代の悪女が次々と人を地獄へと陥れていく震撼のサイコ・サスペンス
本作は、“ドンデン返しの帝王”と呼ばれるベストセラー作家・中山七里の「嗤う淑女」(実業之日本社文庫)を原作としてドラマ化。人生にまつわる全てのコンサルタントを生業とする稀代の美しき悪女・蒲生美智留(内田)が悩みや欲望を抱える人々を操り、次々と地獄へと陥れていくサイコサスペンス。
内田のほかに、美智留に人生を狂わされる従妹の野々宮恭子役に松井玲奈、数々の事件の背後にいる主人公を追う刑事・麻生役を大東駿介、 その部下の青木真太郎役を内藤秀一郎が演じる。
■「嗤う淑女」第7話あらすじ
第7話は――
刑事の麻生から美智留の父親の死の真相を知らされた恭子は、美智留に暫く自分の実家で共同生活することを提案。美智留は了承する。美智留のマインドコントロールから解けた恭子には、ある決意があった…。
恭子の実家では、就職活動に失敗した弟・弘樹(前田)が、両親と3人で暮らしながら、父親が経営する産廃処理場を手伝っていた。小遣い程度の給料しかもらえない上、父には仕事の失敗を叱責される毎日。弘樹は、徐々に家族への不満を募らせている。
そんな中、恭子が美智留を連れて実家に帰ってきたことにより、奇妙な共同生活が始まる。恭子は弘樹の境遇に同情的に接するが、美智留も弘樹に近づいてくる。2人にはそれぞれの思惑があった。
――という物語が描かれる。
■「拳太郎くんの表情最高!」と反響
公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「弘樹くん元気?」とたずね、「見違えちゃった」と弘樹を見て笑みをこぼす美智留場面からからスタート。
刑事の麻生は「あなたは蒲生美智留に操られていたんじゃないですか?」と美智留の周りから情報を集め、追い続ける。“女同士の戦闘が開幕!?”というテロップが出ると「来て?私、もっと弘樹くんのことが知りたい」と、家の中で美智留は弘樹に話しかける。また恭子は、「弘樹に協力してほしいの。あの女はゴミ。いや、悪そのものなの」と、弘樹に言い放つ。
“家族を巻き込んで復讐開始!”というテロップに切り替わると、「人生一発逆転できるのよ」と力強く弘樹に語りかける恭子。しかし、巧みな話術で美智留は弘樹に近づいていく。
第7話を放送前に「前田拳太郎くん、ようやく登場!」「拳太郎くんの表情最高!」「美智留さんずっと怖い…」「ますます目が離せない展開」などの声が上がり、話題となっている。
■前田拳太郎インタビュー「すごい役がやってきた、というのが最初の感想です(笑)」
――現場の雰囲気はいかがですか?
みなさんすごくテキパキしていました。初めてご挨拶をした「衣装合わせ」の時から、すごくアットホームな雰囲気の現場です。僕は、途中からのゲスト入りですが、すごく馴染みやすかったです。
――主演の内田理央さんの印象を教えてください。
僕がクランクインした日に、初めてご挨拶をさせていただきましたが、その時に「大変なシーンがいっぱいあるけど、一緒にがんばろうね」と声をかけてもらい、すごく優しい方だと思いました。
――「野々宮弘樹」という役をいただいた時の感想を教えてください。
すごい役がやってきた、というのが最初の感想です(笑)。今まであまりこういう役をした事がなかったので、すごく新鮮な気持ちで演じさせていただきました。
――ご自身の役の見どころはどんなところですか?
弘樹は悲惨な運命を辿ります。どういう過程でその悲惨な運命になっていくのか、弘樹は色々と苦労してきたところがあるので、その葛藤もみなさんに伝わればいいなと思っています。
――「野々宮弘樹」を演じるに当たって役作りのために苦労したところはありますか?
弘樹の家族関係がうまくいっていないところはとても難しかったです。僕は弘樹とは逆で、家族とすごく仲が良くて、あまりケンカもした事がないくらいなので(笑)。母と2人で話すことも普通ですし、父と2人で飲みに行くこともあります。妹とは一緒にご飯を食べて、カラオケに行ったりもします。野々宮家とは真逆ですね(笑)。真逆だと考えたら、普段家族にしていることの逆をすればいいんだろうなと思いました。
――役に関して松木監督とはどんなことを話されましたか?
弘樹がたくさんしゃべるシーンがあるのですが、そこは段取りの時から松木監督と話し合い、演技について細かくアドバイスをいただきました。いつもは人にうまく伝える事ができない弘樹ですが、その時は不器用なりにしっかり伝えようとする意思を持って演じました。
■弘樹と似ているのは負けず嫌いなところ「1番練習したら、1番になれると思っている」
――ご自身と野々宮弘樹の似ているところはありますか?
ないですね。結構、弘樹は自信過剰なところがありますが、僕はネガティブといいますか、自信がないタイプなので。強いて言えば...弘樹は負けず嫌いですが、そこは似ているかもしれません。僕も負けず嫌いで、何でも1番じゃないと嫌で、とりあえず1番になるまでやりたいと思うタイプです。
中学時代は、空手で全国優勝したいと思い、空手に打ち込んで中学3年生の時に全国優勝できました。大学時代は社交ダンスで優勝したいと思って打ち込んだ結果、大学1年生の時に全ての大会で優勝できました。僕は1番練習したら、1番になれると思っているので、隙間時間があれば練習をしていました。それこそ丸1日練習していた時もありましたね。今、役者をしていて、逆に順位の出ないものだからこそ難しさも感じています。
――学生時代の部活の経験が演技に活きているところはありますか?
空手の型と社交ダンスは人に見せるもので、表現するものという共通点があります。架空の相手と戦うのが空手の型なので、演技に近いものを感じます。自分がどういうふうに動いたら、どう見えるかということをよく考えていました。そういう意味ではどちらのスポーツも演技に通じるものを感じますので、やっぱり部活をやってきたことが演技に活きていると思います。
――もし実際に美智留のような悪女が目の前に現れたらどう思いますか?
騙されると思いますね。この人は僕がいないとダメなんだ、と思ってしまうタイプなので、たぶん引っかかってしまうと思います。自分では気づかないと思うので、周りの友達が止めてくれると思います(笑)。
――様々な欲望を持った人物が登場しますが、前田さんのどうしても捨てられない欲望を教えてください。
コレクター欲が捨てられないですね。アニメグッズなどをたくさん買ってしまいます。周りも僕がアニメ好きなのを知っているのでグッズをプレゼントしてくれるんです。だからアニメグッズが溢れかえっていて、行き場のないたくさんのアニメグッズで実家の自分の部屋が埋まっています(笑)。
部屋に等身大のポスターを貼っていたり、ショーケースにフィギュアを何百体と飾っていたり...次に引っ越しをする時は、色々と整理したいですね。なるべく自分の家のグッズを減らして、実家にコレクション部屋を作ろうと思っています(笑)。母に「やめて!」と言われていますが、そこは戦います!
――役者として目指すべきところは?
役者を始めたのが22歳だったので、やりきれていない役がたくさんあります。例えば中学生の役などは年齢的に難しいですよね。もっと早く役者を始めていたら良かったなと思います。だから今できる役や芝居を、将来後悔しないように一生懸命やりながら、ずっと続けていけたらいいなと思います。
また声優にも挑戦してみたいですね。声優だったら年齢に縛られない若い役や外見にこだわらない役もできるので、幅広く挑戦できたらいいなと思っています。自分の好きな作品の好きなキャラは他人に取られたくないんですよ!誰かに渡すくらいなら自分でやりたいと思いますね(笑)。
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