ねるん(ゆるめるモ!)[インタビュー]新体制で新たなアドベンチャーへーー過去、新曲、未来を語る「今グループを続けていますっていう気持ちは少なくて、今グループを作っているっていう感じ」

ねるん(ゆるめるモ!)[インタビュー]新体制で新たなアドベンチャーへーー過去、新曲、未来を語……

ねるん(ゆるめるモ!)[インタビュー]新体制で新たなアドベンチャーへーー過去、新曲、未来を語る「今グループを続けていますっていう気持ちは少なくて、今グループを作っているっていう感じ」

9月19日(木) 12:00

提供:
ゆるめるモ!が、9月14日(土)に新曲「泡べちゃアドベンチャー」を配信リリースした。

今年5月に新メンバーのらき、まことの2名が加入したゆるめるモ!にとって新体制初の楽曲となる「泡べちゃアドベンチャー」は、ユニークな歌詞を叩き込むラップパートや疾走感あふれるビートに乗せて力強いユニゾンボーカルを聴かせる彼女たちらしい中毒性あふれる楽曲となった。

今回、Pop’n’Rollでは、ゆるめるモ!メンバーのソロインタビューを実施(現在休養中のまことを除く)。ゆるめるモ!加入を目指した理由からこれまでの活動、新曲への想いなどについて話を訊いた。

第2回目となる本日は、ねるんのインタビューをお届けする。

【画像はこちら】

編集協力:ポラリスプロ

私がそれまで見ていたゆるめるモ!とは同じグループとは思えずに活動していました
──そもそもねるんさんがアイドルになりたいと思った理由は?

ねるん:
アイドルをやりたいと思っていたわけではなくて。もともとがゆるめるモ!好きで、ゆるめるモ!になりたいっていう感じでした。

──なるほど。それでは、ゆるめるモ!が好きになったきっかけは?

ねるん:
お出かけするよりも家にいて、YouTubeとかネットをすることが多かったんです。YouTubeを見漁ってたら、関連映像にゆるめるモ!が出てきて、気になりました。

──なぜゆるめるモ!が刺さったのでしょうか?

ねるん:
色彩が強すぎて……あんまり目が流れずに止まって、気になったんだと思います。そして歌われている言葉がいい意味でドロく(泥臭く)、これ興味深いなと思った。

──その後、ゆるめるモ!のライブにも行っていたのですか?

ねるん:
はい。空間の中に音楽が広がってるから、奥深しさを感じました。家で聴くよりも音を全身全霊で浴びられて快感と思ったし、活き活きと生きてる時間空間でした。

──そこからゆるめるモ!への興味が強くなり、メンバーになりたいと思ったのですか?

ねるん:
Twitterにオーディションをやってるみたいなツイートが流れてきて、それで応募しました。

──オーディション中はどういうことを考えていましたか?

ねるん:
やりたいこととか、将来の夢って学校で書かされる場面が多いと思うんですけど、それがなかったんです。でも、文字で埋めるってなったら、(みんなが憧れるような)パイロット的な位置にゆるめるモ!がいて。(メンバーになることが)現実的ではないから口で言ってたっていうのもあるんですけど。で、その募集のツイートを見た時には、考えずとも(受かるのは)無理っていう感じだから、スルーしてたんです。でも、締め切りギリギリに、“どうせ無理だし、送っても変わんないから”と思って送ってみました。

──受かるわけがないと思いながら、オーディションに臨んでいたのですか?

ねるん:
はい。絶対受かると思ってなくて。私が申し込んだのは締め切りギリギリだったので、申し込んだ時点で一次審査が始まっていたんです。だから、面接も早く応募したほかの子は何回か受けてたんですけど、私は1回しかしてなくて。なので、書類を通過して、面接に行って、最終っていう3段階で終わりました。

──受かった時はどういうことを思いましたか?

ねるん:
“やばい、どうしよう。誰にも言ってない”。家族にも言わないで勝手に受けていたから、“あっ、言わなきゃ”って感じでした。全然実感がなかったので、嬉しいとかよりも“言わなきゃな”でしたね。

──報告した際の周囲の反応はいかがでしたか?

ねるん:
家族も、私がゆるめるモ!を好きなことを知ってたから、すごく喜んでくれました。人に恵まれていて、周りの人が協力的だったと思いました。

──その後、実際にグループに加入してみて、イメージどおりに活動できましたか?それともギャップを感じましたか?

ねるん:
私がそれまで見ていたゆるめるモ!とは同じグループとは思えずに活動していました。傍から見たら同じところにいるけど、自分の中ではぶった切れたものとして考えられていました。

──意識を完全に切り替えたのですね。これまでの活動の中で楽しかった想い出というと?

ねるん:
ステージが広くて高いところで音楽ができる時楽しいって思いました。

──特に印象的だったステージは?

ねるん:
私にとって最初のツアーファイナル、ZeppDiverCity(TOKYO)です(2020年10月20日の<サプライザーツアー>)。広くて、高いステージでした。

昔からけっこうアナログ派かもしれない
──ゆるめるモ!は今春新メンバー2名が加わりましたが、グループにはどういう変化がありましたか?

ねるん:
実際加わったものの、すぐ活休になってしまって。最近1人復帰したっていう状況で、まだ新メンバー2人を入れて始まった感じがしてないっていうのが率直なところです。

──そんな中でも、ねるんさんの立ち位置はどのように変化しましたか?新メンバーを引っ張っていこうと思っているのか、それともそういうことは口には出さずに背中を見て感じてほしいというスタンスなのか。

ねるん:
どちらかというと後者です。あんまり引っ張っていこうとかはないです。

──メンバーの間で、今後の目標などを話すことはありますか?

ねるん:
グループの方向性とか、グループに対して思っていることを言う場面とかはあまりないです。日常の中でも、私は人と話すことがあまり多くなくて。なので、“この間ここ行って”とか話すことはないけど、個人的に人の食べるご飯が気になるので、“ご飯、何食べるの?”とか質問したりしています(笑)。

──人が何を食べているのかが気になるのは昔から?

ねるん:
そうですね。自分が食べることが好きとかマストじゃないので、人が食べてるのを聞いて、(自分が)食べるみたいな。直接聞くこともあるし、LINEで今日のご飯何食べるの?って人によく聞いたりします。

──ほかの人の話を聞いて、実際に自分がそのお店に行くことはない?

ねるん:
はい、それを食べたくなるとかではないです。

──そのほかに聞いていて楽しいことはありますか?

ねるん:
お家の間取り。人がプライベートで住んでるものって絶対それぞれ別だから、考えつかなくて気になります。もともと間取りとか物件を見るのが好きで、その人がどういうお家に住んでるのか気になりますね。

──不動産サイトを見ることも?

ねるん:
不動産サイトを見るのが、一時期趣味でした。家賃とか、部屋面積、デザイナーズとかの条件を入れて、さまざまな駅で物件を調べたりするのが好きです。

──ねるんさんにとって、理想の間取りは?

ねるん:
前は絶対なしだったんですけど、それが打って変わって、今は和室2DK。

──気持ちが変わったきっかけはあるんですか?

ねるん:
時期によって好みって変わると思うんです。磨りガラスとかホントに無理だったんですけど、なんか可愛いと思って。あと石のお風呂とかタイルとか可愛いと思って、最近気になります。キッチンの窓から廊下の通行人が見える家みたいな。なんて言うんだろう……よく“ほん怖”などに出てくるような……(笑)。人影が磨りガラスに写って……そういうのとか見て、お料理するのは楽しそう。

──本日、ルービックキューブもお持ちですが、ルービックキューブにもハマっているんですか?

ねるん:
これは100均で買って。今週からハマりました。

──全部の面の色を揃えることはできるんですか?

ねるん:
人の手を借りて。YouTubeで頭のいい方が解説してるので、それを見て学んでます。

──ハマったきっかけは?

ねるん:
カッコよくなりたいから。率直に素直に言うと、朝起きてふとルービックキューブできたらカッコよすぎると思って買いに行きました。もともと頭を使うのも好きなんです。数独とかも好きなんですけど、ペンとかノートを持ち運びたくないし、ルービックキューブいいなと思った。

──そういうアナログのことに没頭できるのはいいですよね。

ねるん:
そうですね。昔からけっこうアナログ派かもしれない。ジェンガとか、積み木でドーナツ屋さんをしたりとかしてました。

みんなには自分が歌ってるところ全部聴いてほしい(笑)
──新曲「泡べちゃアドベンチャー」のことを聞かせてください。この曲を最初に聴いた時には、どういう風なことを思いましたか?

ねるん:
なんでも続けることって大変じゃないですか。で、自分の場合は自分で自分を保つのがあまりウマくないから、すぐひゅーって(気持ちが)下がってきちゃったりするんですけど、新曲を聴いた時にそこが一気に起き上がるから、今回の「泡べちゃアドベンチャー」を聴いて、また“はっ!”って目覚めました。

──ゆるめるモ!の曲は、自分自身が聴いても気持ちが高まるんですね。

ねるん:
自分がファンだった時とは状況が変わったんですけど、曲を発信する前に自分はグって気持ちを持っていかれることがあるから、発信する側とされる側の両者の気持ちになれるんです。発信だけじゃなく、聴いて救われてから歌うみたいな。ゆるめるモ!としてそうなれていて、すごいなって思えました、自分に。

──アーティストとしてだけではなく、いちファンの気持ちもわかるから、より深みのある表現ができるんじゃないですか。

ねるん:
いつも贅沢だなって思いつつ、毎回レコーディングはウマくできなくて、ボロ泣きして、床に寝転がってからまた起き上がって歌って、また倒れてみたいな……必死です。

──レコーディングは毎回かなり苦労しているんですね。

ねるん:
ライブはみんながいて、気持ちが入ってるから楽しいっていう感じで行けるんですけど、レコーディングは部屋に自分しかいなくて。自分の声1本みたいな感じが、どうしても苦手です。レコーディングではいろいろな作戦をしてきて、最終的に今は全部の電気を消して、真っ暗闇の中で歌うっていうのに辿り着きました。ライブに近しい環境というか。それでもギリなんですけど。

──レコーディング現場で、自分のトラックを聴き返すのも嫌?

ねるん:
嫌で、聴き返せないです(笑)。自分が加入する前までの曲はすごく聴けるんですけど、自分が加入して以降の曲はあんまり。自分が入ってからの曲は、歌詞で聴いてるみたいな感じ。あとはライブで全身全霊聴いてます。

──新曲の中で、自分的にここを聴いてほしいポイントは?

ねるん:
今回落ちサビの2番手みたいなところとか、あとはサビに入る前のお歌を聞かせるようなところもいただいているのですが、その後に来るテンポがいいところが1番お気に入りです。でも、みんなには自分が歌ってるところ全部聴いてほしいです(笑)。

──自分では聴きたくないけど、ファンの方には自分の歌をちゃんと聴いてほしいんですね(笑)。今後のグループとしての目標については、どのように考えていますか?

ねるん:
目標聞かれる・答える・持つのがホントに苦手で。やっぱりこういう表に立つ方って、目標を明確にしたりする場面が多いと思うんですけど、目標がわからない……悪く聞こえなければいいなと思うんですけど。

──目標を持つことによって活動がしにくくなってしまったら本末転倒ですよね。

ねるん:
小さい目標とか、今日はお皿洗いをするみたいなレベルの目標はあるんですけど、大きな目標はあまりないです。けど、目標がなかったら、もう続けられないと思っているので、なんかあるんですよ。きっとあるけど、綺麗な一文で言えるものがないって感じです。

──なるほど。それでは、最後に読者にメッセージをお願いします。

ねるん:
私って、多分、あまりよくわからない人っていう印象もあると思うんですが、ちゃんとやる気を持ってグループにいます。十何年続いていて、メンバーも変わっているんですけど、私個人としては、“今もゆるめるモ!は続いています”や“続けています”っていう気持ちはなくて、今グループを作っているっていう感じ……“ゆるめるモ!を続けてるんだ、今も!”っていうよりも、“作ってるけど、何?”ぐらいな感じです。

──歴史のあるグループを引き継いでいるというよりは、自分の力で新しいグループを作っている感覚なんですね。

ねるん:
もちろん今までグループにいてくださったメンバーさんがあって今いれるのですが、ゆるめるモ!を今作ってます。

──だからこそ、グループの新しい魅力をいろいろな人に知ってもらえたらいいですね。

ねるん:
はい。私は、新規の方の受けはないんですけど(笑)。でも、今までのメンバーさんとはやっぱり当たり前にすごく違うから、今のメンバーが連れてきてくれるような人もたくさんいて、今(ファンの)層が広がったんじゃないかなって思うところもあります。

──グループとして、今はいい状態ってことですよね。

ねるん:
そう思いたいですね。


【関連記事】
なに(ゆるめるモ!)[インタビュー]新体制で新たなアドベンチャーへーー過去、新曲、未来を語る「グループとしての完成度は高くありたいと思うけど、どれだけ自分の感情を歌に乗せて届けられるかが大事」
八伏紗世[アザーカット&インタビュー]可憐に魅せる至福の美ボディ!「これからもみなさんの応援に応えていけるように頑張りたい」『ヤングアニマル』登場
新谷姫加[アザーカット&インタビュー]可憐に魅せる至福の美ボディ「とても晴れてすごくいい写真が撮れました」『ヤングアニマル』表紙登場
峰島こまき(SCRAMBLE SMILE)[インタビュー]新たな冒険の始まりーーデビューライブへの揺るぎない覚悟「今までよりすべてのパフォーマンスをパワーアップして帰ってきたい」
Pop'n'Roll

エンタメ 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ