10月7日(月) 7:35
マイナビネクストヒロインゴルフツアーに参戦しながら、ドラコンプロとしても活躍する鈴木真緒。身長154センチと小柄だが、ダイナミックなオーバースイングで、今年5月に行われたドラコン競技、「ドラコンプロタイトルマッチ2024 58kg級」では自己最長の328ヤードを飛ばして優勝している。そんな鈴木に、飛ばせるオーバースイングについて聞いた。
オーバースイングから強く叩く!鈴木真緒のドライバースイング【連続写真】
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ドラコン選手はほぼ全員がオーバースイング。その理由はトップからインパクトまで、クラブを加速させる距離が長く取れるから。つまりオーバースイングは、飛ばすために必然の動きなんです。
ただし、気を付けるポイントが2つあります。まずは左腕を曲げないこと。左ヒジが曲がるとヒジから先のスイングになって、体が十分に捻転できず飛びません。
もうひとつはトップで右ヒジが真下を向いていること。タテ振りになりダウンで加速できます。右ヒジが外側(背中側)を向くと、シャフトがクロスしてカット軌道になりやすいので注意。この2つのポイントを押さえれば、オーバースイングの方が絶対に飛びます。
■鈴木真緒
すずき・まお/1999年生まれ、東京都出身。小学校でゴルフをしていたが、中学は陸上部、高校と大学はライフセービング部に所属。大学3年でゴルフを再開すると昨年は「第1回ドラコンプロタイトルマッチ」の52kg級、無差別級で優勝。マイナビネクストヒロインツアーにも参戦している。
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「力を入れるのは切り返しの瞬間だけ」という鈴木真緒。関連記事【154センチのドラコン女王・鈴木真緒は「振り子」をイメージして右手のヒラで加速させる!】では、鈴木が大事にしているスイングの考え方を語っている。