【写真】レジェンド司会者・関口宏を招いて聞く、テレビのこれから
9月14日(土)に「太田光のテレビの向こうで」(夜4:00-4:55、BSフジ)が放送される。爆笑問題・太田光が、スペシャルゲストを呼んでじっくりと語り合う同番組。今回はスペシャルゲストに関口宏を招いて「これまでのテレビ」、そして「これからのテレビ」について語りつくした。
■レジェンド2人によるテンポの良いトーク
東京・下丸子の「図鑑カフェ」を舞台に、太田光がゲストと語らう人気番組「太田光のテレビの向こうで」。今回はスペシャルゲストとして自称「テレビ屋」の関口宏を招き、腹を割って話し合うことに。
久しぶりの再会に、立ち上がって関口を迎える太田。「お忙しいところ…」とあいさつする太田に関口が「忙しくないよもう」と応えると、太田が「そうですよね」と軽口をたたく。36年半にわたって情報番組のMCを務めてきた朝の顔・関口と、長く交流を持つ太田の気安い関係が垣間見えるやり取りだ。
太田が関口を迎える前から持ってきていた本は「ペンギン大陸」。2人が初共演した26年前の番組「はばたけ!ペンギン」を彷彿とさせるほんのタイトルに、関口もニヤリとしてしまう。「見てくださいよコレ」と関口に表紙を見せる太田の仕草はどこか子どもっぽく、心から慕っていることが見て取れる。
しかし同番組には苦い思い出があるという太田。「関口さんの顔に泥を塗っちゃったな…」と振り返りつつ、当時の関口に持っていた憧れを1つひとつつまびらかにしていく。
■これまでのテレビ、そしてこれからのテレビについて
またトークテーマは2024年3月に関口が引退した「サンデーモーニング」の話題にも及んだ。自分が司会を引退した後も番組を見ているという関口に、勇退へ至った理由を掘り下げる太田。さらに一時期ネットで強まった関口のコメントに対する「老害」という批判や誹謗中傷に対して、「ほっとくわけにはいかないから…」という関口へ反論する場面も。
さらに話は「購買意欲の高い若い世代に見てもらおう」とメイン視聴者層を狙い打つ、昨今のテレビ業界の動きに移っていく。「俺、それがホントのテレビが目指すべきものなのかなというのは、いまだに実は疑問があって…」とアツく業界の未来を懸念する太田に、関口は賛意を示しつつも大人の事情を明らかにした。
SNSが発達した現代社会で、テレビは今後どのようにしていくべきなのか。太田が「関口さんが辞めるのは早まったな」と考える理由。さらに太田から関口に願うこと、予定調和ではない「テレビの本質」など、長くテレビ業界をけん引してきた関口が相手だからこその議論が飛び交う。
関口をして「また1つ宿題を出された感じがするね」とこぼすディープなトークがおこなわれた「太田光のテレビの向こうで」。番組はBSフジにて9月14日(土)よる4時から放送となる。
【関連記事】
・
【写真】朝の顔でありレジェンド司会者の関口宏に、太田光が切り込む
・
尾形貴弘「真剣にやるから」 浅草下町で初挑戦のボルダリング、上級編“39秒”チャレンジにガチで挑む<パンサー尾形のどんぶり旅>
・
所ジョージが語る「もしもワタシが東京都知事なら。」自然派な所ならではのマニュフェストがユニーク<所ジョージの世田谷ベース>
・
国内外のミュージシャンに愛される唯一無二の老舗ライブハウス「磔磔」50年の歴史とその魅力に迫る特別番組が放送決定
・
【漫画】“ときめかない病”との闘い方 現代人の多くが共感する悩みへの痛烈アンサーに「刺さりすぎて辛くなってきた」の声