ゆるめるモ!が、9月14日(土)に新曲「泡べちゃアドベンチャー」を配信リリースした。
今年5月に新メンバーのらき、まことの2名が加入したゆるめるモ!にとって新体制初の楽曲となる「泡べちゃアドベンチャー」は、ユニークな歌詞を叩き込むラップパートや疾走感あふれるビートに乗せて力強いユニゾンボーカルを聴かせる彼女たちらしい中毒性あふれる楽曲となった。
今回、Pop’n’Rollでは、ゆるめるモ!メンバーのソロインタビューを実施(現在休養中のまことを除く)。ゆるめるモ!加入を目指した理由からこれまでの活動、新曲への想いなどについて話を訊いた。
第5回目となる本日は、らきのインタビューをお届けする。
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編集協力:ポラリスプロ
アイドルやるんだったらゆるめるモ!だなって思いました
──らきさんはイラストが得意だそうですね。昔から絵を描くのが好きだったんですか?
らき:
小さい頃から描いてます。
──絵画の習い事もしていたんですか?
らき:
してないです。習い事は、小学校高学年から習字だけ。あんまりやってなかったけど(笑)。
──イラストは、オリジナルのものを描いていたのですか?それとも漫画などを見ながら模写していたのですか?
らき:
どっちも。ただ、漫画はあんまり読まないです。
──どういうテイストのイラストが好きなんですか?
らき:
ちょっと闇深め。最近はスロウさんというイラストレーターさんが好きです。
──普段イラストは紙とデジタルのどちらで描いているんですか?
らき:
どっちも描くけど、アナログの方が好き。色は普通にペンで色付けします。でも、最近はあんまり描いていないです。
──アイドル活動は忙しいから、イラストをじっくり描く時間はなかなかないですよね。そもそもらきさんが、アイドルになりたいと思った理由は何だったんですか?
らき:
アイドルっていう存在を知ったのは、お姉ちゃんの影響なんです。お姉ちゃん、アイドルをやってて……自分とは真逆のキラキラ系のアイドル。
──お姉さんのライブにも行っていたのですか?
らき:
よく行ってました。家にいる時のお姉ちゃんとステージ上のお姉ちゃんがかなり違ってたから、キラキラして、カッコいいと思ったんです。
──そこから自分自身がやろうと思ったきっかけは?
らき:
あのちゃんのSNSを見て、ゆるめるモ!を知って、すごいカッコいいって思って。お姉ちゃんを見ていた時は、キラキラで自分とは合わないと思っていたのですが、ゆるめるモ!は本当にカッコよくて、今を生きてるみたいに感じたんです。
──ゆるめるモ!のライブに行ったことはありましたか?
らき:
なかったです。YouTubeとかで観る感じでした。
──そこからオーディション受けようと思った理由は?
らき:
ゆるめるモ!を含めて人生で2回ぐらいオーディションを受けたことがあるんですけど、1回目は自分に自信がなくて途中で諦めて。そこから3年ぐらい経って、ずっとアイドルをやる気はなかったけど、ゆるめるモ!を見つけてアイドルやるんだったらゆるめるモ!だなって思いました。
──オーディション中は、自信はありましたか?
らき:
受ける前から未来が見えて(笑)。
──受かる未来が!?
らき:
大きいステージに立ってるっていう。
──すごい。それで夢を掴んだわけですね。実際にゆるめるモ!に入ってからグループに対する印象に変化はありましたか?
らき:
入るまでは歌詞よりも曲重視で聴いていたんです。でも、いろいろな曲を聴いていくうちに、歌詞も見るようになっていいなと思いました。前向きになるような歌詞とか。
──ちなみに、今、気になっているアーティストはいますか?
らき:
最近好きになりかけているのはMAPAさん。この前、対バンしたんです。曲がカッコいいなと思って。あとパフォーマンスも。
尊敬してるから、徐々に徐々に無意識的に近づいていったのかな
──らきさんは、ゆるめるモ!加入直後に体調を崩していました。当時はどういうことを考えていましたか?
らき:
これからどうなっていくんだろう?って思ってました。
──そういう不安な気持ちがありながら、活動を再開してみてどうですか?
らき:
ライブは楽しいです。ファンの人が一緒に盛り上がってくれたら……やっぱりファンの存在が大きいかなっていうのはあります。
──ゆるめるモ!の活動の中で1番楽しい時は?
らき:
ライブ。でも、まだ完全を出せてないです。
──完全な姿を見せるために、日々頑張っているのではないですか?
らき:
前までは1人で何かを決めることができなかったけど、ゆるめるモ!に入ってから、けっこう自分で考えることが多くなって……自分1人で決められるようになりました。
──ゆるめるモ!を始めて、自分が成長できている実感があるんですね。
らき:
はい。前は1人で電車に乗ることができなかったけど、最近は乗れるようになりました。
──もともとあのさんが好きだったじゃないですか?最近SNSで“あのちゃんに似ている”って言われていることについて、どういうふうに考えていますか?
らき:
最初は嬉しかったです(笑)。でも、似せているっていう意識はなくて……尊敬してるから、徐々に徐々に無意識的に近づいていったのかな。
──ゆるめるモ!に加入してから数ヵ月経ちましたが、1番印象的だった想い出は?
らき:
遠征が楽しかったです。名古屋と福岡。
──名古屋は何が楽しかったんですか?
らき:
ライブの盛り上がりが、東京と全然違って楽しかったです。対バンで、知らない人も踊ってくれたみたいな。
──福岡はどうでしたか?
らき:
癖が強い人の集まりで、ノリが面白かったです(笑)。
──今後ゆるめるモ!で行ってみたいところはどこですか?
らき:
韓国が好きだから、韓国に行きたいです(笑)。
──韓国で興味のあることは何ですか?
らき:
食べ物。映像とか写真とか見て、屋台みたいなところに行ってみたいなって思ってます。
自分と照らし合わせて見ちゃう歌詞で、とても共感しました
──新曲「泡べちゃアドベンチャー」のことを聞かせてください。この曲を最初に聴いた時には、どういう風なことを思いましたか?
らき:
自分と照らし合わせて見ちゃう歌詞で、とても共感する曲だと思いました。例えば《死にたいほど苦しいことも一瞬で終わるから》とか《どうせ消えちゃう命だし放置したまま腐らせないで》とか《この1秒は命の一部1回しかないし誰かにあげないで使われないで好きに使って》とか、本当にその通りだなと。人生は1度きりしかないし、つらいこともあるかもしれないけど、つらいことだけじゃないから、どうせなら好きなように生きた方がいいって思っています。
──確かにとてもいい歌詞ですよね。自分の歌唱パートの中で好きな歌詞は、どこですか?
らき:
《(あわ!)せないで無理だったら無理》っていうところ。曲調が変わるところが好きです。
──今回のレコーディングはいかがでしたか?
らき:
レコーディングが初めてで、最初ちょっと泣いちゃって。でも、新鮮で楽しかったです。
──泣いてしまった理由は?
らき:
よくわからないです……。
──レコーディングは、やる前に自分が思っていたイメージとは違うものだった?
らき:
思っていたよりも難しかったです。
──初めてレコーディングされた自分の声を聴いた時に、どういう風に思いました?
らき:
面白い。こんな声なんだ?って(笑)。
──らきさんの声は個性的なので耳に残りますよね。
らき:
本当ですか?カスカスだけど(笑)。
──ボーカリストという意味で、今後こういう風になっていきたいというイメージはありますか?
らき:
まだ自分のキャラがわかってないから、それを出せるように頑張りたいです。さっきも言ったんですけど、MAPAさんのライブを観てすごく感動して、こんなふうになりたいなって思っています。
──ゆるめるモ!としての今後の目標については、どういうふうに考えていますか?
らき:
やっぱり大きいステージに立って、グループを大きくしたいっていうのが今の目標。デビューする時は武道館って言ってたんですけど、別に武道館じゃなくてもいいなって思い始めていて、本当に大きいステージに出られるならどこでもいいです。
──最後に読者に向けてメッセージをお願いします。
らき:
読んでくれてありがとうございます。これからどんどん成長していくので、ぜひ見てもらえたら嬉しいです。
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