Hey!Mommy![ライブレポート]大熱狂を生んだ史上最大の挑戦への決起集会「みなさんと一緒なら私たちはできるって信じている」

Hey!Mommy![ライブレポート]大熱狂を生んだ史上最大の挑戦への決起集会「みなさんと一……

Hey!Mommy![ライブレポート]大熱狂を生んだ史上最大の挑戦への決起集会「みなさんと一緒なら私たちはできるって信じている」

10月3日(木) 12:00

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Hey!Mommy!が、9月28日(土)に新宿ReNYにてワンマンライブ<Hey!Mommy!JET!! 〜とよすにぶーん〜>を開催した。2025年1月18日(土)のグループ史上最大キャパの豊洲PITワンマンライブに向けた“決起集会”のような位置づけたとなったこの日のステージ。メンバーは強い決意を込めたパフォーマンスを展開し、それに呼応するように観客も熱い声援を送り、大熱狂の空間が作り上げられた。本記事では、グループの勢いの強さを証明した同公演の模様をお伝えする。

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取材&文:竹内伸一

ステージ後方に掲げられたスクリーンに映像が映し出され、「Overture」が流れ出すと、会場から一斉に手拍子が沸き起こり、すぐさま“Hey!”のコールが沸き上がる。その声を待って6人がステージに登場し、軽やかにダンスを披露。“Hey!”とポーズをキメるとメンバーは1曲目の立ち位置へ。すると察した観客から“お~!”といった声が上がって、Hey!Mommy!のワンマンライブがスタートした。

観客の期待を高めた1曲目は「7777777」。原明日香の“最高に楽しんで行きましょう!”の声をきっかけに会場はコールを叫び、一緒に歌い、そして“チョットダンス”を踊りまくる。ReNYは冒頭から熱狂的な空間へと変貌した。

そのまま「ICE PARTY」「もちぷる」とアップテンポかつキャッチーなナンバーを連発。6人は可愛らしさ全開で歌い踊ったかと思うと、コミカルな動きで観客を楽しませ、さらに激しいパフォーマンスも交えて会場を炊きつけていく。もちろん会場のコールとダンスもどんどんボルテージが上がっていった。

最初のMCタイムで改めて自己紹介。しかしながら、みんななんだか早口でまくし立てており、彼女たちもテンションが上がっているのが伝わってきた。ここで秋元悠里が注意事項を伝達。“ReNYはジャンプ禁止です!飛びたくなったらこのまま耐えてください!”とジャンプせず中腰で耐えるポーズで笑わせた。冗談かと思いきや、全員でジャンプしない振り付けを実演してみせて、「CANDY POP」へと雪崩れ込んでいった。

“Hey! Hey!”の大コールでスタートした「CANDY POP」は、実際にジャンプせずにパフォーマンス。観客も一緒にジャンプしないバージョンで踊っていたが、イレギュラーな展開を楽しんでいる様子だった。

「ご機嫌マミーはご機嫌ガール」は、ステージを広く使ってにぎやかにパフォーマンス。コミカルな動きと切れ味鋭いパフォーマンスを行き来しながら狂騒感を高めていく。「BEACH! BEACH!」は、バレーボールの動きを取り入れた振り付けを凛々しく力強くパフォーマンス。後半はそこに激しさも加わって見応えのある場面を作り出した。

ここでメンバーは一旦退場。すぐさま佐々木ひまわり、延松舞佳、秋元がマイクスタンドを抱えてステージに戻ってきた。そのまま3人で「LOVE ME DO DO」を、マイクスタンドを使ってパフォーマンス。ロックスターばりのマイクスタンドアクションを見せたり、佐々木が投げキスで会場から大歓声を巻き起こしたりと、これまでとは雰囲気を変えたパフォーマンスで楽しませてくれた。

続く「Tickey Luppy Doo」は作島藍、原、今丘葉月の3人バージョンで。3人は手に持った星型スティックをキラキラと光らせながら、ダイナミックかつセクシーなパフォーマンスで魅了。こちらもこれまでとは一味違うものだった。

再び全員揃って「Hey!Baby!」を楽しそうに歌い踊る。間奏では、秋元が“アキモ主催萌え台詞選手権”と絶叫し、メンバーが1人ずつチャレンジしていく。

秋元:
お帰りなさいませ、ご主人様!

作島:
藍にしときーな!

佐々木:
私が人魚姫だよ!

今丘:
手を繋いで一緒に帰ろ!

原:
ホントは、大好きだよ!

延松:
だっこして~!

可愛らしい仕草で台詞をキメる6人に会場は大いに沸いたのだが、今丘が“ちょっと待って!何かがおかしい!”と急に芝居がかった声を上げる。すると背後のスクリーンに映像が映し出され、何やら怪獣が火を噴き、街を破壊!そんな映像をバックに、6人は1人ずつヒーロー風のポーズをキメて、見応えのあるダンスを披露。そのまま「SUPER MOMMY GIRLS」へと雪崩れ込むと、激しいビートに煽られるように激しく大迫力のパフォーマンスをくり広げていく。会場もサイリウムを振り上げながら“Hands Up!”と大絶叫。最後は6人が“スーパーマミマミパ~ンチ!”と声を揃えてパンチをくり出して、映像の怪獣を撃破。どうやら6人と観客のパワーが勝利をつかんだようである。勝利の余韻に浸る間もなく「HELLO!! Hey!! WORLD!!」へとつなぎ、チョップをくり返すお馴染みの振り付けを全員で踊って一体感を高めていった。

2度目のMCで先ほどの映像は「SUPER MOMMY GIRLS」のMVを制作したチーム、音楽は作詞&作曲を手掛けたNNBS.がこの日のために作ってくれたものだということが明かされた。なかなかに凝った見応えのある演出だったと思う。そして、会場を上手と下手に分けてのコール&レスポンスへ。野太い声がReNYに響き渡った。この日は、ステージ前の下手にキッズエリアが設けられ、“ちびっこママ友(ママ友=Hey!Mommy!のファンの総称)”が一生懸命に6人を応援していたが(メンバーもキッズたちの前に来るたびに視線を送って応えていた)、キッズたちにもコール&レスポンスを振ると“いえ~!”と可愛らしい声が上がり、会場からは大きな拍手が送られた。

今丘の“ラストスパート、みんな踊るよ~!”の絶叫からの後半戦は、「Voyage!」「MAGNET」「ビスケットケース」と激しいダンスナンバーを連発。会場が狂乱のダンス大会を巻き起こすと、6人のパフォーマンスもさらに激しさを増していく。そんな6人に煽られて会場のコールもさらに激しさを増して、場内の熱狂が加速度的に高まっていった。ラストの「BOOOOOOON」では、6人が会場を煽りながら激しくも切れ味抜群のパフォーマンスで大熱演。大絶叫のコールと手がちぎれんばかりのクラップが響き渡り、最後は一斉に手を掲げ、フロアにはサイリウムが輝く。なんとも壮観なエンディングとなった。

アンコールを求める“Hey!Mommy!”のコールはキッズたちが扇動することに。子どもたちが大きな声で6人を呼ぶと、大人のママ友がそれに続く。キッズたちの頑張りで、本編にも勝るとも劣らない大きな声が6人を待ちわびた。

“ありがとう~!”の声とともにステージに戻ってきた6人は、告知や記念撮影を済ませて来年の豊洲PITへ向けての決意を語った。

佐々木:
豊洲PITはママ友がいるから挑戦できること。私たちは豊洲に向けて“飛ぶ~ん”で、一緒に“ぶーん”しましょう!

今丘:
私たちは豊洲PITでデビューして、その時にここでワンマンしよう、ここに帰ってこようっていう約束をしました。大きな挑戦だけど、絶対に成功させたいです。私はHey!Mommy!に自信を持っています。まだ知られていないっていう状況が悔しいけど、私たちを信じてついてきてくれたら嬉しいです。今日の勢いで豊洲に戻りたいです!

延松:
(槙田)紗子さんが“この世の中は努力は報われるようになっている”って言ってて……豊洲PITを満員にするってすごく大変なことだってわかっているけど、Hey!Mommy!は誰にも被らないグループで、みんながやっていないことをやっていると思っているので、私たちらしくやっていけば、絶対に報われる努力になると信じています(泣)。

作島:
毎日楽しくて、やりたいことがちょっとずつ叶えられている実感があります。まだまだ足りない部分はあるけど、ちょっとやそっとのことでは挫けなくなりました。みなさんの声援があれば、来年の豊洲PITも、その先もずっと突っ走っていけると思っています。これからも一緒に走って行ってください!

秋元:
私はHey!Mommy!でいられることが誇りです。私たちが目指すところは、とんでもなく高いし、もしかしたら、そこに到達するのは思った以上に時間がかかるのかもしれないけど、最後に笑うのはHey!Mommy!だと信じています。みなさん一緒に“ブーン”しましょう!

原:
ステージに立っているのはママ友さんのおかげだと、心の底から思っています。今日もSEで出てきた時に、みなさんがいてくれてすごく嬉しかったです。大きな愛と大きな声で応援してくださるママ友さんのためにも、豊洲PITを埋めたいし、埋めなくちゃいけないって思っています。最高の未来をみなさんと作りたいっていう気持ちでたくさんです。えっ、たくさんです!?日本語がわからなくなるくらい、みなさんと一緒なら私たちはできるって信じているので、これからも応援よろしくお願いします!

と、リーダーが挨拶をまとめて、アンコールは「BIRD TRIP」。ステージ前方に並んで伸びやかな歌声を聴かせた後は、再びの「SUPER MOMMY GIRLS」へ突入し、力の限りといった雰囲気で激しく歌い踊る。会場は大合唱とサイリウムを振り上げて応え、最後はまたもや一緒に踊りまくって90分に及んだこの日のライブを締めくくった。

すさまじいほどの運動量を誇るパフォーマンスは、毎回感心させられるほど大迫力で見応え十分。この日は、3人でパフォーマンスをするパートや映像を使った演出など、変化も加えて飽きさせない工夫も見事だった。そんな6人の熱演に応えて踊りまくり、声を出し続けるママ友も、これまた毎回ながら、本当にすごい。アンコールのあと、ステージを下りた6人だったが、ステージ袖から“ママ友大好き!”と絶叫。それは6人の偽らざる本心だろう。この日は来年の豊洲PITワンマンへ向けた決起集会的なライブだったが、6人とママ友たちが生み出す熱狂を豊洲の大会場で観たい、そんな気持ちにかられる熱いライブだった。

<Hey!Mommy!JET!! 〜とよすにぶーん〜>
2024年9月28日(土)
新宿ReNY
Overture
M1.7777777
M2.ICE PARTY
M3.もちぷる
MC
M4.CANDY POP
M5.ご機嫌マミーはご機嫌ガール
M6.BEACH! BEACH!
M7.LOVE ME DO DO
M8.Tickey Luppy Doo
M9.Hey!Baby!
M10.SUPER MOMMY GIRLS
M11.HELLO!! Hey!! WORLD!!
MC
M12.Voyage!
M13.MAGNET
M14.ビスケットケース
M15.BOOOOOOON

〜アンコール〜

En1.BIRD TRIP
En2.SUPER MOMMY GIRLS


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