<情報ツウには要注意!>「ウワサ広めるのって快感~」私の影響力!【第3話まんが:情報屋の気持ち】

10月6日(日) 19:10

【第1話】から読む。
前回からの続き。私の名前はリカ。2人の子どものママで、現在下の子が幼稚園年少です。私は生まれたときからずっとこの街に住んでいて、上の子・下の子共に幼稚園のPTAをやっているので、地域に知り合いが多いです。結果、いろいろな情報が耳に入ってきます。ママ生活がいかに充実したものになるかというのは、情報をいかにたくさんもっているかで決まると思っています。私がいろいろ教えてあげると、幼稚園のママたちがみんな喜んでくれるのがいい証拠。「情報屋」というポジションを得た私。周囲からも一目置かれて大切に扱われ、なかなかいい気分です。
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こういう話は憶測でふくらませて大げさに話すと、みんなすごーく喜びます。サービス精神のつもりでつい、私はペラペラとしゃべります。私の情報に影響を受けて、みんなが行動を変えるのが、なんとも言えず快感です。「私ってこんなに影響力があるんだ!」と思える瞬間が、たまりません。
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(あの2人って、きっとアカネさんとフユミさんのことだよね?こうやってディスるってことは、今までにもすっぽかされたことがあるのかも……!)私のなかでストーリーができあがりつつありました。
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知った情報は伝えるのが情報屋の仕事です。後日、私はアカネさんに声をかけました。
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実は、こんなグループ割れははじめてではありません。上の子が幼稚園に通っているときにも同じようなことがあり、「あの人が悪口言ってたよ」とそれぞれに伝えてあげたところ、ママ友グループのいくつかが崩壊しました。
そういうのを見るたびに、「情報屋として伝えてあげてよかった」と思うのです。もしかしたら「ママ友クラッシャー」なんて言う人もいるのかもしれませんが、薄っぺらいママ友の友情ごっこなんてなくて結構。
それにひと波乱あったほうが、おもしろいし盛り上がります。こうしてまた1つ、私の情報によって関係性が変わってしまったグループができたのでした。

【第4話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ脚本・大島さくら作画・春野さくら編集・塚田萌

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