銀座ホステスが明かす「モテない50代男性が初対面の女性に言いがちなこと」5選

銀座ホステス兼ライターとして活動中の筆者

銀座ホステスが明かす「モテない50代男性が初対面の女性に言いがちなこと」5選

10月6日(日) 15:52

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大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。大阪北新地には、ご来店くださったお客様にお土産を用意する文化がありますが、銀座では周年やバースデーなどのイベント期間中をのぞいては、特にお土産は用意されません。少し寂しいです。私はひとり暮らしや出張中の方には「朝ごはんにどうぞ」「おやつにどうぞ」と、ちょっとしたお土産を用意するのが好きです。

その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信させていただいております。

言わなくていいことを言わないだけで好感度はグッとあがる

今年も残すところ100日を切りましたね。ハロウィンにクリスマス、初詣と、これからはイベントごとが目白押しです。一緒に過ごす人をお探し中の方も多いのでは。

恋愛は第一印象が肝心。特にモテる女性は、声をかけられることが多いぶん、男性にはシビアになりがちです。初デートで「イケてない男性」の烙印をおされると敗者復活戦はなし。二度とチャンスは巡ってこないと思った方がいいでしょう。

ガッツいて余計なことを言っていませんか?あなたにとっては嬉しいことでも、お相手にとってはどうでしょう。言わなくてもいいことを言わないだけで好感度はグッとあがるものですよ。

そこで今回は「モテない中年男性が初対面の女性に言いがちなこと5選」を解説します。3つ以上当てはまったあなたは超重症。では、さっそく参りましょう。

その①容姿に関すること

私は身長が170㎝あるので、男性に限らず初対面の方には「背が高いですね!」と言われることが多いです。続けて「何かスポーツをしていたのですか?」とも。バレーやバスケなどしていたら良かったのですけれど、残念ながら万年帰宅部です。図書室で蝶や恐竜の図鑑を読んでいるのが好きでした。

すると「えー!もったいない!」という反応が返ってきます。もう慣れましたが、最初は「もったいないのかあ」と落ち込みました。

容姿に関するコメントは避けた方が無難です。ご自身では褒めているつもりでも、です。

例えば、初対面のおばさんからいきなり「タイプです!」と言われたらどう感じるのか想像してみましょう。嬉しくないどころか、少し怖いと思います。あなたはオダギリジョーでも高橋一生でもなく、彼女にとっては初対面のおじさんです。お忘れなく。

ご自身がされて嬉しくないことは、お相手にとっても同様なのだと心得ましょう。

その②他の女性の影をにおわせること

いますよね。キャバクラなどで、指名嬢をとっかえひっかえして「ほらほらボクがあの子のモノになってもいいの?」とアピールするおじさんが。かまってほしくてやってるのはわかりますが、正直逆効果です。

こういうおじさんには「もう……ヤキモチやいちゃうな」とでも言っておけば、翌週喜んで同伴してくれるので仕事としては楽ですが、同じことをプライベートでやられるとなると話は変わってきます。

初対面の女性に対してモテる男性アピールをしたくて「芸能人ともデートしてる」「この前は〇ちゃんとどこそこへ行った」「〇ちゃんとはラブホテルにも行った」と聞かれてもいないのにどうでもいい話をベラベラとしているそこのあなた。

他の女性の影をチラつかせることで、彼女の闘争心を煽ろうという魂胆でしょうが、全く効き目なしです。ヤキモチを焼いてもらうには、まず「この男性を失いたくない」と、お相手に思わせる必要があります。あなたはまだその段階にはいません。あと、鏡を見てください。

その③キワドい下ネタ

シンプルに下ネタは超不評です。好感度はダダ落ちすると思っていただいて、まず間違いないです。

例えば、オトナのサービスが受けられるお店に行った話なんて最悪です。皆さんの周囲ではそれが一般的なことだとしても、世間ではそういうお店を利用するのは「キモイおじさんのすること」なんだと心得てください。人に話すことではありません。もっとコソコソとやってください。

「夜は元気アピール」もダメです。そういう話は男同士でした方が楽しくないですか?少なくとも初対面の女性に話すことではありません。繰り返しますが、あなたはオダギリジョーでも高橋一生でもなく、ただの初対面のおじさんです。忘れないでください。

X(旧Twitter)などのSNSで、私生活の深い部分の話までおおっぴろに一般公開しちゃうのが当たり前になりすぎているせいか、TPOってもんを忘れちゃっていませんか?お気を確かに。

その④お説教

言わずもがなですが、初対面の女性に対してお説教なんてもってのほかです。お説教というのは、尊敬している人から受けてはじめて「そうか」と聞けるものです。それを初対面のどうでもいいおじさんに「だからお前はダメなんだ」なんて言われたら?想像してみてください。「何言ってんのこいつ」としか思いませんよ。

Xでも、見ず知らずの女性に手あたり次第お説教をして歩いているアカウントを目にしますが、どうせ西東京市あたりの外階段ぼろアパートにでも住んでるおじさんだろうと想像しています。南無。

他人の心配をしている暇があったら明日にでもハローワークに行ってください。健闘を祈ります。

その⑤求められていないアドバイス

「あなたを思ってあえて厳しいことを言うけれど……」と、求められてもいないのにアドバイスをしてはいけません。例えば、初対面の男性に対して愚痴をこぼす女性もそれはそれでどうなの?と思いますが、彼女が愚痴をこぼしたなら、黙って聞いてあげてください。

黙って聞いて「そうなんだ……辛かったのですね。話してくれてありがとう」とでも答えておけばOK。

「それは君にも非があるよ。改善した方がいいと思うよ」なんて絶対に言わないこと。正論であったとしても、です。もう1度言います。あなたは初対面のおじさんです。彼女の先輩でも指導者でもありません。

アドバイスというのは、基本的には求められるまではしてはいけないものです。関係が深まり、ゆくゆくは彼女から「こんなときはどうしたらいいかな?」とアドバイスを求められることもあるかもしれません。そのときまで待ちましょう。

それってあなたが嬉しいだけじゃない?

今回は「モテない中年男性が初対面の女性に言いがちなこと5選」を解説しました。自分が口にしたいことが、必ずしも相手にとって嬉しいことだと思わないことです。皆さんはオダギリジョーでも高橋一生でもなく、ただのおじさんです。

あと、これはおそらく若い女の子には当てはまらないので番外編になってしまうのですが、今年35歳の私にとっては「年齢を探る質問」は減点項目です。「35歳?じゃあまだギリギリ赤ちゃんは産めるね!よかったー」とか言われた日は、グーパンチを我慢して、ストゼロ飲みながら帰ってます。

<文/みずえちゃん>

【みずえちゃん】
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

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