ハリケーン「ヘレン」の被害復旧へ7億円超を寄付  オーガスタ・ナショナルGCが発表

グリーンジャケットを着て会見に臨むオーガスタ・ナショナルGCのフレッド・リドリー会長。そこで寄付を発表した(提供:AAC)

ハリケーン「ヘレン」の被害復旧へ7億円超を寄付 オーガスタ・ナショナルGCが発表

10月4日(金) 8:19

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 <アジア太平洋アマチュアゴルフ選手権初日◇2日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)◇7217ヤード・パー70>
 
3日、オーガスタ・ナショナルGCのフレッド・リドリー会長は、セントラル・サバンナ・リバー・エリア(CSRA)のコミュニティ財団と共同で、ハリケーン「ヘレン」・コミュニティ・クライシス基金に500万ドル(約7億2500万円)を寄付すると発表した。この寄付金は、オーガスタ全域で利用可能な必要不可欠なサービスへの早急なアクセスを提供することを目的としている。



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リドリー会長は日本で開催されている「アジア太平洋アマチュアゴルフ選手権」の会場、太平洋クラブ・御殿場コース(静岡県)で行われた主催者会見の席で、「カテゴリー4で風速60mを超える暴風だったハリケーン・ヘレンは、私の人生でこれまでみたことものないものだった」と話した。オーガスタ地域の被害で、リドリー会長の出発も遅れたという。

「数日間、電気や水、その他の必需品がない状態だった。このような自然災害が起きたときに何が起こりうるかということを本当に思い知らされた」と話し、マスターズ・トーナメントの舞台、オーガスタ・ナショナルGCも「地域と同様に大きな被害を受けている」と明かした。現在は復旧のために多くの人が動いており「必ず元通りになる」とし、来年4月10〜13日に開催されるマスターズが予定通り行われることに自信をみせた。

一方でそのマスターズへの招待選手にLIVゴルフの選手を加えるかに関しては、「シーズン最初のメジャーとして、プラスになる選手を探している」とし、2024年のホアキン・ニーマン(チリ)のように記録に基づいて招待をすることを明確にした。さらに「われわれは皆、ゴルフ界が再び一つになることを願っている」と、PGAツアーとLIVゴルフを支援するPIFとの統合へ前向きに話した。(文・武川玲子=米国在住)


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