クルド人という言葉はさまざまな報道で見たり読んだりするけれど、実際どんな歴史を持ち今どんな状況に苦しんでいるのか、知っていることは少ない。
そこでクルド人のルーツを持ち日本で育ってきた若者2人と、クルド人の実情について取材を続けるジャーナリスト、非正規滞在外国人などを支援するNPO職員を招き、4回にわたって話を聞くオンラインセミナーが、10月8、9、13、21日に開催される。
主催は、外国ルーツの子どもたちの日本語教室などを運営する認定NPO法人メタノイア(東京)。セミナーの定員は500人で、参加は無料。
それぞれの登壇者の話から、「クルド人」と一括りにした表現の先にいる一人一人の存在や人生に触れる機会。クルド人について知りたい、ヘイトや差別表現がまかり通っている現状をなんとかしたい、自分にできることは何だろう、と考えている人にぴったりのウェビナー。普段なかなか出会う機会のないクルド人たちの生の声を聞き、彼らの“現在地”を知ることができる貴重な機会だ。
申し込みは
Peatix
で受け付けている。各回の講演録画を後日アーカイブ視聴することも可能だが、その場合も申し込みが必要だ。
【関連記事】
・
【輪島の「食」を守りつなぐ作り手たち】(1)震災に屈せず、おいしい酒を、しょうゆを、再びここから
・
千葉商大が公開講座「遠藤隆吉と水戸学」の参加者募集9月6日、対面とオンラインで開催
・
業種を超えて“食の未来”を考える「食のサステナビリティフォーラム2024」第1回を開催
・
「高速道路特別体験会in高崎」参加者募集8月6日、NEXCO東日本関東支社
・
防災と砂糖のまち高知県・黒潮町で暮らす移住者たち