【第1話】から読む。
前回からの続き。私はミムラサユリ。正社員として15年間働いてきましたが、個人的な事情でパートへ転換しました。配属された店舗では新人として雑用からスタート。しかし3ヶ月後に入ってきたウダさんの方が重要な仕事を任されはじめ、私は退職を考えるようになりました。そんなとき私は正社員時代の上司と久々に会うことになり、近くのカフェへ。すると上司の隣に見たことのある顔が……。なんとそこには、先日店舗に巡回に来た本部長がいたのです。
本部長がわざわざ、ただの店舗パートである私に話を聞きたいと思っているとは驚きでした。私は仕事がステップアップできていないこと、ウダさんばかりが重用されて自分が雑用にとどめ置かれていることなどを打ち明けました。
本部長は巡回のときの私の様子を気にしてくれていたようです。けれど本部長にも気づかれてしまうほど、落ち込んだ顔を見せてしまっていたのかと思うと反省しかありません。本部長は言葉を続けます。「ミムラさんだけではなかったんですよ」
元上司も本部長も、私の話にじっくり耳を傾けてくれました。だからつい抑え込んでいた気持ちがあふれだし、積もり積もった思いをすべてさらけ出してしまいました。
私は客観的な判断ができていなかったし、まわりの雰囲気まで配慮できていませんでした。もっとうまい立ち回り方もあったのだと思います。退職を思い悩むだけでなにも前に進んでいないことにも気づかされたので、今後どう動くかのヒントを得ようと気持ちを切り替えたのでした。
【第6話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・rollingdell作画・マメ美編集・井伊テレ子
【関連記事】
<仕事の人間関係…ツラすぎ>コミュ強でも悩む?仕事で大事なこととは?気づきと反省【第6話まんが】
<仕事の人間関係…ツラすぎ>正社員歴15年⇒パートに!雑用からスタートだけど…?【第1話まんが】
<令和のモンスター新人>仕事はできない!プライドは高い!「指導が悪い」の言葉に絶句【前編まんが】