没後10年、丸の内TOEIで最後の高倉健特集初デジタル化10本、第二東映製作超レア作含む全19作上映!

没後10年、丸の内TOEIで最後の高倉健特集初デジタル化10本、第二東映製作超レア作含む全19作上映!

10月1日(火) 17:00

提供:
2014年11月10日に83歳で死去した俳優の高倉健さんの特集上映「没後10年 高倉健特集 銀幕での再会」が、11月7日から22日まで丸の内TOEIで開催される。

【フォトギャラリー】「没後10年 高倉健特集 銀幕での再会」上映作品場面写真

「東映ニューフェイス」2期生として、1956年1月29日公開「電光空手打ち」「流星空手打ち」の主演でデビューした高倉健。その後「日本俠客伝」「網走番外地」「昭和残俠伝」といったシリーズものの他、主演・助演問わず数多くの作品に出演。東映独立後も「幸福の黄色いハンカチ」や「野性の証明」「八甲田山」「南極物語」などの超大作、「ブラック・レイン」「ミスター・ベースボール」などのハリウッド映画も含め「あなたへ」を遺作に 205本の映画作品を遺した。

亡くなった直後に急遽開催された丸の内TOEIでの追悼上映会の開映直前には「よっ、健さん、待ってました!」と声があがり、終映後には客席からの大きな拍手が鳴りやまなかった。本特集は、高倉健没後10年企画として、これまでデジタル上映されなかった「花と嵐とギャング」「悪魔の手毬唄」「ジャコ萬と鉄」「狼と豚と人間」「山口組三代目」「現代任俠史」など10本の初デジタル上映作品を始め、鶴田浩二、藤純子の主演作品に客演した「脇役でも輝く健さん」作品、また東宝・松竹・KADOKAWA配給作品も含む珠玉の19作品がデジタル上映される。

この秋、高倉健さんの没後 10 年を機に、東京国際映画祭の特集上映、DVDソフトの発売、東映チャンネル、日本映画専門チャンネル、BS12などのCS、BS放送での特集放映、各種配信サービスでの配信、よみうりギャラリーでの没後10年展、文春ギャラリーの写真展など数々の企画や催しが予定されている。中でも来年の閉館が決まっている東映最後の直営館・丸の内TOEIのスクリーンでの「高倉健特集」は、これが最後の機会となる。

入場料金、各作品のタイムテーブル等、詳細は丸の内TOEIホームページ(https://toeitheaters.com/theaters/marunouchi/)で順次告知する。

▼上映作品一覧※公開日順、日付は封切り公開日

「花と嵐とギャング」1961年6月23日 監督:石井輝男 初デジタル化
「悪魔の手毬唄」 1961年11月15日 監督:渡辺邦男 初デジタル化
※高倉健が従来のイメージとは全く違う金田一耕助を演る。第二東映製作配給。

「人生劇場 飛車角」 1963年3月16日 監督:沢島忠 主演:鶴田浩二
「ジャコ萬と鉄」 1964年2月8日 監督:深作欣二 初デジタル化
「狼と豚と人間」 1964年8月26日 監督:深作欣二 初デジタル化
「網走番外地」 1965年4月18日 監督:石井輝男
「網走番外地 北海篇」1965年12月31日 監督:石井輝男 初デジタル化
「緋牡丹博徒」 1968年9月14日 監督:山下耕作 初デジタル化 主演:藤純子
「ごろつき」 1968年10月12日 監督:マキノ雅弘 初デジタル化※菅原文太共演
「日本俠客伝 花と龍」1969年5月31日 監督:マキノ雅弘 初デジタル化
「昭和残俠伝 死んで貰います」1970年9月22日 監督:マキノ雅弘
「山口組三代目」 1973年8月11日 監督:山下耕作 初デジタル化※菅原文太共演
「現代任俠史」 1973年10月27日 監督:石井輝男 初デジタル化
「新幹線大爆破」 1975年7月5日 監督:佐藤純彌
「幸福の黄色いハンカチ」1977年10月1日 監督:山田洋次 配給:松竹
「野性の証明」 1978年10月7日 監督:佐藤純彌 配給:KADOKAWA
「駅 STATION」 1981年11月7日 監督:降旗康男 配給:東宝
「夜叉」 1985年8月31日 監督:降旗康男 配給:東宝
「鉄道員(ぽっぽや)」 1999年6月5日 監督:降旗康男

【作品情報】
鉄道員(ぽっぽや)

【関連記事】
年末年始に見るべき高倉健さん出演作5本
「高倉健特集上映」第2弾決定!「日本侠客伝」「鯨と斗う男」がスクリーンに復活
北大路欣也、高倉健さんに導かれた「八甲田山」は「大きなエポックになった作品

(C)東映
映画.com

エンタメ 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ