多くの歌人に詠まれる“和歌の聖地”として人々を魅了してきた、和歌山県の
和歌の浦。絶景の宝庫として日本遺産に認定されたこの地に、724年に聖武天皇が行幸してから1300年が経つ。美しい景観に心うたれた天皇は当時、風致を守るため守戸を置いたのだそうだ。和歌の聖地としての歴史が始まって1300年を迎えたことを記念し、10月5日(土)~11月24日(土・祝)まで「和歌の聖地・和歌の浦 誕生千三百年記念大祭」(和歌山市)が開催される。
和歌山市立博物館では、記念特別展「聖武天皇と紀伊国」が開催されるほか、10月13日(日)には、冷泉家和歌会や第25回和歌の浦万葉薪能が、10月27(日)日には「聖武天皇行幸時代絵巻行列」(玉津島神社~片男波野外ステージ)が実施される。1300年前に平城京から玉津島へ向かった聖武天皇と貴族たち、そして有名歌人たちの行幸行列と、平安時代、江戸時代、未来へと続く時代絵巻を表現する行列だ。詳細は
公式ホームページに掲載している。
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