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前回からの続き。私はミサキ。夫のハルヒコ、小3の娘であるシズクと3人暮らしをしています。学校の避難訓練で来ていた地震体験車に乗ったことで、地震を怖がって行動がどんどん制限されていくシズク。なんとお友達にも地震の備えについて、話し続けているそうです。地震はもちろん怖いものですが、このままでは何もできなくなってしまいます。状況を変えなければと思った私は、ハルヒコにも現状を聞いてもらうことにしました。
地震は怖いものだけど……四六時中、地震のことばかり考えて生活しているシズクが心配です。早くもとのシズクに戻ってほしい……。私が本心を言うと、「うーん……」と何か考えるような声を出しました。
「自分だけでなくまわりを守ろうとするなんて立派なことじゃないか」という言葉に私はハッとしました。
翌日、シズクに地震の備えについて話してもらうことにしました。シズクは地震の話をするだけで、心配そうな顔をしています……。
シズクに地震が起きた際の避難場所や連絡方法について説明をしたり、実際に防災バッグを一緒に準備したりしてくれました。
震度5を体験して、危険ばかり探すようになってしまったシズク。地震が怖いのはわかりますが、これでは日常生活がどんどん制限されてしまいます。
友達関係にまで支障がでてきてしまったのでハルヒコに相談したところ、シズクと防災について話しあってくれました。避難場所や連絡方法など、私自身も勉強になることがたくさんありましたし、シズクの不安に寄り添えなかった自分を情けなく思ってしまいました。
それ以来少しずつもとに戻ってきたシズク。このまま平和な生活がいつまでも続くといいなと思います。
原案・ママスタコミュニティ脚本・motte作画・チル編集・横内みか
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