TOKYO FMグループの「ミュージックバード」でスタートした新番組『生島企画室presents「カモン!エヴリバディ」』。日本全国あらゆる分野で活躍する企業や人に登場していただき「ヒト・モノ・コト」を深掘りしていくインタビュー番組です。
9月28日(土)の放送では、パーソナリティの生島ヒロシと生島勇輝が親子で共演。ホソカワミクロン化粧品株式会社の社長・細川祐介さんをゲストに招き、ナノカプセルを採用した話題の歯磨き粉や、オーラルケアの重要性について伺いました。
(左から)ホソカワミクロン化粧品の細川祐介さん、生島ヒロシ、生島勇輝
◆ナノテクノロジーのリーディングカンパニーに注目!
生島(勇):ホソカワミクロンはどういった会社なのでしょうか?
細川:創業は大正5年で、今年で創業109年目となる老舗の会社です。大阪の枚方というところに本社があり、粉体技術と呼ばれるナノテクノロジーのパイオニアとして、東証プライム市場に上場しておりまして、現在は世界17ヵ国で展開しております。
ナノテクノロジーという分野では、世界トップクラスのリーディングカンパニーとして知られているナノテクノロジーの会社です。
生島:僕が最初にホソカワミクロンを知ったのは、まつ毛を長くする技術でしたね。ほら、細川社長の片方だけまつ毛が長いでしょう?
細川:そうなんです。片方だけにまつ毛美容液を使い続けていて、左右でどれぐらい差が出るのかを実験して、その商品のPRをしたこともありました(笑)。
生島:爪楊枝が何本乗るんでしたっけ?
細川:4本乗ります(笑)。それこそ生島さんのテレビにも出させていただきました。
生島:ナノテクノロジー技術の説明をされるときに、よく東京ドームをたとえにしますよね?
細川:そうなんです。毛穴の大きさに対して200万分の1サイズと言われているのが当社のナノカプセルです。200万分の1というのがわかりづらいと思うので、当社はよくたとえ話をするのですが、東京ドームを毛穴の大きさにたとえると、ナノカプセルは野球ボール1個分のサイズ感となります。
生島:小さいことで、美容液がどんどん浸透していくわけですよね。
細川:従来の技術ではなかなか届かなかった場所まで浸透させることを可能にしたナノカプセルを開発したのが、ホソカワミクロンです。
◆日本人の多くが歯周病を患っている?
生島:今回、ホソカワミクロンはナノテクノロジーを活かした歯磨き剤「ナノラル 薬用ホワイト&プロテクト」を作ったんですよね。
細川:今年の3月に発売されたばかりの新商品で、ナノカプセルをオーラルケアに応用したものです。たとえば育毛剤であれば、このカプセルのなかに育毛成分を入れてなかなか届かなかった場所、毛根にまでしっかり栄養を届けます。
それに対して、今回の歯磨き粉はカプセルのなかに殺菌成分を入れています。ナノカプセルがブラッシングだけでは届かないお口の隅々まで浸透して、口中を徹底殺菌することが可能となりました。
生島:素人考えですけど、虫歯とか歯周病対策にもよさそうですね。僕は局のラジオでゲストにいらしたドクターたちと話す機会があったりするんですけど、先生方は長寿を目指すには腸内環境を整えると同時に、お口のケアもしておくことが重要とおっしゃっていました。今、日本人って歯周病になる人の割合がどんどん増えているそうですね?
細川:そうですね。30代以上の3人に2人が歯周病に慢性的に罹っていると言われています。
生島(勇):ほとんどですね!
細川:テレビに出る機会も増えて、私自身も歯に悩んでいた時期がありました。オーラルケアも非常に大事ということで、それを解決するために開発したと言っても過言ではありません。「ナノラル 薬用ホワイト&プロテクト」は、当社のナノテクノロジーを応用した新発想のオーラルケアを実現します。
◆バイオフィルムの除去が歯周病ケアにつながる
生島:歯周病の原因菌は何ですか?
細川:バイオフィルムと呼ばれる口のなかの細菌ですね。これは固まってしまう習性がありまして、そうなるとなかなかブラッシングで取ることができません。
生島:いわゆる歯石とか歯垢ってやつですか?
細川:おっしゃる通りです。歯石はさらに固まってしまって石灰化したもので、一般的にプラーク(歯垢)と呼ばれるものは、細菌が固まってしまってバリアになってしまうんですね。そうすると殺菌成分を受け付けなくなってしまいます。
そこで着目したのがナノテクノロジーということで、バイオフィルムには表面に小孔があり、当社のナノカプセルならこの僅かな隙間をも通り抜け、浸透させることが可能になりました。
また、浸透したあと、カプセルが溶けて殺菌成分をバイオフィルムの内側から放出しますので、きれいにバイオフィルムを取り除くことができるということです。
生島:すごいですね。ホソカワミクロンは歯磨き粉に関しては歴史が浅いわけじゃないですか。何年も歯磨き剤を作ってきている老舗の会社は、ナノテクノロジーを用いた歯磨き剤って作っていないんですか?
細川:私が聞いたところでは、ナノカプセルを応用しているオーラルケアはあまり聞いたことがないですね。
◆歯周病を放置すると歯が抜けやすくなる!?
細川:歯周病は最終的に歯が抜けていくんですけども、60代になると加速度的に抜けていってしまうんですよね。
生島:確かに。フリーになってから、テレビ局で活躍していたプロデューサーとかと久しぶりに会うと、歯が抜けているんですよね。昔のテレビ、特にバブル全盛期の売れっ子プロデューサーとかは毎晩飲み会があったりお食事会があって、しかもタバコも吸うわけです。こういうことをずっとやっていると、結局60代70代になって次々と歯が抜けていくんですよね。
細川:歯は上下で28本あると言われていて、60代になると平均5本減り、23本になります。そこから80代になると8本から9本抜けてしまって、残りがたったの15本。これが日本人の歯の平均本数です。
生島(勇):半分ぐらいになってしまうんですね!
細川:歯は基本的には奥歯から抜けていきます。抜けると唾液の量が少なくなって、食事もおいしくなくなるんです。しかも、唾液の量が減ると殺菌力も弱まるので、悪循環となってどんどん歯が悪くなります。
◆定期的な口腔ケアで歯を守ろう
生島:僕は夜寝るときに、歯磨きのあと、口をゆすがないで寝るようにしているんですよ。お水で口をブクブクしないで、そのままの状態にしていてもいいんですよね?
細川:そうですね。口のなかにより留めていただくための歯磨き方法として推奨しているのが、生島さんがおっしゃったものです。
「ナノラル 薬用ホワイト&プロテクト」で磨いていただいたあとに、水ですすいで口中の歯磨き粉を全部きれいに出してしまうのではなく、少し口のなかに残った状態でお休みをしていただくと、ナノカプセルがよりとどまりますので、朝起きたときのぬめりがなくなります。
生島:歯垢とか歯石がつきやすいので、僕は1ヵ月から1ヵ月半ごとに歯科医に通っています。おかげさまで口腔ケアができているから、活舌が落ちません。「健康だね、若いね」って言われるのは、口腔ケアと良好な腸内環境、あとは身体を冷やさないことがつながっていると思います。
細川:確かに、食事や唾液などは口のなかを通って体内に運ばれていくので、口腔の入口が細菌で汚いと全身に及ぼす悪い影響もあるので、糖尿病ですとか高血圧などのリスクもありますね。
生島:芸能人は歯が命って言いますけど、日本人は本当に歯が命ですよね。
<番組概要>
番組名:生島企画室presents「カモン!エヴリバディ」
放送日時:毎週土曜日 17:30~17:55
パーソナリティ:生島ヒロシ、生島勇輝ほか
番組Webサイト:
https://musicbird.jp/cfm/timetable/comeon/