「デッドプール」シリーズのドーピンダー役で知られるカラン・ソーニが、アンドリュー・サンドラー監督の長編劇映画デビュー作「フェイド・トゥ・ブラック(原題)」の主役に抜てきされた。
ブリンク182、ジャスティン・ビーバー、マシン・ガン・ケリー、アリアナ・グランデなどのミュージックビデオを監督してきたサンドラー監督初の長編映画。ハリウッドの脚本家アミット(ソーニ)が、自身の脚本が話題になり映画化されるように、脚本に登場する架空の連続殺人犯による事件を現実のものにしていくというストーリー。野心と狂気、そしてエンターテインメント業界の残酷な現実を、ダークなコメディタッチに描く。ブランドン・コーエン執筆した脚本は、製作前の優秀脚本リスト“ブラックリスト”に選出されていた。
米バラエティによれば、共演は、カテリーナ・タネンバウム(「ベター・コール・ソウル」)、マックス・カーバー(「THE BATMAN ザ・バットマン」)、ラファエル・カザル(「ブラインドスポッティング」)、ギャビン・レザーウッド(「サブリナダーク・アドベンチャー」)、ジョセフ・リー(「search サーチ」)、ジョン・キャロル・リンチ(「シカゴ7裁判」)、ゾーシャ・マメット(「アンダー・ザ・シルバーレイク」)ら。10月からロサンゼルスで撮影が始まる予定だ。
サンドラー監督は「私の初めての長編劇映画のために、このような素晴らしいアーティストたちとコラボレーションできることに感激しています」とコメント。「ブランドンが作り上げた素晴らしい脚本に、アンサンブルのメンバーそれぞれが独自のセンスをこの世界に持ち込んでいる。仕事に取り掛かるのが待ちきれません」と意欲を語った。
ポール・スカンランとデビッド・バクスターは、クラフトマン・メディアのアンドリュー・カールバーグと共に、レギオン・Mを通じてプロデュースする。製作総指揮には、ランドール・アインホーン、ダニー・ハムイエ、ジェフ・アニソンが名を連ねる。
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Photo by Taylor Hill/WireImage/Getty Images