私はミサキ。夫のハルヒコ、小3の娘であるシズクと3人で暮らしています。シズクは昔から好奇心旺盛で元気いっぱいな女の子。少し無鉄砲なところに手を焼いていた時期もあったくらいです。
ある日のこと、シズクが通う学校で避難訓練があり、地震体験車がやってました。事前にシズクが「乗ってみたい」というので、私も同意し、震度5の地震をはじめて体験することになりました。いい経験になったと思っていたのですが……それからというもの、地震をものすごく恐れるようになってしまいました。
しかしその日帰宅したシズクは、今までに見たことがないような、真剣なトーンで話しかけてきました。
帰宅後、私にまっすぐな目で「地震ってね、すっごく怖いんだよ!」と話したシズク。私はやや圧倒されながら、シズクの話を続けて聞きました。
地震の怖さについて理解を深めて帰ってきたシズク。元気いっぱいの子なので、日頃から地震に備えておくことの大切さを身をもって理解してくれてよかったなと思いました。
私はシズクに「先生の言う通り、備えておくことは大切なことだよね」と、話しました。学校で貴重な体験ができたと思いました。
通っている学校で避難訓練があり、お友達と地震体験車に乗ったシズク。そこで震度5の地震を体験したようです。そのあまりに衝撃的な経験に、シズクは地震には備えが必要だと身をもって学んだそうです。
私も最初は、「シズクは元気いっぱいでまわりが見えなくなるところがあるし、いい経験になったな」と思っていました。しかしシズクの「備え」は、この後困った方向へすすんでいってしまったのでした。
【中編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・motte作画・チル編集・横内みか
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