◆【土佐の美食と美酒に出会う】高知のアンテナショップ「まるごと高知」（銀座）

地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分！東京の銀座にある高知県のアンテナショップ「まるごと高知」は、高知県のヒト、モノ、コトの発信拠点。1階の物販フロアでは、産地直送の野菜をはじめ、海産物やお菓子、柚子アイテムなどを販売。地下1階には、約300銘柄を揃える地酒売り場があり、立ち飲みスペースも。2階には土佐料理が楽しめるダイニングを完備。店内で藁焼きするレアなカツオのたたきは絶品なのでぜひ味わって！


◆アンテナショップのスタッフに聞く、「まるごと高知」のここがスゴイ

写真上／高知野菜や菓子、加工品など約1500種類の食品が並ぶ、左下／柚子をはじめ、生姜や土佐文旦を使ったぽん酢が盛りだくさん、右下／塩、ニンニク、香ばしさまで再現した「姫かつおスティック 塩たたき風味」（1本248円）
特産品のカツオや柚子を使った商品が充実
物産品を中心に、文化や観光情報など、高知の魅力を3フロアで発信する「まるごと高知」。1階の物販フロアには、青果やお菓子、調味料など特産品がずらりと並ぶ。

「高知の名物のカツオのたたきを、ワンハンドで丸かじりできる商品として売れ筋なのが、高知県産の宗田カツオを使用した『姫かつおスティック』。高知限定の塩たたき風味のほか、柚子やレモン味など7種類を揃えています。

魚のうま味が詰まったプリプリ食感の『土佐のちくわ』（3本入り205円）は、不動の人気。高知ではちくわの穴にキュウリを丸ごと1本入れて、輪切りにして味わう習慣があるので、ちくわの穴が大き目なんです。

生産量が日本一の柚子にも注目を。当店では、柚子を使った調味料を約25種類取り扱っています。多数ある柚子ぽん酢の中で迷ったら、土佐れいほく産の実生柚子の果汁を手絞りでブレンドした『ゆず香るぽん酢』（300ml 756円）を試してみてください。

高知県民のおなじみが『万能たれ なきみそ』（680円）です。「なきみそ」は、高知県西部の方言で、“よく泣く”という意味。泣くほどおいしい万能たれで、焼肉はもちろん、サラダやチンしたキャベツにかけてもパクパクいただけます。

また、食品の試食販売や鮎と土佐酒のマリアージュなど、随時イベントも行っていますので、SNSをご覧ください」（店長・佐々木誠さん）


◆「まるごと高知」に行くべき3つの魅力

トマトや小松菜、生姜など産地直送の野菜が並ぶ
【1】産地直送の野菜や果物が豊富に揃う
83.4％と、日本一の森林面積割合を誇る高知県は農業が盛んで、ナス、ニラ、生姜、シシトウ、柚子や文旦の生産量が日本一。店内には日曜を除く毎日、高知県の直売所から届いた新鮮な青果が並ぶ。

春は県内に自生するイタドリなどの山菜、初夏には爽やかな酸味と上品な甘みが特徴の土佐小夏（日向夏）、秋はシャキシャキっとした歯ごたえに、芳醇な香り、甘い果汁が魅力の新高梨など、都内ではなかなかお目にかかれない野菜や果物にも出会える。



ランチはご飯と味噌汁が付く「藁焼きカツオのたたき御膳」（1600円）。夜は「藁焼きカツオの塩たたき・湯柚子ポン酢（3切れ～）（1300円～）を提供
【2】土佐ダイニングで名物・藁焼きカツオのたたきを
土佐料理を提供する2階のレストラン「TOSA DINING おきゃく」で、ぜひ味わいたいのが、新鮮なカツオを店内の厨房で藁を使い焼き上げる「藁焼きカツオのたたき」。強火で一気に炙るため、外はパリッと香ばしく、中はレアでもちもち食感。さっぱりとして身が締まった「初ガツオ」、脂ののった「戻りガツオ」など、時期により味わいが異なるカツオを柚子ボン酢でいただいて。うま味たっぷりでやわらかなブランド豚「四万十豚」が堪能できる、「四万十ポーク米豚の生姜焼き御膳」（1600円）もおすすめ。



日本酒をメインに、焼酎やワインなど約300の銘柄が揃う
【3】地下1階の「とさ蔵」では利き酒もできる
地下1階の「とさ蔵」には、18酒蔵の日本酒が勢揃い。坂本竜馬とゆかりのある、切れ味抜群の「超辛口純米 船中八策」（300ml 700円）や、香り高くフルーティな味わいの「純米吟醸生原酒CEL-24」（720ml 1942円）など人気銘柄をはじめ、県外には出回らない希少銘柄や数量限定品も登場する。

立ち飲みスペースでは、「ためし酒」（お猪口一杯200円～）が可能で、高知出身の酒場詩人・吉田類さんがセレクトする、月替わりの「3種飲み比べセット」（1000円）も必見。


◆お土産に！「まるごと高知」の売れ筋商品ベスト3

「万能おかず生姜」（130g 356円）
【1位】四国健商「万能おかず生姜」
生姜の生産量日本一の高知県で、ごはんのお供といえばコレ。高知県産の生姜を細かく刻み、醤油や米黒酢などで漬け込んだ万能惣菜。生姜焼きやチャーハン、卵焼きなど混ぜるなど幅広い料理に、パパッと使えておいしい、冷蔵庫の必需品！



「塩けんぴ」（105g 228円）
【2位】澁谷食品「塩けんぴ」
高知県民の定番おやつ、芋けんぴ。こちらは、国内の契約農家で栽培されたサツマイモを、高知県室戸海洋深層水で仕込んだ糖蜜で味付けしたもの。サツマイモ本来の甘さとまろやかな塩のうまみが絶妙に合う。細めにカットされているので食べやすく、後を引くおいしさ。



「ごっくん馬路村（アルミ缶タイプ）」（180ml 143円）
【3位】馬路村農業協「ごっくん馬路村（アルミ缶タイプ）」
高知県民なら誰もが知る、柚子・ハチミツ・水だけで作った、36年以上のベストセラー。柚子の爽やかな香りと酸味に、ハチミツの甘みが合わさった柚子ドリンクは、さっぱりとして後味すっきり。180mlという小ぶりなサイズも人気の理由だ。


◆読者が選んだイチオシグルメ

「まじめミレービスケット」（120g 204円）
【高知県・高知市】 野村煎豆加工店の「まじめミレービスケット」
「まるごと高知」でも10数種類が並ぶ、「ミレービスケット」シリーズの元祖で、不動の人気No.1。天日塩を使用したひと口サイズのビスケットは、ほんのり甘くて、ほんのりしょっぱい味がやみつきに。
読者の口コミ情報
「サクサクしていて食べだすととまらなくなる」（ふーちゃんさん）
「高知の友達のお土産で知った。いろいろな味があっておいしい」（あんずさん）
「素朴で懐かしい味がして後を引くおいしさでした」（anemoneさん）
「地味で、他にも似たような商品がありそうなビスケットだが、軽くサクサクで手軽に食べられ大変おいしい。小袋やもっと大きいサイズなど販売形態もいろいろあるのが楽しい」（kozyさん）





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