女優の菊地凛子が25日、都内で開催された「第37回東京国際映画祭 ラインナップ発表記者会見」に、大九明子監督、吉田大八監督、片山慎三監督、入江悠監督と共に出席。菊地が、フェスティバル・ナビゲーターに就任した思いを語った。
【写真】美しいドレスで登場した菊地凛子
今年のフェスティバル・ナビゲーターに就任した菊地は「このような日本を代表する国際映画祭の大役なので、私で務まるかと不安はありましたけれど、光栄です」とあいさつ。
さらに、映画祭の魅力について「私も色んな作品で映画祭に参加する時は、皆さんに応援してもらっているというか、ご褒美をもらったような気持ちになる。自分が信じてスタッフの皆さんと作り上げた作品を持ってその場所に立つということは、本当になんとも言えない感動がある」と語った。
また、菊地にとって映画とは何かと問われると「5分くらい考えてしまいそう(笑)」と笑いつつ、「映画を観て育ってきて、映画の中で色んなことを学び、主人公と同じく傷ついたりした」と吐露。そして「でも映画を観終わって映画館を出る頃には『明日も頑張ろう』というような、目の前にある一つ一つのことを、映画を見てその世界で旅することによって、自分も一緒に旅をして、同じ喜びとか痛みを味わって、その人の人生を持って帰れるような気がする」と口にした。
加えて「自分は映画に色んなことを学び、そして自分が映画に出演することで、それを返せていけているような気がする。そういう意味では、自分にとっては何よりも大切な大切な宝物だと思っています」と映画への思い入れの強さを伝えていた。
第37回東京国際映画祭は、10月28日~11月6日に東京の日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。
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