154センチのドラコン女王・鈴木真緒は「振り子」をイメージして右手のヒラで加速させる!

振り子をイメージして軸をキープしながら、切り返しの一瞬だけ右手で押してヘッドを加速させる(撮影:相田克己)

154センチのドラコン女王・鈴木真緒は「振り子」をイメージして右手のヒラで加速させる!

9月13日(金) 7:56

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マイナビネクストヒロインゴルフツアーに参戦しながら、ドラコンプロとしても活躍する鈴木真緒。身長154センチと小柄ながら、小学生の頃に憧れたという横峯さくらばりの大きなスイングで、日本プロドラコン協会(JPDA)の公式大会では52キロ以下と無差別級の2階級を制覇している。最長飛距離は315ヤードという鈴木に飛ばしのコツを聞いた。



ダイナミックなのに軸がブレない!鈴木真緒の圧巻ドライバーを連続写真でチェック




私は高校と大学でライフセービングをやっていたので体は鍛えていましたが、ゴルフではパワーではなくスピードを出さないと飛びません。力を入れると減速してしまうので、ドラコン競技を始めてからは脱力することを一番意識しています。

スイング軌道のイメージは振り子です。振り子の頂点で右手のヒラを使ってクラブを押し返したら、あとは惰性で振ることでヘッドは加速します。力を入れるのは切り返しの瞬間だけ。ブランコとかアメリカンクラッカーに近い動きですね。

振り子のスイングで気を付けないといけないのは軸を動かさないこと。左右の体重移動を抑えて、1軸で打たないと安定した振り子軌道にはなりません。ライフセービングをやっていたことは軸、体幹を安定させることに役立っていると思います。

■鈴木真緒
すずき・まお/1999年生まれ、東京都出身。小学校でゴルフをしていたが、中学は陸上部、高校と大学はライフセービング部に所属。大学3年でゴルフを再開すると昨年は「第1回ドラコンプロタイトルマッチ」の52kg級、無差別級で優勝。マイナビネクストヒロインツアーにも参戦している。

◇◇◇

●世界屈指の飛ばし屋、カナダのブルック・ヘンダーソンはオーバースイングからの深いタメが特徴的。関連記事の【ブルック・ヘンダーソンは指10本で握ってない!?“フトン叩き”の動きで効率的に飛ばす】では、プロコーチのプロコーチの森守洋氏が、その腕の使い方について解説している。


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